・110/115平方インチのハイパワー
・ダンロップらしいマイルド打感
・コンパクトに打って飛ばせるアシスト
・振っても打てるLX800
・当てて押せるLX1000
ベテランプレイヤーに長年愛されているハイパワーラケットである『DUNLOP LX1000』と『DUNLOP LX800』をインプレッション!
(たぶん当ブログでは初めて)
この記事では『DUNLOP LX800/LX1000』を徹底的に解説させて頂きます!
ダンロップ LX800 / LX1000
大きなフェイスサイズが生み出すパワーや快適さから”魔法系ラケット”と称されるダンロップLX800とLX1000をインプレ。
LX800 / LX1000のスペック/仕様
モデル名 | LX800 | LX1000 |
ヘッド サイズ | 110 | 115 |
重さ | 255g | 255g |
バランス | 355mm | 360mm |
スイング ウェイト | – | – |
厚さ | 26~27 | 26~28 |
フレックス | 77 | 77 |
ストリング パターン | 16×18 | 16×18 |
長さ | 27.5 | 27.5 |
グリップ サイズ | 1,2 | 1,2 |
価格 | 税込 38,500円 | 税込 39,600円 |
発売日 | 2021年 7月 | 2021年 7月 |
LX800 / LX1000の特徴
フラット系ショットの決定力を高めたいプレーヤーに。
強靱な面剛性により、インパクト時のパワーロスや面ブレを大幅に抑制。
https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/lx800.html
「フレックスタッチレジン」の採用により、弾けるような飛び性能はそのままに、ボールへの喰いつきを向上し、よりマイルドな打球感を実現。
圧倒的な飛びを求めるダブルス中心のプレーヤーに。
デュアルブリッジ・ラケットならではの驚異的な飛びと優れた振動吸収性を実現。
https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/lx1000.html
「フレックスタッチレジン」の採用により、卓越した反発性能を維持しながら、喰いつきに優れ、より柔らかでマイルドな打球感を実現。
LX800 / LX1000をインプレ!
モデル | LX800 | LX1000 |
ストローク | 1 | 0 |
ボレー | 1 | 2 |
サーブ | 1 | 1 |
ドライブ | 1 | 0 |
トップスピン | 0 | -1 |
弾道の高さ | -1 | 1 |
スライス | 1 | 0 |
反発力 | 2 | 1 |
パワー | 2 | 2 |
ホールド感 | 1 | 2 |
安定性 | 1 | 0 |
操作性 | 2 | 2 |
振り抜き | 0 | -1 |
減衰性 | 1 | 1 |
快適性 | 2 | 1 |
※-2から+2までの5段階で評価
LX800:柔らかいけど球離れの良さを感じる
110平方インチのフェイスは柔らかい打球感と十分に広いスイートエリアを実現。
LX1000と比べるとフレームのしっかり感+ほどよい球離れの良さを感じられ、楽に飛距離やスピードを出すことができます。
それでもダンロップらしい食いつきは感じられるので、薄いグリップで押し出すようなスイングにも対応してくれますね。
直線的なボールから(ある程度の)スピン系のボールまで打ちやすく、楽にいろんなショットを打ち分けられる多彩さも魅力。
ダブルスにおけるスピードのある突き球、スピンをかけて落とすロブなど、相手を揺さぶるプレーがしたくなる味付け。
フレームの安定性も感じられるので、柔らかめのナイロンと組み合わせても安心してプレーができそう。
LX1000:強いホールド感と広いスイートエリア
異様なほど長く取られたメインストリングが大きなたわみを生み出しており、打球感の柔らかさ・ホールド感、スイートエリアの広さは段違い。
適当に振っても、適当に当てても、とりあえずボールを飛ばしてくれるという安心感がありますね。
LX800よりもボールの乗る時間が長く感じられ、押して飛ばすという感覚がより一層味わえるラケットになっています。
長年愛されているのも納得の使い心地。
ストロークでは丁寧に運ぶようなスイングと相性が良く、フラット気味に深く返すショットが非常に打ちやすかったです。
ロブも非常に上げやすく、最小限のスイングで高さを生み出すことができます。
ボレーはとにかく当てさえすれば前に飛んでくれますね!
普段EZONE98Lを使っている自分からすると、別のスポーツをしているかのような感覚でした。笑
LX800 / LX1000のライバル
ライバルに関してはラフィノさんの打ち比べ動画を見て頂くのが1番分かりやすいです!
・LX800
- 打感の柔らかさが特徴
- 押して打つスイングに合う
・EMBLEM110
- バランス良いオールラウンド型
- コントロールがしやすい
・SPEED PWR
- スピードを出しやすい
- 弾きによる直線的なショット
同カテゴリーのライバルと比べると、LX800は打感の柔らかさに優れているのが最大のアドバンテージ。
食いつきを生かして押すように打ったり、回転をかけたりといった調整もしやすくなっています。
・LX1000
- 守備的な魔法系
- 乗せて運べる打球感
・EMBLEM120
- バランス型魔法系
- 抑えも効かせやすい
・SPEED PWR L
- 攻撃的な魔法系
- スピードが出しやすい
メインストリングの長さも飛び抜けており、ライバルよりも乗っかる感じが強いLX1000。
スイングの強弱でショットを調整しやすく、無理せず展開を作っていくようなプレーと相性が良い1本。
個人的総評★★☆ :いつかはお世話になるかも?
魔法系ラケットを使う・インプレすることは滅多にないので、今回のテストは凄く新鮮で面白かったですね。
圧倒的パワフルさゆえに、普段のテニスとはもはや別物という感じでした(笑)
打球感の柔らかさとパワフルさが常識の範疇を超えてる感じがあり、体力や筋力が落ちてきてテニスがつらくなったらこういったアイテムに助けてもらう時もくるんだろうなと。
DUNLOP LX800 / LX1000:まとめ
・110/115平方インチのハイパワー
・ダンロップらしいマイルド打感
・コンパクトに打って飛ばせるアシスト
・振っても打てるLX800
・当てて押せるLX1000