01-ラケットインプレ

XCALIBREの購入から1ヶ月経って分かった事、良かった事。| TENX PRO XCALIBRE

TENXPRO
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購入から1ヶ月。
未知のラケットだったXCALIBREも良い感じに仕上がってきました。
これまでの経過を振り返ります。

XCALIBREを購入してから1ヶ月経過。

不安ばかりだった購入から、あっという間に1ヶ月が経過したTENX PROのXCALIBRE(エクスカリバー)。
実際に使用した感想などはこちらにまとめてあります。
TENX PRO EXCALIBRE (テンエックス プロ・エクスカリバー)インプレッション!
エクスカリバー (TENX PRO XCALIBRE) x ブラックヴェノム(BLACK VENOM) | インプレッション

TENX PRO XCALIBRE 290g x 2

ありがたいことに購入してからは週1,2回はコンスタントにプレー出来ているので、当初の予定よりも早くラケットに慣れる事が出来ているように思います。

今回は1ヶ月間、実際に使ってみて感じた事、いろんなセッティングで使っているのでそのあたりも交えてお届けします!

実際の使用感:しなやかで快適!!

20mmフラットビーム / 27.5インチ / 日本語レビュー0件・・・と、実際に打つまでは不安要素がいっぱいだったXCALIBRE。

未知のラケットだったXCALIBRE 290g。

結果として、予想より遥かに扱いやすく、しなやかさを感じる使い心地でした。
振動吸収も優れていて、振動止めはいりません。
まさかこんなに快適だとは!

UNIFLEXテクノロジーが効いてる!?

UNIFLEX(=フレーム全体が均一にしなる設計)は腕へのストレスを低減し、フレームの安定性を高める・・・とHPに書かれていましたが、これは嘘じゃなかったですね!
ちょっと疑ってたのが今では申し訳ないくらい(笑)

セッティングについては後述しますが、トップライトなので操作しやすく、反射的なボレー、タッチショットも問題無いです。
20mmフラットのフレームなので、ボレーにおけるパワーアシストはそんなにありませんが、個人的にはそれが返って安心感につながっているので結果オーライ。

27.5インチという長さ・・・

XCALIBREの長さは27.5インチ。
一般的な27インチのラケットより0.5インチ長いんです。
ここがスペック的には一番不安なとこでした。

なぜならこれまでに
グラファイトLB (28インチ)
BLX TOUR(27.25インチ)
といった長めのラケットを愛用していた事がありましたが、いずれも感覚にフィットせず挫折した思い出が。
特にボレーと片手バックハンドが難しいんですよね。

ですが!
結局、XCALIBREは普段通り使えました
言われなければ0.5インチロングなのは気づかないかも、というくらいに気にせず使えました。
フレームのバランスが良く、振っていて違和感を感じる事もありません。

それでいてサーブやストロークなど、大きいスイングでは明らかにボールスピードが出るので、0.5インチロングのメリットも十分に発揮されていると思います。

XCALIBREとほぼ同じフレーム厚のCX2.0 / CX2.0 TOURを使っていた時期もあるのですが、XCALIBREの方が明らかに球威が出ます。
このパワーの出方は20mmフラットなのを忘れるくらい!

セッティング:レザー化+鉛テープ

一番始めはウエイトチューン無し (グリップのみバボラレザーに巻き替え)でプレー。
かなりトップライト(290g / 320mm)だったんですが、流石にラリーになるとボールに押し込まれる感触が強め。

このままではちょっと厳しい!ということで、鉛テープでのチューニングを開始。

   

ウェイト調整をしてみました!

最初はフレームサイド(3,9時のところ)に合計5グラムを貼り付け、フレーム重量は約300グラム。
トップライトの操作性の良さは保ちながら、ボールに押し込まれる感じが減少。
いきなり結構いい感じ。

次にフレームトップ(12時のところ)に1.5グラムの重りを追加
特にサーブにおいては明らかに球威がアップ。
一方で、1.5グラムとはいえ振り出す時の重みが結構アップ。
そのせいか、後半のプレーはしんどさを感じることもあり。
振り切れずに返って球威が無くなることも。
ちょっとやり過ぎてしまった感。

次に、この1.5グラムの重りを元々貼っていたフレームサイド(3,9時のところ)の下側に繋げるように貼り付け。
フレームの両サイドに合計6.5グラムを貼り付け、総重量は約302グラムに。
これが現状のベストかも!
球威・安定感と長時間振り切れる操作性・・・を良いバランスで実現出来ていると感じてます。

この重さが現状のベストセッティング

27.5インチなのでフレームトップに加重するとスイングウエイトに大きく変化が出るようで・・・今後もバランスを見ながら加重して行こうと思います。

※2019.9現在:フレームの3/9時の所に合計8グラムの鉛テープ貼っています。ほぼこれで決まりかも。

ストリングについて

これまでに4パターンほど試して来ましたが、ブラックヴェノムとブリオが良い感じ。
適度なボールホールドと反発力のバランスが上手くマッチしてくれます。

フレームがシンプルなタイプなのでストリングの違い感じ取りやすいように思います。
好みの味付けにする為にも、ある程度いろんなストリングをテストしてみようと考えてます。

グリップ形状:ウイルソン・バボラと同じ

ラケットを買い替えた時に度々問題になるのがグリップ
形状の違い、太さの違い・・・些細な違いでも結構な違和感を感じる事もありますよね。

僕はバボラ → ヨネックスでも結構な違和感を覚えたぐらいなので、割と神経質な方だと思います。(もちろんヘッドの偏平グリップはかなり厳しい。)

ウイルソン・バボラとほぼ同じ形状のグリップ

僕は今回、バボラG2→TENX PRO G2へと移行しましたがなんの問題も感じません!

バボラ / ウイルソンを使っていた方なら、XCALIBREのグリップに違和感を感じる事は少ないんじゃないかと思います。

グリップはほぼウィルソン型

塗装強度は多少の不安あり・・・

テストモデルのような黒仕上げがとてもカッコいいXCALIBRE。
クリア仕上げではないこともあり、どうやら塗装は薄めのようです。

塗装の剥がれ具合

ハードコート(デコターフ)でプレーする事が多かったのですが、多少強めに擦ると塗装が擦れて白色の下地が露出してしまいます。

まぁ黒く塗れば良いんです。

塗装がパリッと剥がれてしまう訳ではないので、黒く塗ってあげれば特に気になる事もありません。
黒いラケットはこれが簡単だから良いですよね(笑)

まとめ:買って良かった!しっかり作られたラケット!

1ヶ月使って感じたのは、バランスの良いちゃんとした薄ラケだなぁと言う事でした。トップライトなので操作性は良くタッチ系ショットが打ちやすく、振ればしっかり球威も出ます。

黄金スペックのようなパワフルさではないですが、薄いフレームでありながらある程度パワーも補ってもらえるという意味で、僕にはたまらないラケットですね!

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