この記事ではヨネックス・ブイコアプロ 2021年モデルについて解説をしています。
後継機種となるパーセプト(PERCEPT)については、こちらの記事に最新情報をまとめています。
新作VCORE PRO(ブイコアプロ)2021
ついに発表となったヨネックス・ブイコアプロ2021年モデル!
こちらの記事では最新情報をまとめています!
https://www.yonex.co.jp/sp/tennis/vcorepro/
・ついにブイコアプロの新型登場
・18×20の97Dが追加
・オーバーサイズの104追加
・しなりと復元力を強化!
・球持ちが良く手のひら感覚
・デザインはRD-8を踏襲?
新型ブイコアプロ(2021)ラインナップ&スペック
https://www.yonex.co.jp/sp/tennis/news/2021/08/2108041601.html
新しいブイコアプロのラインナップは、こちらの5種類。
97Dと104が新たに追加となり、97/100もスペックに変更が加えられています!
VCORE PRO 97D:18×20のパターン採用
#潰せる97D
モデル名 | ブイコアプロ 97D |
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 320g |
バランス | 310mm |
フレーム厚 | 21mm フラット |
ストリング パターン | 18×20 |
グリップサイズ | 2 , 3 |
ストリングパターンが18×20、ハードヒットする人向けに追加となった97D。
2019年モデルでは97HD(※海外モデル)があり、ヨネックスのラケットでも屈指のしなやかさを誇った1本。
新型ブイコアプロ97Dも、フラットでドカンとボールを潰して叩けるラケットに進化しているはず!
VCORE PRO 97:21mmフラットに変化
#掴める97
モデル名 | ブイコアプロ 97 |
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 310g |
バランス | 310mm |
フレーム厚 | 21mm フラット |
ストリング パターン | 16×19 |
グリップサイズ | 2 , 3 |
フレーム厚が20mmから、21mmになったのが大きな変更点。
厚みはによるパワーアップを図りつつも、新テクノロジーでしなやかさを生み出しています。
97の軽量モデル(290g)は廃止に!
新型ブイコアプロでは、97平方インチの290gモデルは廃止となったようです。
現行ブイコアプロ97のLGモデル(290g)を愛用している人は、2019年モデルを買い足した方が良い状況になるかもしれませんね。
VCORE PRO100:23mm厚フラットに変化
#撃ちぬける100
モデル名 | ブイコアプロ 100 |
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 300g |
バランス | 320mm |
フレーム厚 | 23mm フラット |
ストリング パターン | 16×19 |
グリップサイズ | 1 , 2 , 3 |
ブイコアプロ100は2019年モデルから+2mmの23mmへと変化。
ブイコアプロ100JPに近いスペックへと変更されており、2019年モデルの100よりも幅広いプレイヤーが使いこなせるラケットに進化しています。
CX400TOURと真っ向勝負に!?
2021年の大ヒット作のひとつ:ダンロップCX400TOUR(ツアー)。
23mmフラットのボックス系フレームで、これまでにない汎用性の高さを実現したモデルとなっています。
これに対してブイコアプロ100がどのような違いを持っているのか、気になっている人も多いと思います・・・後日、比較インプレが出来るように頑張ります(笑)
VCORE PRO 100L:280gで高い操作性
#振り切れる100L
モデル名 | ブイコアプロ 100L |
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 280g |
バランス | 335mm |
フレーム厚 | 23mm フラット |
ストリング パターン | 16×19 |
グリップサイズ | 1 , 2 |
フレームの形状などは100と同じで、重量のみ280g/335mmになっているのがこの100L。
高い操作性で振りやすく、2019年モデル以上に扱いやすいラケットになっています。
VCORE PRO 104:待望のオーバーサイズ
#掴んで飛ばせる104
モデル名 | ブイコアプロ 104 |
フェイスサイズ | 104平方インチ |
重さ | 290g |
バランス | 325mm |
フレーム厚 | 22mm フラット |
ストリング パターン | 16×19 |
グリップサイズ | 1 , 2 , 3 |
ついにブイコアプロにも104平方インチ、少しだけ面の大きいオーバーサイズが追加。
相当注目度が高いモデルですよね!
グラファイト107やCX200 OSと競合するモデル
ブイコアプロ104はフレーム厚が22mmとわずかに薄めになっており、『しなりのあるクラシカルな打感とパワーを両立したモデル』になっています!
競技系ラケットのオーバーサイズは、最近になって再注目を集めているカテゴリー。
ファントムグラファイト107、CX200 OSとも競合になるスペックなので、今後もこの目が離せないジャンルになりそう!
新型ブイコアプロ(2021)のテクノロジー
・フレックスコンシステム
(FlexCon System)
・フレックスフューズ
(Flex Fuse)
・ツージーエヌアムド
フレックスフォース
(2G-Namd Flex Force)
随所にフレックス(=しなやかさ)というフレーズが入ってますね!
前作以上に高い柔軟性と大きなしなり、ホールド感を生み出すラケットに進化しています!
フレックスコンシステム
(FlexCon System)
https://www.yonex.co.jp/sp/tennis/news/2021/08/2108041601.html
■強靭なしなりを生み出す新構造シャフト
現行品よりもシャフトを長くし、柔軟性の高い逆R断面構造を採用。
強靭なしなりを生み出します。
シャフトが長くなり、しなりが出やすくなっています。
またこれまでのベクターシャフトはハッキリと段がついた凸型の断面だったのですが、新型は滑らかな断面に変わっています。
フレックスフューズ
(Flex Fuse)
https://www.yonex.co.jp/sp/tennis/news/2021/08/2108041601.html
■しなりと柔軟性を実現する新素材「Flex Fuse(フレックスフューズ)」
新素材Flex Fuse採用により、ホールド性能に重要な高い柔軟性を実現します。
ツージーエヌアムド フレックスフォース
(2G-Namd Flex Force)
■急激な復元力を生む新素材「2G-Namd Flex Force」(ツージーエヌアムド フレックスフォース)
https://www.yonex.co.jp/sp/tennis/news/2021/08/2108041601.html
繊維と樹脂を分子レベルで結合することで、密着度が高まり強度が向上します。
VDMは継続して搭載
2019年モデルから搭載されたVDM(Vibration Dampening Mesh)は、2021年モデルでも継続となっています。。
新作ブイコアプロ:発売日は9月下旬の予定!
発売は9月下旬予定!
予約スタートしていますので、確実に手に入れたい人は早めにポチっておきましょう!!
個人的にはフレーム厚が増してより扱いやすくなったであろうブイコアプロ100が注目スペック。
・・・欲しい(笑)
デザインはYONEX RD-8を踏襲?
Embed from Getty Images今回の新しいブイコアプロのデザインをみて、このRD-8というラケットを連想した人は少なくないのではないでしょうか。
1995年前後に伊達公子選手が使用しており、彼女の全盛期を支えたと言ってもいいモデルなのです。
Embed from Getty Imagesおそらく40代以上のテニスフリークなら、このラケットを実際に使った!っていう人もいるのではないでしょうか。
長年テニスを続けている人には”懐かしい“、10代〜20代の人にとっては”新しい“デザインなのが新作ブイコアプロなのかもしれません。
2019年モデルはまだ安くなってない?
VCORE PRO 2019年モデルですが、今のところはまだセール価格にはなっていません。
通常であれば新型発表前には安くなるはずですが・・・もう少し待つ必要があるかもしれません。
2019年モデルも非常にバランス良く完成されたモデルではあるので、安くなったタイミングでまとめ買いするのもありかもしれません。