
| ダブルス | ・○・・・ | シングルス |
| ボレー | ・・・○・ | ストローク |
| 低弾道 | ・○・・・ | 高弾道 |
| 多彩さ | ・・○・・ | 安定性 |
| 柔らかい | ○・・・・ | 硬い |
| 片手バック 打ちにくい | ・・・○・ | 片手バック 打ちやすい |
| スイートエリア 先端寄り | ・○・・・ | スイートエリア 手元寄り |
| イージー | ・・○・・ | スパルタン |
ヨネックスのミューズ100は柔らかい打球感と広めのスイートエリア、そして面100にしては飛びすぎず気持ち良く振っていけるラケットです!
| 【 〇の特徴 】 |
| 〇振り切っても安心 〇柔らかく快適な打球感 〇スイートエリアは広め 〇大雑把に打っても安定する ✕振り切るのが前提 |
YONEX MUSE100

ヨネックスの新規シリーズとして突如登場したMUSE100(ミューズ100)。

少し青みのあるシルバーを基調に、全体的に淡く美しい塗装になってます。

フレームの厚みもフェイス形状も100・98でほとんど差がなく、パッと見でこの2本を見分けるのは非常に難しいですね。
スペック/仕様
| モデル名 | YONEX MUSE100 |
| フェイス サイズ | 100 inch2 |
| 重量 | 295 g |
| バランス | 320 mm |
| フレーム 厚さ | 24.5 24.5 18.0 |
| 長さ | 27 inch |
| ストリング パターン | 16×18 |
| グリップ サイズ | 1,2,3 |
| 発売予定 | 2026年 4月下旬 |
| 価格 | 41,800 |

面100に295g/320mmの重量バランスを採用しており、スペック的にはBOOM MPが一番近いですね。

フレーム厚は最大24.5mm・最小18mmとなっており、EZONE98(24.5/19.5mm)以上にくびれの強い設計となっています。

シャフトの形状も独特で、明らかにここから曲がりますよ!っていう感じの構造してます。

グロメットも独特で、大きく開いたシェアホールが四隅に配置されているのがMUSEの大きな特徴のひとつ。
一応MUSEシリーズは中国産という事らしく、SNSなどの反応を見るとイメージは良くない人が多いようですね。
実測値
| 重量 | 294 g |
| バランス | 320 mm |
| スイング ウェイト | SW276 |
| RA値 | 54 |
重量・バランスの実測値はほぼカタログ値通りでしたが、驚きだったのがRA値が54と非常に低かった点。
初代CLASH100に匹敵する低さとなっていて、相当なしなりや柔らかい打球感を感じられそう。
セッティング

| ストリング | レクシス アクティベート 1.25mm | G-SPIN3 1.28mm |
| テンション | 45ポンド | 45ポンド |
| 張り方 | 1本張り | 1本張り |
| 重量増加 | +14.4 g | +17.3 g |
初打ち時にはナイロンのレクシスアクティベート、そのあとに多角形ポリであるG-SPIN3を張ってプレーしてみました。
【打球感】
大きなしなりとたわみで柔らかい
| 柔らかさ | 1 | しなりもたわみも大きい |
| 打ち応え | 1 | しっかり手応えがある |
| スイート エリア | 1 | 若干広めの印象 |
| 弾き感 | 0 | トップ寄りは弾く |
| 安定感 | -1 | しなる割には安定 |
| 減衰性 | 2 | 気になる振動はない |
| 快適性 | 2 | 外し気味になっても快適 |
打球感は非常に柔らかく、大きなしなりとたわみによってボールが食いつく感触が強いですね。

ただ柔らかいだけじゃなくトップ寄りで捉えた時は反発力やシャープさも出るので、どう打っても柔らかいって感じだったCLASH100とは結構違うなと感じました。
スイートエリアはやや広め、外しても衝撃が少なく快適でした。
BOOM MPをさらに柔らかくした感じ
打球感としてはBOOM MPをより柔らかくしたような印象でしたね。
MUSE100のほうが食いつきが強く、一度掴んでグググと押し込むようにしてパワーを伝える印象。
BOOM MPはしなやかさもありますがMUSEよりも反発力が強く、食いつきは感じつつも軽いタッチで飛ばしていける感じです。
操作性や振り抜きなどはほぼ同等で、どういう感触が欲しいか?という点で選び分ける感じになりそう。
【性能】
収まり良好、しっかり振る1本
| ストローク | 2 | ガシガシ打って行ける |
| ボレー | 1 | 外し気味でも返せる |
| サーブ | 0 | 回転系よりフラット気味 |
| ドライブ | 0 | 悪くないけど伸びが微妙 |
| トップスピン | -1 | 擦るスピンはNG |
| 弾道の高さ | -1 | 基本は若干低め |
| スライス | 0 | 少し乗せて打つ感覚 |
| パワー | -1 | 食いつきの分のロスはある |
| 操作性 | 2 | 楽に操作出来て高評価 |
| 振り抜き | 1 | 空気抵抗は少なめ |
ボールの収まりが良く、柔らかい打球感も相まってストロークをガシガシ打って行ける安心感のあるラケットです。

