今回インプレするのはネオクラシックなボックス系ラケットである『FURI ARMA LITE101』です!
ARMA PRO101を同じフレーム形状でありながらも、285gと軽量になったことで高い操作性・高いカスタム性を実現しているのがARMA LITE101の特徴!
さすがに高強度なラリーになるとノーマルではキツイ瞬間もありますが、カスタムベースとしても非常に良い素材なので”自分専用スペック“に育てていく楽しみも味わえるラケットだと思います。
こんな人にオススメ |
楽にどのショットも打ちたい ダブルス主体でシングルスも! 少し柔らかめの打感が好み 楽なボックス系が欲しい 30代以上の道具好きな人 |
メリット・デメリット |
○ 楽に振り回せる ○ 減衰性も十分 ○ どのショットも楽 ○ カスタム性が高い × 正面厚があり空気抵抗強め × ノーマルだと厳しめ |
この記事では『FURI ARMA LITE101』を徹底的に解説させて頂きます!
FURI ARMA LITE101
(フューリー アルマライト101)
日本に本格上陸を果たしたばかりのブランドであるFURI(フューリー)のARMA LITE101(アルマライト101)。
デザインはARMA PRO101と共通の黒/黄/オレンジの配色となっていますが、このLITEのみグロス仕上げ(光沢あり)になっています。
シャフトは正面厚がかなり分厚く、クラシカルな雰囲気を持ったフレームになっています。
ボックス形状+トップに向けて太くなるカウンターテーパーを組み合わせた『Neo Classicフレーム』を採用してるのがこのARMAシリーズの大きな特徴。
スペック/仕様
モデル名 | ARMA LITE 101 (アルマ ライト101) |
ブランド メーカー | FURI (フューリー) |
フェイス サイズ | 101 inch2 |
重量 | 285g ±5 |
バランス | 310 mm |
スイング ウェイト | SW270 ±10 |
フレーム厚 | Max 24mm min 22mm |
フレックス | RA65 ±2 |
ストリング パターン | 16×19 |
グリップサイズ | 1,2 |
価格 | 25,000円 (税込) |
285g/305mm/SW270と軽量・トップライト気味の設計は高い操作性、高いカスタム性を実現。
305gのアルマプロ101のインプレはこちらの記事へ。
テクノロジー
Neo-Classicフレーム
ストレートビームに絶妙にカウンターテーパーを加えた剛性の高いボックス形状に、先進素材を融合。
厳選素材
高弾性糸(30t)を使用したプリプレッグの補強部材をフレーム上部左右に配置し、剛性を高めたフレームがボールに良い弾きを生み出し、スムースなプレイを可能にします。
ERT: Energy Return Technology
最先端技術により、ラケットヘッドからボールへ効率的にエネルギーを伝達、楽に扱えるパワーとコントロールで他にはないプレイ体験を提供します。
VRT: Vibration Reduction Technology
ボールインパクト時のラケットに伝わる振動を軽減するため、フランス製のFLAXシートをシャフト部の内部に配置、グリップへの負担を軽減した技術。
特徴・コンセプト
思いのままに、軽やかに勝つ!
FURI ARMA LITE 101は、ストレートビームに絶妙にカウンターテーパーを加えた剛性の高いボックス形状の軽量「Neo-Classic」フレームにより、扱いやすい「軽さ」を実現しつつ、パワーとコントロールにも妥協のないフレームです。
https://www.furisports.jp/shop/products/detail/9
イメージ通りにプレイし、新たなテニスの楽しさを発見してみませんか?
