ケビン・アンダーソンや土居美咲選手、上地結衣選手などトッププレイヤーをはじめ、競技志向の一般プレイヤーにも支持されているダンロップCX200/CX400シリーズ。
2021年1月に発売となった新型・全7機種(スペック)をインプレ!!
各スペックの性能や特徴だけでなく、選び方についても解説しています。
そんな内容を目指して書き上げた力作です。
全部じゃなくてもOK。
順番通りじゃなくてOK。
面白そうに感じたところだけでも読んでもらえたら嬉しいです!
新型ダンロップCXシリーズが登場!
ついに情報解禁です🎉
— KAMIJO@TEAM DUNLOP STRINGING EXPERTS (@dunlopkamijo) January 5, 2021
2021年1月末発売DUNLOP NEW CX✨
艶消しの深みのある赤が特徴的です。
誰が打っても「柔らかい」ダンロップの伝統を象徴する様な仕上がりになっています。#controlthegame #CX #DUNLOP pic.twitter.com/4Y8wb9DfIm
2021年1月に発売となったダンロップの新型CX200/CX400シリーズ。
前作の良さは踏襲しつつも、より柔らかさや食いつきを感じられるラケットへと進化!
さらにCX200 OS(オーバーサイズ)、CX400TOURの2スペックが新たに追加された事で、より多くのユーザーを喜ばせる(悩ませる?)ラインナップとなっています。
新型は深い赤色をベースに黒を配色!
色やデザインは人それぞれ好みがありますね🟥🍎🔴🍅🚘📮❤️
— Dunlop Tennis Japan_ダンロップテニス (@dunloptennisjp) January 5, 2021
今回のCXはつや消しですが、少し光沢感があり(表現が難しいですが、キラキラした感じ?)、落ち着いた赤みで高級感のあるデザインとなっています✨
ぜひ店舗などでお手に取って実際に見ていただきたいです‼️#CXシリーズ #ダンロップ pic.twitter.com/9eA36GTrOg
現在のCX200は黒ベースに赤が配色されたデザインでしたが、新型は深い赤色(朱色)をベースに黒という現行モデルから反転したようなデザインとなっています。
CXは魂のこもった象徴的な「レッド」がカッコいいですよね😁 pic.twitter.com/Xes4f4ZjzA
— KAMIJO@TEAM DUNLOP STRINGING EXPERTS (@dunlopkamijo) January 5, 2021
名前も色もそっくりなCXもありました(笑)
フィーリング:より柔らかい打球感に進化!
ツイートでも言及されている通り、今回のCXシリーズはよりしなやかなで柔らかい打球感に進化しているようです!
その打球感を実現するために採用された新たにテクノロジーをチェック!
FLEX BOOSTER (フレックスブースター)
ホールド感を高める為にフレームの剛性を抑えつつ、スロート部分にお得意の制振ゴムを応用して搭載。
結果として、面ブレやパワーロスを抑えるだけでなく振動減衰性も向上させています!
柔らかいからそこのパワーアップもあるのでは?
動画内で上条さんが語っている『柔らかいからこそ飛ばせる』という事が、今作の最も大きな特徴と言えるのではないでしょうか。
近年のパワーアップ=高剛性化(硬くする)が主流でした。
しかし弾き出すパワーを活かしきるにはそれなりのスキルが必要ですし、高剛性化によってカチッと硬めに感じやすい打球感にも馴染めなかった・・・という人は少なくないですよね。
この新型CXシリーズのように、しなやかで食いつく・ボールを押せる感触がある事で気持ち良く打ち抜ける = 結果としてパワーアップ(※ボールを飛ばせる)という結果を生んでいると感じました!
スペック:全部で7機種が登場!
・CX200
・CX200 LS
・CX200 OS
・CX200 TOUR
・CX200 TOUR 18×20
・CX400
・CX400 TOUR
今回のCXシリーズは上記の全7機種。
CX200/LS/TOUR/TOUR18x20/CX400の5機種は従来のスペック・金型を継承。
(※RAは1ポイントダウンとなっています!)
