02-ストリングインプレ

ゴーセン・AKプロをインプレ/レビュー!GOSEN AK PRO

gosen ak proのインプレ、レビュー、評価、感想
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
・トータルバランスに優れる
・反発力+程よい打ちごたえ
・しっかり打っても快適・安心
・球が少し乗る感覚がある
・カット品の取り扱いは少なめ

今回はトータルバランスに優れたナイロンストリングである『ゴーセン・AKプロ (AK PRO)』をインプレッション!

GOSEN AK PRO (ゴーセン・エーケー・プロ)の見た目

TRUEMAN
TRUEMAN
マイルドさと反発力のバランスが良く、ナイロンの中ではしっかりとした打ちごたえがあるのが特徴!

ナイロンマルチでありながら芯のある打球感があり、しっかり打っていきたい男性プレイヤーにも意外とアリな1張り!

GOSEN AK PRO (ゴーセン・エーケー・プロ)の見た目
メリット デメリット
・優れたトータルバランス
・しっかり打てるナイロン
・スイートエリアが広い
・安心感のある打球感
・パワーロスしにくい
・引っかかりは控えめ
・実勢価格が僅かに高め

この記事では『GOSEN AK PRO』を徹底的に解説させて頂きます!

ゴーセン AKプロ
(GOSEN AK PRO)

GOSEN AK PRO (ゴーセン・エーケー・プロ)のパッケージ表・裏

ナイロン系ストリングのロングセラーのひとつであるゴーセン・AKプロ (GOSEN AK PRO)

GOSEN AK PRO (ゴーセン・エーケー・プロ)の表面

同じゴーセンのナイロンマルチであるテックガットと比べるとナチュラルよりの色味になっていて、透明感も控えめな感じ。

GOSEN AK PRO (ゴーセン・エーケー・プロ)の見た目

お昼時と夜(ナイター)の両方で写真を撮ってみたんですが、特に色味が違って見えるようなことはなかったです。

AKプロのスペック/仕様

GOSEN AK PRO (ゴーセン・エーケー・プロ)の見た目と色味
モデル名GOSEN
AK PRO
素材ナイロン
構造マルチ
断面形状丸形
太さ1.31mm
(16GA)
1.22mm
(17GA)
ナチュラル
ブラック
生産国日本
価格3,300円
(12.2m)

¥52,800
(240mロール)

¥52,800
(20張入)

ゲージは1.31mmと1.22mmの2種類展開で、カラーもナチュラルとブラックの2色。

AKプロの特徴

独自の海島型構造を採用し、反発性・コントロール性などトータルバランスに優れた人気モデル。

https://www.gosen-sp.jp/products/?id=1332491663-539735&sca=1331172362-222290&p=1

ナイロンマルチに分類されるものの、GOSENが得意としている海島構造を採用

真ん中の芯だけでなく、側糸も海島構造になっており複雑で変態的(?)構造になっています。

セッティング紹介

ストリングAK PRO
1.31mm
(16GA)
フレームSOLINCO
BLACKOUT285
テンション45ポンド
張り方1本張り
重量増加+15.7g

今回はラケット自体にパワーとシャープさのあるソリンコ・ブラックアウト285に張り上げ。

GOSEN AK PRO (ゴーセン・エーケー・プロ)をブラックアウトに張り上げ

場合によってはレスポンスが良くなりすぎて扱いにくくなる可能性もありそうな組み合わせですが、どのような仕上がりになるのかを確かめてきました。

ゴーセン AKプロをインプレ

食いつき1
反発力1
引っかかり-1
弾道の高さ0
表面の滑り0
耐摩耗性0
性能維持1

打球感:基本は柔らかいが打ちごたえもある

GOSEN AK PRO (ゴーセン・エーケー・プロ)を張ったブラックアウト

インパクトではマルチ系らしいマイルドな柔らかさはありつつも、しっかりとしていてたわみすぎない打ちごたえも感じました。

弾きもあるけど球を一瞬乗せられる感覚もあり、トータルバランスの高さを感じる仕上がりですね。

X-ONEなどに比べたら明らかにしっかりした打ちごたえがあり、ブリオよりもクリアな打感でシャープにボールを飛ばせます。

TRUEMAN
TRUEMAN
コンセプト通り、トータルバランスが優れていて実戦でも安心のナイロンですね。

男性プレイヤーでも十分使うことが出来る感触で、しなやかなラケットや面が小さいクラシックなラケットなどと組み合わせて使うのも多いにアリかと!