フォアハンドのウィナーも、柔らかなタッチのドロップボレーも、ARMA LITE 101なら思いのまま。
アルマプロ101と基礎設計は同じですが、20g軽い285gになっていることでより操作性に優れたラケットとなっています。
グリップ形状は標準タイプで安心
FURIのラケットのグリップ形状はバボラやウイルソンに近い標準的なタイプ。
他社製品から乗り換えもスムーズに出来るので、安心してお試しいただければと思います。
インプレ:優れた操作性により自在
ストローク | 1 | 振りやすく調整しやすい |
ボレー | 1 | 楽に捌ける安心感 |
サーブ | 1 | スイングしやすく○ |
ドライブ | 0 | 楽に飛ばせるが球威は△ |
トップスピン | 1 | スピンの調整はしやすい |
弾道の高さ | 1 | 自分で調整しやすい |
スライス | 0 | 305gより若干浮く印象 |
反発力 | 1 | 軽やかに飛ばせる |
パワー | 1 | 振りやすさ+反発力 |
ホールド感 | 1 | ストリングのたわみ大 |
安定性 | -1 | 軽い分、少し不利な所 |
操作性 | 2 | 非常に振りやすい |
振り抜き | 0 | 空気抵抗あるが軽くて○ |
減衰性 | 1 | 振動止めなしでもOK |
快適性 | 1 | 振り回せて楽に打てる |
軽量モデルという事もありとにかくスイングをしやすく、パワーアシストも相まってどのプレーも楽にこなせるラケットになっています。
球威の面や、対強打という面ではもう少し重みが欲しいところではありますが、好みの重量・バランスに調整しやすいというのもメリットになっているかと思います。
打球感:柔らかくて軽めの手応え
アルマプロ101と同じく打球感は柔らかくて手応えは軽やか。
ストリングはバボラ・ブリオ1.30mmを45ポンドで張ったものを使用しましたが、フレームとの相性は非常に良いように感じられました。
性能:どのショットも楽に捌ける操作性
285g/310mmの重量・バランスはとにかく楽に振ることが出来、それでいてある程度のパワー/アシストがあるのでどのショットも楽に捌けるラケットになっています。
サーブ:疲れてきてもしっかり振れる
サーブは疲れてきてもスイング速度が落ちにくく、自分の求めるサーブクオリティをキープしやすいように感じました。
振り回しやすさ、反発力のミックスによりスピードは出しやすく、特にダブルスでS&Vを仕掛ける時にもサーブで優位を取りやすいラケットですね。
ストローク:球速は出しやすいが若干ブレる感じも
ストロークではスピンでもスライスでもしっかり飛んでくれるので、自分が打ちたいショットを楽に作り出せるというメリットを十分に感じられました。
一方で軽量がゆえにオフセンターでブレる感覚、相手の強打に対して若干伸びが出にくい・押し込まれる感覚はありました。
ラリーの強度がそこまで高くなければ問題にならないレベルですが、一般上級以上の人と戦う場合はカスタムした方が良いと思いますね。
ボレー:前で捌ける安心感・自信を持てる
やはりボレーは非常にやりやすくて、操作性の高さのおかげで前で捌ける安心感・自信を持ってプレーすることが出来ました。
ブリオ1.30が若干ボールを持ってくれる感触があるので、ショットの強弱やコースなどを調整しやすかったです!
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
・圧倒的操作性の高さ ・軽さの割には飛ぶ ・唯一のグロス仕上げ ・疲れてきても振り切れる ・高いカスタム性 |
・時々ブレる感覚 ・球威は△ |
ライバルラケット
<ライバル>
・X100/X105
・パーセプト100L
・ピュアストライクチーム
・CX400
・BOOM MP など
ラケットインプレはこちらに一覧でまとめていますので、気になるモデルをチェックしてみて下さい。
気になったらプレミアム・デモへ!
・気になるモデルを試打可能
・期間は2週間で安心
・ポリorマルチから選択
・テンションを指定可能
・返送料込みで4,000円
・後日購入でデモ料金を差し引き
そんなARMA LITE101なんですが、ありがたいことにたっぷり2週間試打出来るプレミアム・デモが用意されています。
ストリングはポリorマルチから選べてテンションも指定可能。
返送料込み4,000円の有料プログラムではあるのですが、後日ARMAシリーズを購入する際にはプレミアム・デモの料金が差し引かれるというオマケつき。
マイナーブランドの製品にありがちな「購入以外に試す方法がない」という問題を解消してくれる、とってもありがたいプログラムになっています。