06-パフォーマンスアップ

「スラムダンク勝利学」勝つ為の正しい考え方。|スポーツに効く読書・書評(辻秀一氏著)

スラムダンク勝利学の書評
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テニスやバスケットボール、スポーツに限らずビジネスシーンまで、あらゆる世界に”緊張する瞬間“ってありますよね。

『サーブが入らなかったらどうしよう・・・』

『相手が卑怯なジャッジしてきて腹たつ!』

『ミスしてしまったらどうしよう・・・』

『負けたくないなぁ・・・』

こんなネガティブな気持ちに飲み込まれて、パフォーマンスを発揮出来ずに終わってしまった経験はありませんか?

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そんなあなたにシェアさせてもらいたいのがこの1冊:『スラムダンク勝利学』(辻秀一さん著)です!

スラムダンク勝利学から学べること
・パフォーマンスを発揮するための考え方
・勝つための”正しい考え方”
・メンタルを強化するにはどうすればいいのか
・”感謝”をする重要性 etc…

自分の最大のパフォーマンスを発揮するための考え方や取り組み方について、非常に分かりやすくまとめられている1冊なのです。

僕にとってはまさにバイブルと言っても良いこの名著。

みなさんにも是非知ってもらいたくて、この記事を書かせていただきました。

全豪オープン2014

願わくばこれを読んでくださった皆さんがこの本を手に取り、そして内容を実践することで、昨日よりも今日よりももっといいパフォーマンスを楽しんで発揮できるようになる・・・

そんな未来を想像してワクワクしています!

緊張してばかりだった僕を救ってくれた一冊。

バスケットやテニスなどスポーツをやっていて、本番で緊張や不安・怒りといったメンタルのせいで上手くパフォーマンスが発揮出来なかった経験はありませんか?

スポーツに限らず、面接やプレゼンで失敗してしまって落ち込んだ、誰しも一度はそんな経験をしたことがあるはず。

「正しい考え方」がとっても大切

カーペットコート

緊張したり、不安になってしまって、結局上手く行かなかった・・・
それ、実は「正しい考え方」が出来てないから、かもしれませんよ!

今回取り上げるのは、根性などの漠然とした精神論ではなく、パフォーマンスを最大化する「正しい考え方」を身につける為の1冊です。

メンタルを強くするという言葉の意味

実は僕自身とっても緊張しやすく、試合ではプレーが縮こまってしまったり、思うようなパフォーマンスが発揮出来ずに何度も悔しい思いをしました。

そんな僕を救ってくれたのがこの「スラムダンク勝利学」。

大人気漫画スラムダンクの登場人物やストーリーを通じて、優れたパフォーマンスを発揮する為に必要な「正しい考え方」を教えてくれる1冊となっています。

スポーツだけではなく仕事や人生にも効くエッセンスが凝縮された1冊です!
   

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「スランムダンク勝利学」とは?

「スラムダンク勝利学」はスポーツドクターでもある辻 秀一(つじ しゅういち)さんによって書かれたスポーツ心理学に関する著書です。

『スラムダンク』から読みとく心理学

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そしてこの本の大きな特徴は、井上 雄彦 (いのうえ たけひこ)さんの大人気漫画『スラムダンク』の登場人物やストーリーを通して、「勝利するための考え方」・「学ぶべき考え方」をスポーツ心理学を基に分かりやすく解説されている事です。

ただ練習するだけでは勝利できない。
必要な正しい考え方とは?

スポーツで勝ちたいと思った時に、ただただ一生懸命練習する・・・そう考えてはいませんか?

実はとっても大切なのが「正しい考え方」を身につける事なんです。
  

初心者だった花道が活躍できた理由は?

ここでスラムダンクの話を例に、解説をしたいと思います!

スラムダンクの主人公:桜木花道(さくらぎ はなみち)はバスケットのルールも良く知らない、全くの初心者でした。

そんな花道が最終巻では最強チームである山王高校を相手に、普通なら諦めてしまいそうな状況の中で自分が持っているもの全てをコート上で発揮して大活躍を果たします。

その姿に一体どれだけの読者が心を打たれた事でしょう!