16×18のストリングパターンですが弾道は若干低めに出やすく、引っかけるようなスピンではなくレベルスイング気味に引っ叩きながら自然な回転が掛かるっていうイメージ。
ナイロンだと”不思議ちゃん”に感じる
レクシスアクティベートだと相性はイマイチで、あまり回転が掛からず手応えも軽すぎてとにかくショットを安定させるだけで精一杯になりがち。
コンチ~イースタンみたいな薄いグリップで送り出すようにフラット系を打てば使えなくはないのですが、正直あまりラケットの旨味は引き出せてないのかなと。
後日トップに思いっきり加重して再トライしてみました。
所々で良いショットが出るようにはなったのですが、やはり独特のクセは残っていて特性が掴みづらいと感じながらプレーしてました。
多角形ポリにして印象が激変
6角形+シリコンコーティングのG-SPIN3 1.28mmに張り替えたら印象が激変し、しっかり打ち抜いていける安心感のある仕上がりになりました。
打ち応え・手応えは重めではあるのですが、むしろそのおかげでしっかり力を入れて打ち込めるというメリットにつながってますね。
引っ掛かりの弱さ、回転量の不安定さなども改善されており、良い意味で大雑把に打って旨味を引き出せるセッティングだと感じました。
相性の良いストリング(ガット)
MUSE100には太めの多角形ポリをオススメしたいですね!
特に今回感触が良かったG-SPIN3 1.28mmは、MUSE100の良さを残しつつ実用性を引き上げてくれる相性◎なストリングでした。
もう1つ候補を挙げるとするならポリツアーレブも良いのかなと思いますね。
打った時の手応えは結構重くなりそうではあるんですが、手応えがあるから力強く打てる・安定して力を伝えられるっていうのもあるので男性ならレブもありかなと。
タッチを軽くしてフラットを打ちたい人ならナイロンもありですが、まずはポリエステルから試したほうが失敗しにくいフレームかなと思います。
【ライバル比較】
BOOMやSQUAREDが筆頭
【ライバルラケット】
・BOOM MP
・スクアード
・ピュアストライクチーム など
少し軽量で面100のラケット達がライバルになると思いますが、個人的にはBOOM MPが一番フレームの挙動が似ているんじゃないかと思いますね。
どちらも剛性の高いフェイス周り・しなやかで柔らかいシャフト周り、この2つを組み合わせているのが共通点。
ただこのギャップがMUSE100の方が大きく、少しトップ寄りでボールを捉えるとRA54とは思えないシャープさで球が飛んでいきます。
フラット気味でしばくように打ちたい人はMUSE100、スピンや高めの弾道も絡めて多彩に組み立てたい人はBOOM MPを選ぶと失敗しにくいと思いますね。
スクアードは似た雰囲気の別物
同時期に発表され、似たような色味、似たような雰囲気のラケットであるヘッド・スクアード(SQUARED)。
実際使ってみると2本の特性は別物。
しなりで飛びすぎずシバけるのがMUSE100、フレーム全体に安定した剛性があり反発含めたサポートを受けながらプレー出来るのがSQUARED。
一応ライバルと言っても良いとは思うのですが、対象プレイヤーとなる層は結構違うと思いますね。
【個人的評価】
YONEXにしてはクセ強い
EZONEやVCOREなどが大人気で覇権ブランドへと突き進んでいるここ数年のヨネックス。
以前に比べて「普通に使いやすい」とか「幅広い層が扱える」といったテイストが強くなっていたヨネックス製品の中にあってMUSEは異色の存在。
EZONE98以上に厚い部分と薄い部分のギャップが大きく、それがMUSE独特のフィーリングを生み出していますね。
フラットでバチンと打ちたい人や、大雑把に振ってもある程度ラケットが補正してコートに収めてくれるラケットを探している人にオススメの1本です。
発売日:2026年4月下旬予定
MUSE100は2026年の4月下旬発売予定。
MUSEシリーズと同じタイミングで出たバッグは配色やサイズ感なども良く、このバッグ+ラケットケース手持ちっていう軽やかなスタイルでコートに行くのもありだと思います!















