プリンスの黄金スペックラケット:BEAST100 2026を先行テストさせて頂きました。

| ダブルス | ・○・・・ | シングルス |
| ボレー | ・○・・・ | ストローク |
| 低弾道 | ・・○・・ | 高弾道 |
| 多彩さ | ・・○・・ | 安定性 |
| 柔らかい | ・○・・・ | 硬い |
| 片手バック 打ちにくい | ・○・・・ | 片手バック 打ちやすい |
| スイートエリア 先端寄り | ・・○・・ | スイートエリア 手元寄り |
| イージー | ・・○・・ | スパルタン |
かなり柔らかくてミュート感の強かった前作に比べ、ザイロンも搭載した今作はカッチリ感と飛びの良さが向上。
| 【 BEAST100の特徴 】 |
| カッチリしてるのに結構マイルド 過剰さのないパワー系黄金スペック スピンよりも厚い当たりと相性〇 前作よりは飛びを感じる |
Prince
BEAST100 (2026)

新しく生まれ変わったビースト100(2026年モデル)。

これまでの赤のイメージから一転、ギャラクシーネイビーという濃紺~紫に見えるカラーを採用。

ビースト98のみがグロス仕上げとなっており、この100やO3はマット仕上げとなっています。

色味やフォルム的にエスマッハツアーv4っぽい雰囲気も感じました。
【打球感】
柔らかさの中にカッチリ感
| 柔らかさ | 1 | 当たりの柔らかさはある |
| 打ち応え | 0 | 標準的な手応え |
| スイート エリア | 1 | 平均~若干広め |
| 弾き感 | 0 | 反発は想像より控えめ |
| 安定感 | -1 | 若干のバタつきを感じる |
| 減衰性 | 1 | 不快さはない |
| 快適性 | 1 | 比較的マイルド |
今回は新作ストリングであるBEAST XTが張られているものをテストさせて頂きました。

打球感としては当たりの柔らかさの中にカッチリ感があるという印象でした。
ストリングの柔らかさからくるたわみやホールド感はしっかりありつつも、ある程度ストリングの動きを抑えてる+フレームもねじれにくいので後半はカッチリ感の方が目立つ感じなんだろうなと思います。
前作よりは安定感向上
前作は柔らかさ・減衰性が非常に強く、打感がミュートされて過ぎている感じや力が吸収されているような感覚がマイナスに作用してしまっていました。
それに比べると今作は柔らかさと減衰性はある程度残しつつも、フレームがカッチリしたことで安定感が増した印象。
ピュアドラのようなゴリゴリの剛性感ではないですが、ただただ柔らかくてマイルドっていう感触ではなくなりましたね。
アエロ2026や
エスマッハツアーに似た感触
フィーリング的に似ているなと感じたのはピュアアエロ(2026)とエスマッハツアーv4の2つ。
いずれも厚みのあるフレームなんですが打球感は柔らかくて食いつく感触が強め。
僕の打ち方の問題もあると思うんですが、これらのラケットを使うと黄金スペックらしい剛性を感じる瞬間もあるし、逆にやたら食いついて頼りなさを感じる瞬間もあるんですよね。
なんというか不思議な柔らかさ?みたいなものを感じます。
【性能】
厚い当たりで叩ける
| ストローク | 0 | 意外と飛距離出にくい |
| ボレー | 1 | 弾きと掴みをミックス |
| サーブ | 0 | 打ったなりの威力 |
| ドライブ | 1 | 厚く捉えると好印象 |
| トップスピン | -1 | スピンは若干不安定 |
| 弾道の高さ | 0 | 平均~少し低めに出る |
| スライス | 1 | 少し乗る感覚が〇 |
| パワー | 0 | アシストは感じない |
| 操作性 | 0 | 300gの平均レベル |
| 振り抜き | 0 | 空気抵抗はやや減少 |