“するべき事”に集中する

例えば、バスケットの試合で2本のフリースローを獲得して、1本目を失敗してまったとしましょう。

2本目を打つ前に「また外してしまうんじゃないだろうか・・・」と不安になってしまいがち。

テニスなら「ダブルフォルトしたらどうしよう」と不安を感じ、そして本当に失敗してしまう・・・このような状態ですね。

僕たちが本番でしっかり実力を発揮する為に必要なのは、今”するべき事”に集中するという考え方なんです。

湘南vs山王戦の花道を参考にしてみましょう。

この試合、彼がするべき事はなんだったのか。
スリーポイントシュート?
ドライブからのアシストやシュート?

いいえ。
彼がすべき事はまずリバウンドであり、ポジティブなエネルギーをチームに与え続ける事でした。

「左手はそえるだけ」

そして試合終了間際、花道は右45度からシュートを放ちました。
シュートの瞬間、彼は何を考えていたか、みなさんご存知ですよね。

そう、この名言はあの瞬間、花道が自分が”今するべき事“にフォーカスしていた事を示していたのです。

外したらどうしよう。
負けてしまうかもしれない。
ではないのです。

自分が今するべき事、動作にだけ集中していたのです。

他のスポーツでも活かせる考え方。

アームスリーブを着用してテニスをプレー

冒頭で書きましたが、緊張してばかりだった僕が大切な試合に落ち着いて挑めたのは、この考え方を実践したからなんです。

当時の僕が試合中にするべき事を整理してみたら、大まかに3つだったんです。
・サーブは球威よりも確率
・リターンはセンターに確実に返す
・足を動かす

これだけです。
これだけだったんです。

僕が試合中にするべき事は上の3つをしっかり実践して、相手にプレッシャーをかけ続ける事・・・と分かってからは考えが整理され、心を落ち着ける事が出来ました。

感謝する事こそ勝利と一流への道

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最後にもうひとつ。

感謝する事がセルフイメージを良い状態に保つ為にはとても大切なんです。

セルフイメージは自分と他者の区別が出来ない

セルフイメージには鏡の法則というものがあり、良い事も悪い事も”必ず自分に返ってくる“のです。
実はセルフイメージは自分と他者を区別して認識する事が出来ないのです。

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「怒り」に任せてプレーした結果、散々なプレー内容になってしまい試合に負けてしまった・・・そんな経験、誰しも一度はあるんじゃないでしょうか。

先ほどの例では、相手に向けていたはずの「怒り」を、セルフイメージは自分自身への怒りと認識してしまい、”返ってきた”為にプレーの悪化を引き起こしてしまったのです。

ただ、この鏡の法則はマイナスな事だけでなく、プラスの事にも当てはまるのです。(ネガティブ/ポジティブと言い換えてもOKです。)

つまり他者にプラスな事をすると、それが自分のセルフイメージにもプラスに作用して大きくしてくれるのです。

それは誰かに挨拶したり、褒めたり、感謝する事でも実現出来るのです。
  

一流選手は感謝を言葉にしている

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テニス界の史上最高の選手:フェデラーやナダルは、オンコートインタビューでは必ずと言っていいほど、対戦相手への称賛、チームや大会関係者・観客への感謝を述べています。

鏡の法則で考えたら、セルフイメージを拡大する為にはこれ以上ないくらい素晴らしい振る舞いですよね。
これこそが勝利と一流への道なんです。

この長い記事を最後まで読んでくださったそこのあなたにも、僕は最大限の感謝をしたいと思います
(はい、セルフイメージ拡大中!笑)

スポーツだけでなく、人生を共に歩んでくれるこの一冊。
オススメです。

そしてスラムダンクのコミックも新装再編版も登場しました。
またもう一度読んでみませんか?

「テニスのブログなのにバスケの本なの!?」と思ったそこのあなた。
ご安心下さい!この勝利学シリーズ、あのテニス漫画のもあるんです!

著者はなんと松岡修造さん!テニプリ×修造さん=激アツ🔥
テニスを切り口にサクサク読める1冊となっています!

「努力の仕方」という点ではこちらの著書も超おすすめです!

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