01-ラケットインプレ

[ヘッド]新型プレステージはAUXETIC(オーセチック)搭載で登場!スペック&ラインナップまとめ!HEAD PRESTIGE 2021/2022

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新型プレステージ(2021/2022年モデル)が情報解禁!

ついに情報公開となったヘッド新型プレステージ。

赤から一転して黒基調のデザインへと変更!

前作で真っ赤なデザインに変更されたのも束の間、今回は再び黒基調のデザインへと変化しています。

カーボンシートが透けて見えるようなデザインになっていて、これはプレステージを選ぶような玄人プレイヤーには凄くウケが良さそうな予感!

要注意:スペックとモデル名が入れ替わってる!?

今回発表されたのは上記の4モデルとなります。

注意しなければならないのが、モデル名とスペックがこれまでのものとは違っているという点です!

新旧のスペックを比較してみると、上図のように入れ替わっていることがわかります!

購入前
購入前
今プレステージプロ使ってるから、次も新型プレステージのプロ買おっと!
購入後
購入後
え・・・なんか・・・前のと全然ちがうんだけど・・・え?えなんで?

スペックが大幅に変更されていることに気づずにモデル名だけ見て買ってしまうと、こういった悲劇が起こる可能性があります・・・

新型プレステージはモデル名とスペックが入れ替わっているので、良く見てから購入しましょう!

ここからは各モデルの詳細なスペックや特徴、CPIなどについてまとめました!

PRESTIGE PRO (プレステージ・プロ)

新しいAuxetic構造でアップグレードしたPRESTIGE PRO TENNIS RACQUETは、絶対的な正確性を追求する上級プレイヤー向けです。

https://www.head.com/ja_JP/prestige-pro-236101.html
モデル名PRESTIGE PRO
フェイス
サイズ
98平方インチ
重量320g
バランス310mm
フレーム
厚さ
20mm
フラット
フレーム
形状
ボックス系
長さ27
ストリング
パターン
18/20
CPI200

スペック的にはG360+ PRESTIGE MPと全く同じになっています。

なのでMPユーザーだった方は、新型ではPROを選ぶと買い替えがスムーズなはずです!

CPI200のラケット
GRAVITY PRO
RADICAL PRO

PRESTIGE TOUR (プレステージ・ツアー)

新Auxetic構造で新しくなったPRESTIGE TOUR TENNIS RACQUETは、テクニカルなツアープレイヤーが最新の精度で競うことを可能にします。

https://www.head.com/ja_JP/prestige-tour-236111.html
モデル名PRESTIGE TOUR
フェイス
サイズ
95平方インチ
重量315g
バランス315mm
フレーム
厚さ
22mm
フラット
フレーム
形状
ボックス系
長さ27
ストリング
パターン
16/19
CPI300

スペック的にはG360+PRESTIGE PROと全く同じになっています。

PRO→TOURと変わっているので、モデル名とスペックを混同しないように注意しましょう!

CPI300のラケット
GRAVITY TOUR
SPEED PRO

PRESTIGE MP (プレステージ・エムピー)

アップグレードしたPRESTIGE MP TENNIS RACQUETは、精度とコントロール性を求める攻撃的なゲーム展開を好むプレイヤーに最適です。

https://www.head.com/ja_JP/prestige-mp-236121.html
モデル名PRESTIGE MP
フェイス
サイズ
99平方インチ
重量310g
バランス320mm
フレーム
厚さ
21.5mm
フラット
フレーム
形状
ボックス系
長さ27
ストリング
パターン
18/19
CPI400

スペックはG360+ PRESTIGE TOURをベースに重量のみ+5g増加しています。

310gで320mm・・・現在の市場を考えるとかなりハードなスペックになってますね!

