01-ラケットインプレ

佐藤翔吾選手とペアを組んでダブルスをしてきました。Blackout285使用

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Tipto部内戦:佐藤翔吾選手と即席ペアでプレー

男子ダブルス

先日行われたのがTipto(ティプト)主催の部内戦。

以前のTipto部内練習でシングルス勝負をしてもらった佐藤翔吾選手と即席ペアを組んでプレーすることとなりました。

シングルスとは違ってダブルスは得意じゃないと弱気な発言をしていた翔吾さん。

そして僕自身、最近はシングルスの割合が多くなっていたのでダブルスの動きには若干の不安がある中での試合でした。

相手のハードヒットにどう対処するか?

今回の対戦相手は、地道な筋トレ(および推し活)によって見違えるようなバルクを手に入れたやらおじ、そしてテニスコート界のゆるキャラ:たうてに君の魂こと中村さん。

二人ともガンガン打ってくるタイプなので、火力という点で考えると確実に向こうが上

シングルスなら翔吾さんの沼作戦で鎮火させられるとは思うものの、火力2倍になるダブルスだとそう簡単にはいかなそうな予感。

各プレイヤーの使用ラケット

翔吾さん:ウルトラ108 v4
アドブロ:ブラックアウト285
やらおじ:スピードプロ(2022)
中村さん:イーゾーン98(2022)

ラケットのカテゴリーがみんな違っていますが、やはりガッツリ打つ向こう二人の方がハードめなスペックのものを選んでいますね。

各ゲームの流れをアドブロ視点で振り返る

ダブルスの様子はこちらの動画で公開しております!

僕アドブロの視点から、この試合を振り返っていきたいと思います。

0-0:立ち上がりから相手の猛攻に晒される

佐藤翔吾選手との男子ダブルス

第1ゲームは相談した結果、「できればボレーしたくない」っていうことで翔吾さんサーブから始めることに。

立ち上がりから相手はリターンを強打。

翔吾さんは基本ステイバックしていたものの、前衛(僕)へのアタックも多く陣形を崩される場面が。

30-40のピンチに追い込まれると、やらおじの爆裂ストレートリターンに反応出来ずいきなり被ブレーク。

0-1:ビッグサーブ&ボレーが炸裂し焼かれそうな予感

佐藤翔吾選手との男子ダブルス

第2ゲームはやらおじのサービスゲーム。

先ほどのゲームの勢いそのままに、強烈なサーブと強烈なボレーで躊躇なく攻められてしまいました。

特に上の写真の場面、翔吾さんの低めのセンターリターンをヘッドだけ返すようにしてストレート側に切り替えたボレーには全く対応出来ず。

このゲームは1本勝負まで食らいつき、翔吾さんのリターンを選択。

しかしここでもやらおじのビッグサーブで得点され0-2に。

言葉にはしなかったものの「まじでベーグル焼かれるかもしれない・・・」と、僕も翔吾さんも流れがまずいことは感じていました。

0-2:連続の1本勝負!

