【テンション】結局ストリングは何ポンドで張れば良いの?テニスラケット解説
テンションはどのくらいが良いの?
「テンションはどう決めてるの?」
「なにか基準はあるの?」
こういう質問、結構よくいただきます。
僕自身、これまで400パターン以上のストリングを試してきました。
その経験をもとにストリングのテンションについてお話したいと思います。
結論:迷ったら45ポンド
何ポンドが良いとか、このストリングなら何ポンドだとか、これといった明確な基準はありません。
ただ、困ったら45ポンドくらいでいいと思います。
僕自身、上は70ポンド、下は20ポンドくらいまで色々試してきました。
その上で現代のラケットとストリングの組み合わせだと、45ポンドが硬すぎず緩すぎずでちょうどいい感覚です。
特にこだわりがないなら、45ポンドを選べばまず失敗はないと思います。
僕もインプレでは基本的に45ポンドから始めて、テンションを変えるのは2回目以降にしています。
昔は60ポンド台も普通だった
僕がテニスを始めた2000年代前半は、60ポンド台のテンションも珍しくありませんでした。
当時のラケットは今ほど高剛性なワケじゃなかったですし(※特に競技者向けラケットは薄いボックス系が多かったので)、ストリングもまだまだナイロンが多かったので高めのテンションでも大丈夫だったという側面もあったと思います。
その後にポリエステルストリングやピュアドライブのような黄金スペックが普及し、そもそもの剛性感が大幅にアップ。
結果として、60ポンド台のような高いテンションは必要なくなっていったわけです。
テンションは流動的なもの
テンションは無理に固定しなくていいものだと思っています。
もちろん固定するタイプの人もいるので、そこは否定しません。
打つ前から何ポンドが最適かというのは、正直分からないと思っています。
一度打ってみてどうだったか、それを踏まえて都度調整して丁度良いところを探していくっていうのが現実的なんですよね。
実際の調整例
例えばEZONE98にPTストライク125を45ポンドで張った時、結構硬さが気になったので40ポンドくらいまで落としてみたりしました。
逆にBOOM MPやピュアストライクを使っているとストリングのたわみでパワーロスする感覚が出た時があり、普段より高い50ポンドまでテンションを上げてみたりもしました。
最適なテンションは人それぞれ
体格や筋力、スイングタイプやスピード、ラケットの特性、ストリングの種類、こういった要素のすべてがテンションに影響してきます。
最初にテンションが決まるというより、先に道具やプレースタイルが決まって、その結果としてテンションが最後に確定するイメージです。
だから僕は45ポンドを基準にしていますが、人によってその基準値が違ってもまったく問題ありません。
結局は、細かく調整していくことが一番大事だと思います。
【おまけ】
テンションで性能は変わらない?
実はテンションが変わっても、物理的な性能自体は変わらないというデータがあるそうです。
こちらの記事に分かりやすくまとめられていますのでぜひ。
マシンを使ったテストでは、テンションが違ってもショットに有意な差は出なかったらしいです。
「テンションが低いと飛びが良くなる」
「高いとコントロールが良くなる」
という一般的に言われている説は実は正確ではないということです。
これは知っておいて損はないかなと思います。
とはいえフィーリングは大きく変わる
一方でテンションが変わると、フィーリングは大きく変わります。
その結果として力の入れ方やスイングに小さな変化が生じ、それがショットにも影響を及ぼすという可能性はあると思います。
(なにより体感としてはテンションでショットは大きく変わると感じる人が多いはず)
テンションで物理的な性能は変わらない。
でも人間は機械ではないし、フィーリングが変わればスイングもショットも変わる、そんな理解で良いのはないかと思います。
大事なのは適正範囲に入っているかどうか
テンションは上げればコントロール重視、下げれば飛び重視というシンプルな話ではない、っていうは十分に分かって頂けたのではないかと思います。
ここで一番大事になのはテンションが各プレイヤーの適正範囲に入っているかどうかだと考えてます。
適性範囲に入っていれば、打ちやすさも飛びもコントロールも良くなるイメージです。
逆に上げすぎても下げすぎても、適性範囲から外れると飛びもコントロールもイマイチになります。
焦らず自分にとってベストなテンションを見つけていくことが大事だと思います。
まとめ
今回は「結局何ポンドで張ればいいのか」というテーマでお話ししました。
明確な基準はないし、人それぞれちょうどいいテンションも違います。
ただ迷ったら、45ポンドくらいから始めるのがいいと思います。
一度使ってみて微調整を繰り返し、自分にとってのベストを見つけていきましょう。

テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代後半男性
・テニス歴23年
・オールラウンド器用貧乏
・累計購入ラケット約120本
詳しいプロフィール








