ウイルソン

[PROSTAFF97 v13 インプレ]厚い当たりでコントロール出来る”原点”に立ち返った1本。ウイルソン(Wilson)プロスタッフ97(2020)

ボールを掴む打球感に変化!

Wilson PROSTAFF97 v13

ホールド感と減衰性が増した

フラットが打ちやすい!

高いコントロール性能!

7

パワフルさ

6

スピン性能

8

ホールド感

8

扱いやすさ

2020年9月に発売されて以降、好調なセールスを続けているウイルソン・プロスタッフV13シリーズ。

<この記事のポイント>


どんな事が分かる?
・PROSTAFF97の打球感
・パワー/スピンなど性能
・旧作との違い
・どんなショットが打ちやすいか
・どんなプレーにフィットするか

どんな人にオススメ?
・旧作との具体的な差を知りたい
・購入するか迷っている人

WILSON PROSTAFF97 v13
(ウイルソン プロスタッフ97)

2020年に13代目として発売されたのがこのプロスタッフv13。
今回インプレするプロスタッフ97はBRAID45の採用、トップ寄りのストリングパターンを密に変更するなど、複数の仕様変更が加えられています。

スペック:315g/310mmで前作から共通

フェイスサイズ97平方インチ
重量315g
バランス310mm
フレーム厚21.5mm
フレーム長27インチ
ストリングパターン16 x 19

スペックは315g・310mmの重量バランスを継承しており、重みによるパワーは確保しつつも操作性が悪くならないちょうど良い設計。

デザイン:カーボンを見せるデザインは秀逸!

今回のV13で最も目を引くのが、フレームトップのカーボン地が見えるクリア塗装部分。
とにかくシンプルに”カッコいい”と思える仕上がりになっています。

セッティング:DUO FEEL / BLACK VENOM

DUO FEEL

M:Element (1.25mm)
C:NXT16 (1.30mm)

BlackVenom

・1本張り
・45ポンド

ストリングはエレメントをメインにしたハイブリッド:DUO FEEL、ポリオレフィン素材のブラックヴェノムの2パターンで使用しました。

打球感:より乗る感触が味わえる!

2つのセッティングでテストしましたが、どちらも共通して柔らかさが感じられ、旧作以上にボールが乗っかる感触を味わう事が可能になりました。

しっとり+減衰性が良い打球感

ここ数世代のプロスタッフはちょっとカンカンした感触が手に伝わってくる事もあったのですが、V13は明らかにしっとり感が増しただけでなく減衰性(振動の収まり)が良くなっています。

快適と言っても良いレベルであり、「ハードすぎるのはちょっと・・・」と躊躇していた人にも一度は試してもらいたい打球感になっています。

性能:フラット系をコントロールしやすい

今回のプロスタッフ97は打球感やストリングパターンが変更された事によって、よりフラット系のショットをコントロールしやすいラケットになっています!

パワフルなストロークを披露してくれたのは早稲田でも活躍された町田亮(まちだたすく)選手!
特に高い打点から厚い当たりで打ち込むショットが気持ちいい!というコメントを頂きました。

基本特性:バランス良くコントロール良し

コントロール性の高い仕様

PROSTAFF97 V13

球を押せるから意外と飛ぶ

打ち出し角・弾道は若干低め

操作性は全く問題無し

パワー
7
打ち出し角度
6
スピン量
6
取り回し
8

打球感は柔らかいのですが、ボールを乗せて押せる感触が強まったおかげで意外とパワーが出ます。
打ち出し角度は若干低い印象ですが高低の調整には問題はなく、スピン量はプレイヤーの筋力やスキル次第という感じ。これは歴代モデルと通底している部分だと言えますね。
315g/310mmが個人的に好きな重量バランスっていう事を差し引いても、取り回しはしやすくて快適!黄金スペック(300g/320mm)を振り回せる人ならほとんど問題になる事はないはず。

サーブ:フラット〜スライス系が快適

いわゆる薄めのボックス系に分類されるラケットなので、当てるだけだと伸びの無いサーブになりがち。
フラット系やスライスサーブが打ちやすく、コースを散らして的を絞らせない配球もしやすそう。

スピンサーブでバウンド後の弾みや変化を出すのは、僕には難しかったですね。弾道が上がりにくく、薄い当たりでネットしてダブフォ・・・という場面も何度かありました(笑)
コース重視なら十分使えるかな?という感じでした。

ストローク:狙った所へ素直に飛ぶ!