佐藤翔吾選手との男子ダブルス

迎えたアドブロのサービスゲーム。

実戦での使用時間が極めて少ないブラックアウトでしたが、EZONE98L以上にスピンサーブが精度良く打ち込めたのはうれしい誤算。

とにかく相手は強打でポイントを重ねていたため、少しリズムを遅らせてタイミングを外すこと+少しでもリターンの確率が落ちるコースを探す気持ちでプレーしていました。

このゲームも1本勝負になりましたが、中村さんのバックを狙うスピンサーブがしっかり入ってリターンミスを誘発。

これどうにか1-2、1ブレークダウンの状態にすることができました。

1-2:魂のビッグサーブをなんとかブレークバック

佐藤翔吾選手との男子ダブルス

つづく第4ゲームは中村さんのサービスゲーム。

とにかく色んな意味で魂のこもったサーブで、センターへの見事なエースも披露。

自分としてはとにかく2ndになった時には積極的に打ち込むことを意識してプレー。

ここにきて相手のアンフォースドエラーが立て続けに出て、ブレークに成功。

ようやくイーブンの状態に立て直しすることが出来ました。

2-2:少しペースを抑え始めたことで展開が好転

サーブ2巡目に入り、翔吾さんのサーブもあえて緩く相手のバックを狙うような配球へチェンジ。

これによって相手の前のめり気味のリターンがミスになり、スムーズなキープに成功。

相手の火力が凄い時、あえてペースを落としていい気分でプレーさせないのも大事。

3-2:またしてもビッグサーブに押し切られる

初めてリードを奪ったことで、心理的にだいぶ楽になった状態で迎えたこのゲーム。

ミスは出ているもののそれでも攻撃の手を緩めないのが凄いところ。

30-30の場面ではセカンドでワイドのサービスエース・・・という強気なプレーでポイントを取られてしまいました。

3-3:徹底的にバックを狙ってリターンミス誘発

迎えた3-3でアドブロのサービスゲーム。

デュースサイドの中村さんには徹底してバックハンド狙いのスピン、やらおじに対しては敢えてボディ~フォア寄り狙いが上手くいきスムーズにキープ。

ブラックアウトでのサーブ精度は未知数でしたが、このゲームあたりでほぼ確実にコントロール出来る感覚が出てきました。

4-3:違う展開を試みるも相手も手堅くプレー

出来るだけ早くブレークしたいこちらとしては、少しでも相手が焦るような状況を作り出したいところ。

そういった気持ちの焦りもあってか僕がボレーミス、さらに40-15で甘いストレートリターンを打ってしまい簡単にボレーで決められキープされる。

膠着しつつある中で、どちらがもう一押しできるのか?という雰囲気になってきました。

4-4:前衛として決めきれずカウンター食らう場面も

サービス3巡目に入り、ここでも狙いは焦らず相手のバックハンド側。

このゲームでもサーブは効果的で相手のリターンミスを誘発。

中村さんの「魂」のスマッシュカウンターが決まり40-30という嫌な流れになりましたが、最後はこの日初めてトップスピンロブが決まって何とかキープに成功。

5-4:スーパーボレーを止められずキープを許す

ここをブレークすれば勝利になる状況でしたが、やらおじのサーブに対しスライスロブリターンが制御出来ず失点。

再びS&Vからのストレートも決められ、決着をつけることはできず。

5-5:重要局面をサーブ4本で確実にキープ

5-5でアドブロサーブと、これまでの自分だったらここでメンタルが崩れて弱気のプレーでやらかす流れでしたが・・・ここ最近の強者たちとの対戦のおかげか落ち着いて対応出来ました。

球速は必要ないのでプレースメントと回転量を意識したスピンサーブを1stから使用し、相手のリターンミスを引き出すことに成功。

あとで見返してからようやく気付いたんですが、この試合では1stサーブが相当高い確率で入っていました。(たぶん2ndは3ゲームで2,3本しか打ってないかも)

ブラックアウトがメイン機に昇格か?

6-5:Iフォーメーションなどが決まりDeciding Pointへ

この最終局面、お互いにこれまでとは違うプレーを積極的に採用。

僕はデュースサイドからストレートリターン、やらおじ・中村ペアもアドサイドではIフォーメーションを使用。

特にIフォーメーションはバッチリ決まって、翔吾さんのリターンを2本続けてシャットアウト。

しかし40-15の場面からこちらのペアも奮闘し、翔吾さんのレアな(?)ポーチっぽいボレーなどで得点。

やらおじも普段なら絶対しないようなボレー空振りが出て40-40へ。

ここではポイント獲得率を鑑みてアドブロリターンをチョイス。

無理しないロブリターンからクロスラリー、最終的には中村さんのストレート気味のボールを翔吾さんがボレーで仕留めてゲームセット。

7-5:翔吾・アドブロペアが勝利をもぎ取る

最終的に7-5で翔吾・アドブロペアがなんとか勝利をもぎ取ることに成功。

試合前の予想通り相手の超火力に晒されながらも、粘り強く着実な戦いが出来たことに対してはすごくうれしかったですね。

ピリつくような緊張感を4人で楽しみつつ真剣に勝負出来た、凄く濃密なダブルス戦だったと思います。

YouTube的にも撮れ高がゲット出来たので非常にありがたかったです。笑

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