弾道は普通~やや低めに出やすく、打球感と相まってドライブ系ショットが打ちやすいラケットですね。
食いつきを活かして
押しを加えるような打ち方
当たりの柔らかさと一瞬の食いつきがあるため、ボールの真後ろから捉える意識で打つと良い球が行ってくれました。
前作よりもカッチリしたとは言え、パワー系黄金スペックの中では反発力や飛びの良さは控え目に感じました。
それもあって擦るようなスピンは球威も出ないし不安定にもなりやすく、スピンを意識して打つ恩恵というのは感じられなかったですね。
飛びはO3の方が良かった
同じストリングが張られたビーストO3 100(300g)も打ちましたが、こちらのほうが剛性の高さがあって飛びも良く感じましたね。
O3のほうが普通のパワー系黄金スペックっていう感じ。
トラディショナルタイプのビースト100のほうが柔らかくて飛ばないので、ラケットに頼らず自分で飛ばす・自分で球速を出すっていう感覚は強くなります。
280gは丁寧なプレーと相性良し

280gのBEAST100(ナイロン)も打ちましたが、操作性は上がる一方で重みによる飛びは抑えられるため、ストロークではより丁寧に厚く捉える意識でプレーすると好印象。
スピン系でつなぐにはややパワー不足な感じもしたので、トップにちょっとだけ加重するか、レザーグリップにして全体重量を増やすなどのカスタムを加えたほうが感触良く打てると思います。
相性の良いストリング(ガット)
フレームはカッチリしつつもマイルドさは継続、なのでやや硬めのしっかりしたポリエステルでスピード・球威をプラスするのもありだと思います。
ほどよい剛性でパワーや球威を引き出しやすいG-TOUR1は張ってみたいポリエステルストリング筆頭です。
フレームの独特なマイルド感を強調するならエクスプロッシブ・スピードがオススメ。
ムチャっと来るような食いつきがあり、黄金スペックの中では相当にマイルドな感触に仕上げられるんじゃないかなと思います。
ライバル比較
ライバルは黄金スペック全般に加え、SPEED MPやCX400TOURのような23mm厚のスリム系黄金スペックも比較対象に入ると思います。
パワー系とされるEZONE100やULTRA100v5と比べるとBEAST100の飛びは控えめ、ピュアアエロ・SPEED MP・NOVA100あたりと近い印象でしたね。
ライバル筆頭はアエロ2026
一番のライバルはアエロ2026(面100/300g)なんじゃないかなと思いますね。
どちらも柔らかさの中に剛性を感じる打球感、やや控えめの飛び、厚い当たりで打ち込む直線的で低いストロークなど、運用上の共通点は意外なほど多め。
比較するとアエロのほうが空気抵抗が少なく振り抜きが鋭い、ビースト100のほうがマイルドでキャッチする感覚が強いのかなと思いますね。
【個人的評価】
前作よりは扱いやすく感じた

前作BEASTはかなり柔らかく減衰性が強くミュートされすぎてる感じの打球感だったんですが、今作ではやや剛性感や安定性が増して黄金スペックらしさは向上。
実際オンコートでプレーしても前作より扱いやすく感じました。
緩いスイングでもある程度飛ぶし、強いスイングに対してもショットが暴れない収まりの良さも感じました。
ただ最終的な感想としては、前作でのマイナス部分が消えただけ、明確なプラス要素っていうのは感じにくいのかな?というレベル。
全体的にバランスは良いですし前作との比較なら間違いなく新型を選びますが、ライバルと比較するとやや地味な印象はあるかなという結果になりました。
スペック/仕様
| モデル名 | BEAST100 2026 300g | BEAST100 2026 280g |
| フェイス サイズ | 100inch2 | 100inch2 |
| 重量 | 300g | 280g |
| バランス | 320mm | 330mm |
| スイング ウェイト | 288 | 285 |
| フレーム 厚さ | 24 26 23 | 24 26 23 |
| 長さ | 27 | 27 |
| RA値 | – | – |
| ストリング パターン | 16×19 | 16×19 |
| パワー レベル | 1035 | 1040 |
| グリップ サイズ | 2,3 | 1,2,3 |
| 発売予定 | 2026年 9月上旬 | 2026年 9月上旬 |
| 価格 | 41800 | 41800 |


カタログスペック上はほぼ変更は無いものの、モールドはシャフトにボリュームを持たせ、フェイス周りの正面厚(というか正面から見た時の形状)をスリムなものに変更。
パワーと快適性を両立させるための設計となっています。
発売日:2026年9月上旬
新型BEAST100の発売日は206年9月上旬となっています。
















