今回インプレするのは新規スペックとして登場した『ヨネックス・ブイコア100D』です!

| ダブルス | ・・○・・ | シングルス |
| ボレー | ・・○・・ | ストローク |
| 低弾道 | ・・○・・ | 高弾道 |
| 多彩さ | ・・・○・ | 安定性 |
| 柔らかい | ・○・・・ | 硬い |
| 片手バック 打ちにくい | ・○・・・ | 片手バック 打ちやすい |
| スイートエリア 先端寄り | ・・○・・ | スイートエリア 手元寄り |
| イージー | ・・○・・ | スパルタン |
面100ながら16×20・305gを採用しより安定したバラつきの少ないショットを打ちやすくなっています!
| VCORE100Dの特徴 |
| 〇上に抜ける心配がない 〇低めの弾道でまとまる能 〇重みで飛ばす感触が増す 〇回転過多になることはない ×普通の100で良いや感 ×やや重みを感じる操作性 |
YONEX
VCORE100D (2026)

今回のモデルチェンジで新たに追加されたのがこのブイコア100D。


EZONE100TOUR・PERCEPT100Dと同じ、面100の派生形として誕生したこのラケットの使用感について正直にお話していきます!
スペック/仕様
| モデル名 | ブイコア100D 2026 |
| フェイス サイズ | 100 inch2 |
| 重量 | 305 g |
| バランス | 315 mm |
| フレーム 厚さ | 24 26 23 |
| 長さ | 27 inch |
| ストリング パターン | 16×20 |
| グリップ サイズ | 2,3 |
| 発売予定 | 2026年 2月27日 |
| 価格 | 41,800 |
ベースになっているのはVCORE100のフレームなんですが、ストリングパターンが16×20とやや密になっているのが最大の特徴。

画像で100と100Dのストリングパターンを比較してみると、横糸のトップとボトムの位置はほぼ変わっておらず中央部分のピッチが密になっていることが分かります。
100Dはストリングパターン以外に、重量バランスも300g/320mmから305g/315mmへと変更されています。
【打球感】
たわみ感を少し抑えて飛ばす
| 項目 | 評価 (0±2) | 一言解説 |
| 柔らかさ | 1 | たわみが100よりやや減る |
| 打ち応え | 1 | 若干重みを感じる |
| スイート エリア | 1 | 100同等か僅かに狭い |
| 弾き感 | 0 | 反発より重みで飛ばす |
| 安定感 | 2 | ブレ感は無く非常に安定 |
| 減衰性 | 1 | 流石のヨネックス品質 |
| 快適性 | 0 | 特筆すべき感じは無し |
ストリングはPTレブやレクシススピードが張られているものをテスト。
100無印と比較すると、16×20パターンだからかインパクト時のストリングのたわみ感が若干少なくなった印象。
乗り過ぎず・食いつき過ぎず、割とあっさりとした球離れになってくれますね。
感触的には100と大差ない
ストリングが16×20に、重量は305g・315mmに変更されているのですが、フィーリング的には100無印とそこまで極端な差は無かったですね。
16×20でややたわみは減少していますが、305gになって重みを使って飛ばせるので、足し引きゼロに近い結果になってるのかなと思いました。
【性能】
ショットのバラつきが減る
| 項目 | 評価 (0±2) | 一言解説 |
| ストローク | 1 | バラつきが少なく安心 |
| ボレー | 0 | やや押しが必要かも |
| サーブ | 0 | 足し引きしない感じ |
| ドライブ | 1 | 推進力に変換しやすい |
| トップスピン | 0 | 回転掛かる感触は控え目 |
| 弾道の高さ | 低 | やや低めでまとまる |
| スライス | 1 | 浮かず重みも使いやすい |
| パワー | 0 | やや筋力で飛ばす感じ |
| 操作性 | -1 | 若干重みを感じた |
| 振り抜き | 0 | 悪くはないが良くはない |
感触的に100無印と近い感じにはなっているものの、性能や球質には明らかな違いがありました。

100よりも弾道が低くまとまりやすく、球が浮くこともなく安定したストロークが打ちやすくなってますね。
スピンが掛かる感触は控えめになっているんですが、推進力に変換しやすいので深さや伸びを出したい人にはアリ。
ハードヒッター向け?
むしろ丁寧に打つほうが良き
スペックからして「100無印よりもハードヒッター向け」っていうイメージを持つ人が多いんじゃないかなと思うんですが、実際使ってみるとゆったり丁寧に打つほうがラケットの旨味を感じやすかったですね。
ラケット全体の重みを感じつつフラット気味にスイングしてあげれば、100無印以上の推進力がある球が飛んで行ってくれます。
グリップが薄め、コントロールを大事にするベテラン勢、98だとスイートエリアの面で厳しいので100が良い、っていう人にはすごく刺さる性能してますね。
インプレ動画はこちら
相性の良いストリング(ガット)