性能:しっかり打っても快適なナイロン

GOSEN AK PRO (ゴーセン・エーケー・プロ)の見た目

他の平均的なナイロンストリングと比べて、しっかり打っても安心感があるのがメリット。

弾きやレスポンスは良好ですが、インパクトで一瞬乗る感じと芯のある打球感が組み合わさることで、フラット〜ドライブ系のショットを打ち込んでいくことが可能。

サーブからストロークで快適にスピードを出すことが出来るため、ナイロンらしからぬ攻撃的プレーもしやすいストリングだと思います!

XCELやX-ONEのような柔らかいナイロンよりもスピードが出しやすく、アイコニック・オールに近いですがもう少し強気で振り切れて、ブリオよりはナイロンらしい軽やかさがあるという感じ。

TRUEMAN
TRUEMAN
男性プレイヤーでも結構気にいる人はいるんじゃないかと!

あとはポリ系ストリングよりもスイートエリアが広く感じられ、ミスヒットによるショートボールが出にくいのもメリット。

相手の動きを見つつタイミングを遅らせて打つようなスライスロブリターンが1番このストリングの恩恵を感じましたね。

メリット・デメリット

メリット デメリット
・優れたトータルバランス
・しっかり打てるナイロン
・スイートエリアが広い
・安心感のある打球感
・パワーロスしにくい
・引っかかりは控えめ
・実勢価格が僅かに高め

実戦で使っても安心の性能バランスの良さがあり、性別を問わず軽やかな打感+しっかり打っていきたい人にはかなりフィットする1張り。

正直言って大きなデメリットはなく、強いて挙げるとするなら12mカット品があまり売っていないので実勢価格が若干高いという点ぐらいでしょうか。

ライバルストリング・比較

<AK PROのライバル製品>
・アイコニック・オール
・エアロンスーパー850 など

ライバルはオールラウンドな性能を持っているアイコニック・オールや、エアロンスーパーなど。

AK PROが優れているポイントは?

GOSEN AK PRO (ゴーセン・エーケー・プロ)の張ってあるブラックアウト285

ライバルと比べるとAK PROの方が芯のある打球感で、打ちごたえがあると思います。

特にナイロンが良いけどしっかり打っていきたい、ある程度の打ちごたえも欲しいという人にはAK PROがオススメ。

ゴーセンのストリングの選び分けは?

多数のナイロンストリングをリリースしているゴーセン。

同ブランド内での選び分けについてまとめました。

ミクロスーパーとの違いは?

モデル名AK PROミクロ
スーパー
食いつき
反発力
レスポンス
引っ掛かり
表面の滑り
耐摩耗性
性能維持
コスパ

ミクロスーパーの方がレスポンスが強く”弾き飛ばす”という感覚が強め。

AK PROの方が一瞬乗る感じがあって、しっかり振っていった時の安心感がありました。

AKプロ CXとの違いは?

モデル名AK PROAK PRO
CX
食いつき
反発力
レスポンス
引っ掛かり
表面の滑り
耐摩耗性
性能維持
コスパ

AK PROをベースにCXという強化素材をプラスしたのがAK PRO CX。

CXの方が素材が生み出すしっかり感+耐久性があり、アッサリとした打感と飛びが若干強調される印象。

AK PROの方が少し持つ感じ、調整がしやすい感じが強いのかなと思いました。

個人的総合評価:★★★ 高い満足度

数年ぶりにAK PROをガッツリ使用したのですが、想像以上に満足度は高かったですね!

特にロブやボレーが快適に打てるため、ダブルスで相手に的を絞らせずに揺さぶるような戦い方がしやすくメリットを感じることが出来ました。

シングルスでストロークメインになると流石に物足りない(特にスピンの引っかかり具合)部分はあるものの、この1年はほぼポリ生活をしていたので仕方ない部分かなと。

総じて使いやすく、商品のコンセプト通りトータルバランスに優れたナイロンだなと感じたので星3つ評価です!

ゴーセン AKプロ:インプレまとめ

・トータルバランスに優れる
・反発力+程よい打ちごたえ
・しっかり打っても快適・安心
・球が少し乗る感覚がある
・カット品の取り扱いは少なめ

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