01-ラケットインプレ

グリップを自分好みの形状にカスタマイズ! head偏平グリップを丸型に。[ラケット・カスタマイズ]

テニスラケットのグリップを加工
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テニスラケットとの唯一の接点=グリップ。

みなさんこんにちは。
テニスラケットと僕たちの唯一の接点。
それがグリップです。
どれだけ強いプロ選手でも、始めたばかりの初心者でも、ラケットとの接点はグリップだけなのです。

しっかりとボールに力を伝えられるのも、面の角度を調整出来るのも、狙ったところにボールを打てるのも・・・しっかりとしたグリップがあってこそ、なのです。

ブランドや製品によって異なるグリップ形状

そんなテニスラケットのグリップなんですが、ブランド毎に微妙に形状が違ったりするんですよね。

「ラケット変えたら形状が違って困っている」
「握った感じがしっくりこない」


こんな感じで、グリップ形状に関して悩みを抱えている人もいるのでは?
そんな方々に是非一度読んで頂きたい、ラケットチューニングのお話です!

ヘッド独自の偏平グリップに苦戦・・・

まず僕の過去のお話になりますが・・・以前ヘッドグラフィンXT スピードMPを愛用していました。
購入してみて1番のこまったのはヘッド製品特有の偏平グリップでした。

スピードMPはヘッドの中では丸型のグリップ・・・のはずなんですが、ほんのり偏平っぽい形状。
(G1,G2は若干扁平っぽい気がします・・・。気のせい?)

プリンスのラケットから買い換えたんですが、明らかに違和感。

ブランドによって異なるグリップ形状になっている場合も。

感覚が違うせいで打ちにくい・・・

扁平グリップのせいでストロークが打ちにくい!
確かに薄いグリップのスライスやボレーは良いんですが、厚い握りだとしっくりこない!

僕は手がそんなに大きくはないのでグリップ2を使ってるのですが、扁平形状だと厚いグリップが上手く握り込めないんです。
握り込めないから、面がうまく作れない・面が安定しない!
試合中もそこが不安でスライスに逃げてしまっていました。

フレームはすごく良いのに、グリップが合わない・・・なんていうのはとっても残念極まりない状況なのです。

そのラケット、チューニングしてみませんか?

グリップの形状や太さで困っている人、それ以外にも重量・バランスを調整したい人など、ラケットに悩んでいる皆さん!
ラケットのチューニングをプロに頼んでみませんか!?
というお話ですよ。

全国でも数は多くないのですが、ラケットのチューニングを行なっている専門店があるのです!
千葉市にあるラケットスタジオさんもそのひとつ。
( ※2019.6.18追記:現在は体制も変わり、ラケットマイスターという名称になりました。link : http://racketmeister.com )

グリップの形状をカスタマイズ!

僕のラケットもチューニングして頂くことにしました!
ヘッドのラケットはグリップ部分がモナカのように2つのパレットで挟み込むようにして作られています。
このパレット交換することによってウイルソン型グリップに変更することが出来るのです!!

更に、標準のパレットよりも硬いものに取り替えてもらえる事になりました!
(この日は予め相談していたので即日でやってもらいましたが、忙しいお店なのでいきなり訪問!は避けた方がよろしいかと。)

カスタマイズの効果は抜群だ・・・

おかげさまでヘッドのグリップも見事にウィルソン型に変わりました!
厚い握りでも手のひらにフィットするようになり、とっても打ちやすくなりました!
感激!
パレット素材が硬くなった事により、心なしか打感もカッチリ感が増したように思います。

補足ですが、ヘッドのラケットはパレットによるグリップ成形なので簡単に交換出来るかわりに剛性は低くなっています。
他ブランドと同じようにウレタンなどによる熱成形によるグリップに変更すると、かなりフィーリングがしっかりするそうです!
なるほど!

グリップ加工だけじゃない!スイングウェイトの調整などもOK!

また別日には、グリップの変更だけで無く、3本あるスピードMPの重さ・バランス・スイングウェイト・フレックスを測ってもらい、同じスイングウェイトになるように調整もしてもらいました!(カップリングって言うらしい・・・)

人間てとっても繊細なんですよ・・・

人間って意外と敏感なもので、些細な違いでも影響を受けたりすることがあります。
そういう点で、カップリングをする事でほぼ同じ感覚で使えるというのはとっても安心ですよね!
その他にもグリップのサイズ変更から、長さの変更まで、多種多様なチューニングを行なっていらっしゃいます。

こちらもぜひ → 3本のピュアストライク16×19をスペック計測+チューニング![ラケットチューニング]

アマチュアこそ道具にもこだわるべき。

チューニングといってもプロの選手だけで無く、草トーだけの人でも週末プレイヤーでも十分にメリットがあると思いますよ!
むしろアマチュアだからこそメリットが大きい部分だってある、と思えるくらいです。
(プロのスキルがあれば大体なんでも出来ちゃったりしますからね・・・)

店内には歴史的なラケットも多数飾られていてそれをみるだけでも、テニスオタク気味の自分には心踊る場所なんですね・・・本当。笑
全国にも本格的なチューニングをしてくれるところはなかなか無いので、ラケットに悩みがある人は是非一度相談をしてみてください!今まで見えなかったヒントが見えてくるかも!?

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