CPI400のラケット
GRAVITY MP
RADICAL MP

PRESTIGE MP L (プレステージ・エムピーエル)

正確性とパワーが結びついたPRESTIGE MP L TENNIS RACQUETは、意欲的なプレイヤーにふさわしいラケットです。

https://www.head.com/ja_JP/prestige-mp-l-236131.html
モデル名PRESTIGE MP L
フェイス
サイズ
99平方インチ
重量300g
バランス315mm
フレーム
厚さ
21.5mm
フラット
フレーム
形状
ボックス系
長さ27
ストリング
パターン
16/19
CPI500

G360+ PRESTIGE Sに相当するのがこのスペック。

Sは295g/325mmでしたが、MPLは300g/320mmのいわゆる黄金スペックと同じ設計に変更されています。

より広いユーザー獲得を目指したスペックと言えるのではないでしょうか。
(なぜ100平方インチ表記にしてしまわないのか?っていう疑問は残りますが)

CPI500のラケット
GRAVITY MP LITE
SPEED MP
EXTREME TOUR

Auxetic(オーセチック)とは一体なに?

“新AUXETIC構造で新しくなったPRESTIGE”と記載はあるものの、一体どういう構造なのかが全く不明。

ということでAuxetic(オーセチック)というのがどういうものなのか、分かりやすく解説してみました!

引っ張ると全体が広がる性質を持った特殊な分子構造

オーセチックを”超簡単に“説明したのが上の図です!

例えばゴムとかスポンジとかを左右に引っ張ると、ビヨーンと伸びて全体が細くなりますよね?

オーセチックは特殊な分子構造によって、引っ張ると膨らむらしいんです!

反対に左右から潰したら上下に膨らむはずの状況でも、オーセチック構造だと上下にも潰れるそうです!

これは負のポアソン比を持つ高分子材料で・・・とか言われてもほんと意味わからんですよね。

とりあえず、なんとなく特殊ですごい感じは伝わりましたでしょうか?笑

具体的にどう性能的に良い変化をもたらすのか

オーセチックの具体的に特性は分かりました・・・が、じゃあそれがラケットの性能にどう良い影響を与えるのか?

多分インパクトでの安定性が高まるとかだと思うんですが、正直詳しいところは分かりません。

そこはメーカーさんが努力して伝えるべきところだと思いますし(笑)、今後リリースされるであろう情報や解説を待ちたいと思います。

(もちろん、分かり次第追記はさせていただきます!)

オーセチック・プレステージと呼ぶのかどうかは不明

歴代のモデルはG360+プレステージだったり、リキッドメタル・プレステージ、YouTekプレステージなど、テクノロジー名を冠としてつけて呼んできました。

その流れで考えると新型は『オーセチック・プレステージ』となるはずなんですが・・・まだなんとも言えないですね。

YONEXみたいにモデル名+年式になるかもしれないですし・・・これも、メーカー側の詳細な解説を待ちたいところ。

まとめ:新プレステージ登場!モデル名の変化に注意!

・新型プレステージの情報解禁!
・Auxetic(オーセチック)構造を採用
・PRO/TOUR/MP/MPLの4機種
・モデル名とスペックが入れ替わってる!
・買い替えの際は要注意!

あとがき:良く言えば変化を恐れない、悪く言えば一貫性がない

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こちらの記事でも新型プレステージについて予想を書いていましたが、その想像を超えてきたなぁという印象ですね。

90年代・2000年代と比べるとプレステージというブランドの立ち位置は年々厳しくなってきているため、統廃合は間違い無く行われるだろうと思ってましたが・・・モデル名とスペックを入れ替えるというのは予想外。

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おそらくCPIだったり他シリーズ(ラジカルやグラビティ)との整合性を持たせる意味もあったと思うのですが、プレステージは前作でもスペック変更(モールド変更)を行なって違いが分かりにくくなっていたなかで今回の入れ替え・・・

正直に言ってめちゃくちゃ分かりにくいです。笑

ただ今後、他シリーズでもモデルチェンジが行われ、モデル名(PRO/TOUR/MP)とスペック(数値)の整合性が取れていくのなら・・・”最初は戸惑ったけど、結果的に分かりやすくなったよね“とユーザーが感じられるようにしてもらいたいものです。

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