年齢を重ねるほど、筋力や体力、柔軟性など、身体的なパフォーマンスにはどうしても変化が現れるものですよね。
Embed from Getty Imagesこの記事を書いているワタクシ:TRUEMANもマレーやジョコビッチ、フォニーニなどと同じ1987年生まれ。
しっかりオジサンの域に片足(?)を突っ込み始めている年齢となってきました。
でも周りから『アイツのラケット、超飛ぶ楽チンモデルやん!』みたいな目で見られるのは嫌っ!
そうなんです・・・単純に楽なだけなラケットは周囲の視線も気になるし、何より自分の心がそこに流れるのを良しとすることが出来ないのです!笑
今回はそんな状況を打破出来るかもしれないオススメのラケットを5本紹介していきます!
・適度なアシストがあって扱いやすい
・重すぎず後半になってもつらくなりすぎない
・楽チンラケットを使ってるとは思われないもの!
・感覚的にコントロールがしやすい
これらの要素をしっかりと満たせるものをピックアップしました!
ぜひ参考にしてみて下さいね!
No.5 DIADEM NOVA100
アシスト感
扱いやすさ
玄人っぽさ
自分のスイングのイメージをボールに反映しやすい中厚ラケット
Max24mm厚のラウンド形状のフレームを持つNOVA100ですが、意外と弾きは抑えめである程度自分から振っていくことが求められます。
その分、自分のスイングやイメージをボールに反映させやすいのが大きなメリットになっています。
最大球威で打ち合うよりも、うまく緩急をつけたり、タッチショットで揺さぶったりと、いろんな引き出しを開けて戦うスマートなテニスと相性よしです!
玄人向けなデザイン+こだわりのブランドイメージ
黒ベースにティール色が差し色として使われているシンプルなデザインも好印象。
派手に飾りすぎない、落ち着いた印象を与えることが出来るラケットに仕上がっています。
DIADEMというブランド自体も、こだわりの詰まったラケットを作る新興ブランドという感じで、全体的に玄人向けな”渋め”のチョイスですね!
No.4 Prince BEAST DB100
アシスト感
扱いやすさ
塗装の質感
感覚的にコントロールしやすいパワフルラケット
DB=ダブルブリッジが道西されたことで、非常にフィーリングが良くなっている新型BEAST DB100。
インパクトでの乗りを感じられるため、コントロール出来る安心感が強まっているだけでなく、減衰性の高さもしっかり感じる事が出来ます。
パワフルな黄金スペックはゆったりと振った時にボールがバラツキやすくなるモデルが少なくないのですが、このビーストDB100はゆったりなスイングスピードでも感覚的にボールがコントロールしやすくなっているのが注目ポイント。
速めのサーブで相手を押し込み、ゆったり丁寧なボレーをオープンコートにコントロールする・・・そんなプレーも非常にしやすくなっています。
懐かしのDB+質感の高いグロス仕上げの塗装
2000年代までは多くのモデルに採用されていたダブルブリッジが久々に復活。
懐かしさ、親しみを覚えた紳士の方々もいらっしゃったことでしょう。
ポリがメジャーになった今だからこそ、改めてDBの良さが体感しやすくなったというのは面白いですよね。
またこの新型BEASTは塗装のクオリティも非常にGOOD。
マット仕上げのモデルが多いなか、グロスのテカテカした輝きは素晴らしいの一言。
No.3 YONEX VCORE PRO100
アシスト感
扱いやすさ
競技者っぽさ
柔らかい打球感+飛距離で扱いにくさを克服!
今回のモデルチェンジで過去最大級の変化があったブイコアプロ100。
フレーム厚、シャフト形状+長さ、ストリングのピッチ、グロメットホールの直径・・・数字だけでは分からない部分も大きく変更が加えられています。
その結果、打球感は柔らかくなりつつも、弾道の上げやすさ+ストリングの動きなどで飛距離も出しやすくなっているのが特徴。
厚い当たりのハードヒットはもちろん、ボールの食いつきを利用したスピン系ショットも非常に有効活用しやすくなっています。
2021年上半期の大注目モデルがCX400TOURなら、下半期は間違いなくこのVCORE PRO100でしょう。
大ベテラン:松井選手も使用中のVCP100!
このモデルの注目度を飛躍的に向上させたのはこちらの動画でしょう!
松井俊英選手が登場+VCP100を使用しているというのを聞いて、「97よりも100かも!」って思った人が相当数いたんじゃないでしょうか。
意外と中途半端なスイングだとボールが伸びにくい部分はあったりはするので、“アシスト感は増えているけどそれほど楽は出来ない”っていう感触に仕上がったラケットだと思います。
間違いなく競技者向けのラケットですし、このラケットを手にしたら「筋トレも始めようかな?」っていう気持ちになるかもしれませんね!
No.2 Babolat PURE STRIKE 100(TEAM)
アシスト感
扱いやすさ
競技者っぽさ
パワーとバラツキにくさに貢献する山型ウーファー
2019年モデルからはRA72とカッチリしたフレームに調整されているピュアストライク100。
そのためパワーアシストはしっかり感じられるのですが、ボールの食いつき感や弾道の調整しやすさも持っているのが特徴と言えます。
それを支えるのが山型のウーファーグロメットと、楕円形フレーム。
他モデルではすでに廃止されている山型(もっこり?)ウーファーが、インパクト時に変形することでマイルドさや食いつき、パワーなどをアシストしてくれます。
また楕円形フレームはしなりやねじれはしっかり抑えつつもたわみが感じやすく、ピュアドライブとは一味違ったフィーリングに仕上がっています。
ストイックなイメージを醸しだすピュアストシリーズ
Embed from Getty ImagesATPでピュアストライクシリーズ(※ラケットのコスメ)を使用しているティエムやノリーは、真面目でストイックな雰囲気を持った選手。
ピュアストライクというラケットも、あまりチャラチャラしていない、割と硬派なイメージのあるシリーズになっています。
しっかり練習して、しっかり全力を出しきる・・・ストイックな雰囲気を醸し出せる(かもしれない)ピュアストライク、おすすめです。
No.1 DUNLOP CX400
アシスト感
扱いやすさ
バレなさ
弾きの良さによるパワー+抜群の操作性・振りやすさ
CX400はボックス系ではあるものの、RA71と高めで非常に弾きの良いパワフルなボールの飛びが魅力。
ラケット自体がパワーを持っているのでプレイヤー側が無理に振り回す・頑張る必要がなく、プレーが非常に快適に行えるのが大きなメリットになります。
285g/330mmの設計はビュンビュン振り回す事が出来ますし、後半になっても振り切れるというのもありがたいポイント。
そのスイングスピードの上げやすさによって、300g超クラスのラケットにも負けないスピードボールが打てるかも!
全スペックが共通デザインなのもGOOD
そしてこのCXシリーズは200系も400系もデザインが共通になったのも嬉しいところ。
ぱっと見でどのモデルか・・・は、判別が出来ません。笑
一番パワフルなCX400でも、一番人気のCX400TOURでも、パッと見た感じは同じですから、『一番楽なの使ってるな!』っていう視線や邪推からも解放されるはずです。