01-ラケットインプレ

【継続レビュー#1】ウルトラツアー100v4を自腹購入して初プレーしてきました。

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ウルトラツアー100v4を購入しました。

ウイルソン・ウルトラツアー100v4 (wilson ultra tour 100 v4.0)のスペック、表記

加藤選手の活躍にも触発されて(?)購入をしたウルトラツアー100v4。

既にインプレ記事は作ってあるので、購入検討中の方はまずこちらを見て頂くのがオススメです。

今回の記事は「購入後に使い込んだ感想」や「どのようにセッティングや調整をしているのか」という購入後のアレコレを継続的に発信していこうという内容になっています。

バボラ・ブリオ1.25mmを45ポンドで張り上げ

ウイルソン・ウルトラツアー100v4(2023)にバボラ・ブリオ1.25mmを張り上げ

本来はブリオ1.30mmを張るのが定番なんですが、今回は誤って購入してしまったブリオ1.25mmを45ポンドで張り上げて使用。

試打会の時同様、オールラウンドに使いやすい

・オールラウンドに使いやすい
・大きな不満はない
・フレームの剛性感は非常に強い
・打球感は硬くなく不満無し
・推進力が強く特にサーブは◎
・片手BHでヘッドが出にくい印象

改めていつもの環境でプレーしてきましたが、基本的には試打会の時に感じたのと同じようにオールラウンドで扱いやすいラケットだなと改めて実感。

同スペックがほぼ存在しない独自性の強いモデルですが、予想以上に使いやすいフレンドリーなモデルだなと思います!

かっちりフレームが生み出す推進力が魅力

ウイルソン・ウルトラツアー100v4の自腹・継続レビュー1日目。フォアハンド・ストローク

ウイルソンの歴代ツアー系列と同じように、このウルトラツアー100v4もフレームの剛性があってインパクト時の変形は最小限な印象。

この剛性感によってショットに推進力を加えやすく、特にフラット気味のサーブでは楽にスピードを出せて快適でした。

ヘッドサイズが100平方インチ+フレーム厚23mm以下のラケットは複数ありますが、そういった中でもこのウルトラツアーの剛性感はかなりしっかりしていると思いますね。

片手バックハンドは少しヘッドが遅れる感触はある

ウイルソン・ウルトラツアー100v4の自腹・継続レビュー1日目。片手バックハンド

少し違和感というか慣れが必要そうだなと感じたのは片手バックハンドのスピン。

打ちづらいとまではいかないのですが、EZONE98Lの時と比べると振り出しの時にヘッドがほんの少し遅れるようなイメージがありましたね。

バランス330mmの影響なのか、それとも7mm長い27.25インチの影響なのか・・・大きな悩みのタネになるようなレベルではないので、あまり気にしてはいませんが。

グリップエンドのテーピング加工や重量のカスタマイズなど、今後のセッティング・チューニングで多少は改善されるのでは?と予想しています。

ナイロンだとスイートエリア広い、スピンはちょい難しい

ウイルソン・ウルトラツアー100v4の自腹・継続レビュー1日目。ボレーの評価

今回ブリオ1.25mmを張っているのですが、スイートエリアは広くて使いやすく感じました。

フレームトップ側・メイン10本はパラレルドリリング、ボトム側・メイン6本はクラッシュゾーン、そしてほとんどのグロメットがダブルホールで大きい穴になっているので、ストリングのたわみ量は非常に良好。

その恩恵もあってか、ボレー/ハーフボレーなどでも安定して返球することが出来たと思います。

ただ細長フェイスに16×20のパターン、そしてナイロンストリングの組み合わせはボールの引っ掛かり・持ち上がり感は若干控えめ。

擦らずに面の向きで弾道を変える意識が必要かなと思いました。

減衰性は全く問題なし。

今回はナイロンという事もあるかもしれませんが、打球後に手に不快な振動が残ることもなく非常に快適でした。

ちょい硬めのフレーム+大きいグロメットホールという事もあって、振動止めが必要になる可能性も考えていたのですが問題なかったです。

過去のプロスタッフではCV搭載でも結構振動が気になることが多かったので・・・ここは良い意味で良そうを裏切ってきたなと思います。

意外にも感覚・タッチが良いという発見。

そして意外だったのが非常に感覚的な部分、タッチ系のショットがやりやすかったという点。

これまでだと黄金スペックなどパワフルなフレームになるほどタッチ系はやりにくい・・・と感じることが多かったんですよね。

「剛性感とタッチ感覚はトレードオフの関係性」かなと思っていましたが、ウルトラツアー100は威力と感触が高いレベルで両立されていると感じました。

フェイス形状による相性はあると思う!

最近はEZONE98Lを気に入って使っていたのですが、一番悩ましかったのがボレー。

特にフォアボレーがずっとスイートエリアを外しているような感覚で、気持ち良く打てずにモヤモヤしていたのですが・・・ウルトラツアー100になってほぼ解決。笑

ボレーでは少し手元寄りで捉えてしまうクセがあるようなんですが、縦長フェイス+クラッシュゾーンがカバーしてくれてる感じ。

最近のアイソメトリック、それ以外にもグラビティやファントムなど、先端寄りのラケットだとボレーがしんどく感じるのはこういったクセが影響しているのかもしれません。

#2 どのストリングを張ろうか・・・

今回はナイロンマルチであるブリオ1.25mmを張りましたが、次はポリエステルで行きたいと思います。

継続レポート第2弾

フレームのカッチリ感を考えるとPTレブやハイパーGのようなホールドしてくれるタイプも良さそうだし、とりあえずの基準を作るという点ではPTプロやG-TOUR3が無難・・・。

色んなパターンを試してウルトラツアー100v4を満喫したいと思います!

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