プロスタッフ97 V13のストロークの特徴としては、狙った所へとボールがまっすぐ素直に飛ぶという点が挙げられます。
厚い当たりでもコントロールがブレにくく、特に上級者以上のしっかり振れるプレイヤーは安心感を覚えるはず。

打ち出しの角度は標準〜わずかに低い印象で、基本的には低めの弾道と相性が良いです。
スピン量を求めるっていう人は・・・もっとスピン掛かるラケットは他にたくさん有るぞ、と(笑)

ボレー:適度なしっかり感!スキル次第!

ボレーでは315gのおかげなのか、意外としっかりとボールを受け止めてくれる感触がありました。
ラケットが弾くのではなく、自分で少しボールを送り出してあげるようなイメージでした。

アシストはないので、良くも悪くもプレイヤーのスキルがそのまま反映されると言えるますね!

比較:旧型よりもコントロール重視型!

・PROSTAFF97 V13
・PROSTAFF97 (2014)
・PROSTAFF TOUR90 (2003)
歴代モデルも含めた、3本のプロスタッフを打ち比べ!

ストリングは全てブラックヴェノム1.25mmで、テンション45ポンドで張り上げてテストをしました!

打球感:V13とTOUR90が意外と似てる!

驚いたのが、意外にもV13とTOUR90が近い打球感だったという事。
この2本はフレームがわずかにしなる・たわむ感触があって、しっとりした打球感でしたね。
2014だけはもう少しカラッとした打球感で、衝撃や振動がもっとダイレクトに伝わってきます。

スピン:2014 > V13 > TOUR90の順!

スピン性能に関しては、2014モデルが1番かけやすかったです。
ラフィノの動画でも澤柳プロ馬場早莉プロの2人が、V13よりもV12の方が回転を掛けやすかったとコメントしていたのですが、やはりストリングのマス目の荒さが影響しているのではないかと思います。

V13はコントロールはしやすくなっていますが、スピン性能の向上を感じられるとしたらごく一部の爆裂スイングスピードを誇るプレイヤーだけかもしれません。

データ比較:厚く当てて推進力を出しやすいV13

トスマシンを使ったストロークと、フラット系で打ったサーブをデータで比較。
V13の大きな特徴としては、球速は速い・回転数は少ないという点。

(多少乱暴な比較ではありますが)V13の方が2014よりも若干弾道が低めに出やすく、相手コートへの着弾が僅かに早いように見えます。
ギリギリの試合の時にこのちょっとの差が出たりするので・・・速いテンポを信条にしている人はV13が良いかも。

オススメ:速いテンポ / 制球力で攻める人!

ラケットの特性を考えるとフラット系のショットで速いテンポで攻める人や、制球力を生かして相手を振り回すようなプレイヤーにフィットするはずですね!

85/90平方インチが好きだった人にもアリ。

ウイルソン prostaff tour90

プロスタッフMIDを始め、過去の85・90平方インチが好きだった人も意外とV13は気に入ってもらえるラケットなんじゃ無いかと思います。
(※ストリングのセッティングなどは多少調整するのは必要だと思いますが!)

正直、2014〜2019年モデルはそれ以前のモデルとは大きく異なる使用感のラケットでした。
『原点進化』というフレーズは意外とウソじゃなかったかもしれません(笑)

丁寧なストロークで相手を崩し、ネットプレーで綺麗に決める・・・若手だけでなく、40/50代の男性プレイヤーでもこう言った形で使えば十分戦えるラケットだと思います!

動画インプレ:新旧比較を行なっています!

実際の弾道の比較などを視覚的に分かりやすくまとめています!
新旧の違いがよりはっきりと理解して頂けるはず!

まとめ:原点進化は意外とウソじゃ無い!

プロスタッフ97 V13

・デザインは秀逸!良いね!
・打感はしっとり+減衰性UP
・乗せて運べるホールド感
・厚い当たりが打ちやすい
・真っ直ぐ素直に飛んでくれる
・スピン量なら前作推奨
・速いテンポで攻める人に!
・コントロール重視の人にも!

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