フラット系をコントロールしながら展開していくという100Dらしい部分を最大化するなら、やや球持ち感がありつつもスッキリ飛ばせる丸形ストリングが相性良さげですね。
柔らかいけど滑りが良くて気持ち良く飛ばしてくれるファントムタッチはかなり合うんじゃないかなと予想。
押すように打つフラットで相手を押し込みつつ、要所でスナップバックの良さを使ったスピンで角度を付けて崩す、そんな展開がイメージできちゃうなー笑
乗せて押してフラットを打つという感触を特化させていくならRPMチームもありかも。
一応は多角形ポリに分類されるんですが角は尖っておらず引っ掛かり感は控えめ、打球感は柔らかく食いつきが強いのでVCORE100Dの低弾道ストロークを活かしやすい特性なんじゃないかなと思いますね。
ライバル比較
【16×20パターンのラケット】
・ピュアストライク100 16×20
・GRAVITY MP
・ELEVATE98
・PURE AERO98
・PURE DRIVE98
・ULTRA TOUR95QZ
(・ULTRA TOUR100v5) などなど
ブイコア100Dと同じ16×20のストリングパターンを採用しているのは上記のラケットたちなんですが、現実的なライバルとしてはほぼピュアストライク100 16×20くらいなんじゃないかなと思いますね。
どちらも面100・16×19・300gのスタンダードなモデルの派生形として誕生、16×20・305gを採用している点も同じ。
実際打つとピュアストのほうがしなり感が大きく薄ラケっぽいテイストが強く、乗り感重視ならピュアスト、推進力やアシストも欲しいっていう人ならブイコア100Dっていう選び分けになるのかなと思いますね。
ヨネックスの100の派生形が競合
同じ16×20パターンの他社製品をピックアップしてみましたが、実際には同じヨネックスの面100の派生形ラケットが比較対象になるんだろうなとは思いますね。
同じ100D名称ですが、パーセプトは18×19のストリングパターンを採用。
個人的にVCORE100DとPERCEPT100Dの球質や扱い方はほとんど差がないように感じてまして、もし「どっちが良い?」って聞かれたら返答に困る2本なんですよね。
厚みがあってラウンド系っぽいテイストが良いならブイコア、ややしなり感もあるボックス系っぽいテイストが良いならパーセプト、っていう感じなんじゃないかな?
EZONE100TOURは100D系列とはやや毛色が異なり、EZONE100とストリングパターンは同じで重量バランスが310g・315mmに変更されているスペック。
どちらも面100だけどラケットの重みを使って球を飛ばせるっていう感触は共通。
ただ個人的にはEZONE100TOURって「じゃあ100無印を重くすれば良いじゃん」って感じてしまったスペックなので、ブイコア100Dのほうが特別感があってお金出す価値を見出せるかなって思いますね。
(もちろん重いのが好きな人がカスタム不要のEZ100TOURを買うってのはアリ、あくまで特別感が少ないよねって話なのであしからず)
【個人的評価】
悪くないけどニッチなスペック
新規スペックとして登場したブイコア100D、実際使って見ると推進力の出しやすさ・ショットのバラつきの少なさというメリットを感じることが出来ました。
ただそのメリットを求める人がどのくらいいるのか?っていうのを考えるとやっぱりニッチな所を狙ったスペックなんだろうなと思いますね。
スピンを求めるならブイコア100無印、ガンガン打っていきたいならブイコア98があるので、そのどっちでもないっていう人が100Dに行くのかな?っていう感じ。
そもそも100無印が強すぎる。

ヨネックスは主要3シリーズすべて100の派生形(VC100D,PE100D,EZ100TOUR)を展開したことになるのですが、いかんせんそもそもの100無印が強すぎる感が凄くて。
特にブイコア100・イーゾーン100は常に売り上げ上位に入る人気スペックだし、実際打ってみても「こりゃ売れるぜ・・・」って納得させられてしまう性能と打球感。
ストリングセッティングも含めて考えたら100無印がカバーできるプレイヤー層ってすんごい広いですし・・・面100の派生形が相対的によりニッチなスペックに見えちゃうんですよね。笑
発売日:2026年2月27日
新型ブイコア100Dは2026年2月27日に販売スタート。



















