今回インプレするのは『ヨネックス・ブイコア100』です!

| ダブルス | ・・○・・ | シングルス |
| ボレー | ・・○・・ | ストローク |
| 低弾道 | ・・・○・ | 高弾道 |
| 多彩さ | ・・○・・ | 安定性 |
| 柔らかい | ・○・・・ | 硬い |
| 片手バック 打ちにくい | ・・○・・ | 片手バック 打ちやすい |
| スイートエリア 先端寄り | ・・○・・ | スイートエリア 手元寄り |
| イージー | ・○・・・ | スパルタン |
新しいブイコア100は前作より全体的に扱いやすくなっていて、テクいショットから球威で押し込む強打まで幅広いプレーを実現できるオールラウンドモデル。
| VCORE100の特徴 |
| 〇アシストあるけど制御しやすい 〇スピンからフラットまで万能 〇EZ100よりホールド感があって安心 〇スイートエリアが自然になった 〇軽量な100Lの設定もあり ×高弾道・高回転を期待しすぎはNG |
YONEX
VCORE100 (2026)

ヨネックスの売れ筋ラケットのひとつ、ブイコア100の新型が登場。

真っ赤+グロスの美しいコスメになり、フェイス形状の変更も相まってか見た目がなんだか若干スリムになったように感じます。

それもあってパッと見ただけでは98と100が判別できなくなりました笑
✅VCORE100比較
— アドブロ / コトウダマサト(TRUEMAN) (@ADVNTG_kotodama) December 6, 2025
左:2026
右:2023
写真でフェイス形状の違いが伝わります?
実物を見るとかなり印象違いました。新型はしゃもじ感がほぼ無くなりました。フレームの5・7時部分にあったくぼみ(フィン構造)も無くなってます。赤グロスのシンプルな塗装と相まってきれいな造形に変化。#SpinOperator pic.twitter.com/bL6ESJ88VW
前作は頭でっかちな形状で正直ダサいなと思ってたんですが、2026モデルは色も形状も洗練されてスッキリした印象。
手に持った時の存在感も明らかに前作よりスリムですし、EZONE100と比べてもシュッとした感じになっていると思います。
スペック/仕様
| モデル名 | ブイコア100 2026 |
| フェイス サイズ | 100 inch2 |
| 重量 | 300 g |
| バランス | 320 mm |
| フレーム 厚さ | 24 26 23 |
| 長さ | 27 inch |
| ストリング パターン | 16×19 |
| グリップ サイズ | 1,2,3 |
| 発売予定 | 2026年 1月9日 |
| 価格 | 41,800 |
スペック的に大きな変更は行われていないものの、前作で25.3-25.3-22mmだったフレーム厚が24-26-23mmの自然なデュアルテーパーに変更。

スペック・フェイス形状など全体的に2021年モデルのブイコア100に近い仕様に戻したように見えますね。
(2021は非常に使いやすかったので個人的には嬉しい変更)
【打球感】
掴んでからしっかり飛ばす
| 項目 | 評価 (0±2) | 一言解説 |
| 柔らかさ | 1 | たわみによりホールドする |
| 打ち応え | 0 | 98よりも柔らかく軽い |
| スイート エリア | 1 | EZ100ほどじゃないが十分 |
| 弾き感 | 1 | ちょいアシストする反発力 |
| 安定感 | 1 | 無駄な挙動はなく安心 |
| 減衰性 | 1 | 流石のヨネックス品質 |
| 快適性 | 1 | 競合モデルより上 |
今回はPTレブやPTフォースなどでテストしましたが、インパクトでのホールドする感覚がしっかりあり掴んでからしっかり飛ばすという表現がピッタリ。
黄金スペックにありがちな打球感の硬さなどは皆無で、マイルド+アシストおかげで快適性に優れたモデルに仕上がってますね。
しっかりアシストがあって打球感も快適っていうのがヨネックスの面100のラケットに共通して感じられる長所で、これが性別や年代を問わずに多くのユーザーに支持される理由のひとつなんだと思います。
VCORE98と比べてアシストが強く、スピン量や弾道の自由度も高くなってますね。
EZONE100よりホールドする

同じスペックのEZONE100と比較すると、VCORE100のほうが掴む感触が強く飛びは若干控えめな印象になりますね。
EZONE100はスイートエリアの広さ、しっかり飛ばしてくれるアシストなどをしっかり感じますが、それが場面によっては制御にしにくい感覚に繋がることも。
なのでVCORE100のほうが単純な飛び自体は控えめではあるものの、しっかり振り切って安定したショットが打ちやすく、男性プレイヤーであればVCORE100のほうが好きって人が多くなるんじゃないかなと思いますね。
【性能】
ほどよいアシストで万能
| 項目 | 評価 (0±2) | 一言解説 |
| ストローク | 1 | 弾道・回転の自由度が高い |
| ボレー | 1 | 弾き+押せるので好印象 |
| サーブ | 0 | 回転による変化はつけやすい |
| ドライブ | 0 | 流石に98の方が伸びる |
| トップスピン | 1 | 意識しなくも十分な回転量 |
| 弾道の高さ | 中 | 勝手には上がらない |
| スライス | 0 | やや上に出やすい印象 |
| パワー | 1 | アシスト+自力のバランス |
| 操作性 | 1 | 重さは感じなかった |
| 振り抜き | 0 | 前作より良くなってる |
全体的な性能のバランスが非常に良くて好印象。
ほど良いアシストを受けつつ自分のフィジカルやスイングで飛ばす感覚もあるので、強打する時もディフェンスする時も安心。
ストロークからボレー、シングルスからダブルスまでオールラウンドに対応できる万能ラケットと言えそうですね。
同スペックでEZONE100、PERCEPT100も展開されてますが、個人的にはこのVCORE100が一番スタンダードと言えそうな使用感になってますね。
自分で弾道・回転を制御しやすい
「スピン系は勝手に弾道が上がる」というイメージを持ってる人は結構いると思うんですが、今作VCORE100に関しては勝手に弾道が上がる感じは少ないですね。
一応多角形のPTレブが張られたものをテストしましたが、引っかかり感はそれほど強くなく弾道も普通~僅かに高めに出る程度。
でも弾道を上げたい時にはしっかり上がるので、状況に合わせて自分が打ちたいショットをコントロールできるぞって感じ。
片手バックのトップスピンロブが決まったのは新型ブイコア100のおかげ☺️#VCOREスピンチャレンジ#SpinOperator #yonextennis pic.twitter.com/cA9DQYYibQ
— アドブロ / コトウダマサト(TRUEMAN) (@ADVNTG_kotodama) December 6, 2025
この片手バックのロブで点を取ったのはまさにVCORE100のおかげで、一瞬タメを作ったところから岩渕プロの上を超す高さの軌道を作り出すことができましたね。
引っ掛かりの強さというよりはホールド感のおかげで押す・持ち上げるという打ち分けがしやすくなる感じです。
インプレ動画はこちら
相性の良いストリング(ガット)
今回はPTレブやレクシススピード、PTプロなど色々なストリングでテストはしましたが、一番感触が良かったのがポリツアーフォースでしたね。
VCORE100のホールド感を適度に残しつつ、シャープな飛びとスピード感をプラスしてくれるので非常に好印象。
ポリツアーストライクよりも緩めに振った時にストリングの応答性が良くなっていて、攻守渡ってバランス良く扱える安心感ありますね。
ライバル比較
【ライバルラケット】
・PURE AERO100
・SX300
・EXTREME MP
・AXIS100
・BEAST O3 100
・BURN100 などなど
各社のスピン系黄金スペックと呼ばれるモデルが主な競合ラケットになってくることでしょう。
※実際の使用感を考えるとスピン系に限らず、ピュアドラやFX500のようなスタンダードな黄金スペックも十分比較対象だとは思いますね。
SXもアエロも味付けが違う
SX300:高剛性で高速・高回転、天井が高いモデル
AERO:やや剛性を抑え低弾道+フィジカルエリート向け
VCORE100:ホールド感は1番、尖ってない万能モデル
人気のスピン系ラケット3機種を簡潔に表現すると上記の通り。

三者三様ではあるんですがブイコア100はホールド感が強く一番マイルド、尖ったところが少なく万能なモデルと言えるかなと思います。
SX300はフレーム剛性によるハイパワー、ストリングの稼働性によるスピン性能が組み合わさり、高速・高回転なボールを生み出しやすいのが特徴。
打球感は若干硬めで、少し快適性のあるピュアドライブみたいなイメージですね。
所謂スピン系っていうイメージから一番遠いのがピュアアエロ100で、弾道は低めに出やすいですし飛ばすのも自分のフィジカルがメインって感じ。
フラットドライブをコントロールしたい人、スピンの強打を制御したいっていう人向け。
【個人的評価】
とにかく減点が少なく好印象
今回の新型VCORE100を打ってみて感じたのはとにかく減点が少ないっていうこと。
ストロークからボレーまで大きな不満なく打つことが出来て、試打会という初見ラケットばかりの環境だったにも関わらずストレスが少なかったのが印象的でした。
ちゃんとアシストはしてくれるのにそれが自然で過剰ではない、本当にちょうど良いさじ加減のラケット。
前作は形状も使用感もクセ強だったので、またしても大きく方向性がガラッと変わった世代になったなと感じています。
発売日:2026年1月9日
新型ブイコア100は2026年1月9日に販売スタート。