そしてCX200 OS(オーバーサイズ)とCX400TOURの2機種が新たに追加されたスペックとなります。
モデル | CX200 | CX200 LS | CX200 OS | CX200 TOUR (18×20) | CX400 | CX400 TOUR |
フェイス [平方インチ] | 98 | 98 | 105 | 95 | 100 | 100 |
重量 [g] | 305 | 290 | 295 | 310 (315) | 285 | 300 |
バランス [mm] | 315 | 325 | 325 | 310 | 330 | 320 |
フレーム厚 [mm] | 21.5 | 21.5 | 21.5 | 20.5 | 24 | 23 |
RA | 64 | 64 | 62 | 63 | 71 | 67 |
ストリング | 16×19 | 16×19 | 16×19 | 16×19 (18×20) | 16×19 | 16×19 |
どれにするか悩んだら[選び方]をチェック!
新たにスペックが追加された事もあって、どれを選んで良いのか頭を悩ませている人も少なくないはず!
そんな人はまず『アドブロ的CXシリーズの選び方』を読んで頂き、おおよそ自分に合いそうなスペックを見つけてから各モデルのインプレをチェックしてもらうとスムーズです!
CX200:正統派BOXフィーリングを体現
<特徴>
・CXシリーズのメイン機種
・正統派ボックス系ラケット
・柔らかくホールドする打感
・ボールをコントロールしやすい
<類似スペック>
WILSON BLADE98
HEAD EXTREME TOUR
BABOLAT PURE STRIKE16/19
YONEX VCORE98 など
現在のラケット市場において”正統派”と呼ぶのに相応しい、いわゆるボックス系のフィーリングをしっかりと味わえるのがこのCX200です。
やります!ヒルス! pic.twitter.com/Cy8eEpcTaI
— アドブロ(ADVNTG.BLOG) (@ADVNTG_kotodama) January 31, 2021
元来ボックス系ラケットが好きなわたくし、2本購入致しました!
今作ではよりボールの食いつきを感じられる打感へと進化、多くのプレイヤーが気持ち良いと思える仕上がりとなっています!
CX200 LS:スイングして飛ばしたい人に!
<特徴>
・振り抜きやすい重量バランス
・高速スイングでボールを飛ばす
・軽いのにCX200同じしなやかさ
・上條さんお気に入りの1本
<類似スペック>
DUNLOP 300G(廃盤)
YONEX VCORE98L
WILSON PROSTAFF97L
PRINCE TOUR100 290gなど
基本的な設計はCX200と共通ながら、290g/325mmの重量バランスを採用しているのがこのLS (Light & Speed)。
CX200がある程度重みでも飛ばしていけるのに対し、LSは振りやすさを生かした高速スイングによってボールを飛ばしていく為のラケットです。
一緒に撮影させて頂いたダンロップ・上條さんのお気に入りの1本はこのLS!
しっかり振って飛ばして行きたい人はぜひLSを!
(※写真に写ってるのはCX200TOURですが。笑)
CX200 OS:最もしなやかでボールを掴む!
<特徴>
・今回追加された新スペック
・105平方インチのフェイス
・RA62で最もしなやかな打感
・ボールを掴む/乗っかる!
・乗せて運べる/ボールを押せる
<類似スペック>
PRINCE PHANTOM GRAPHITE107
HEAD RADICAL OS(廃盤)
新たに追加されたOS(オーバーサイズ)は105平方インチ+ボックス系21.5mmフラットビームのフレームを採用、シリーズ中でも最もしなやかでボールを掴む打球感が魅力の1本!
この打球感のおかげでボールを乗せて運ぶ・ボールを押すという感触をしっかり味わいつつも、105平方インチのトランポリン効果である程度ボールを飛ばしてくれる絶妙な設計。
弾道やスピン量の調整もしやすいので、左右・高低・長短をミックスして相手を翻弄するようなテクニカルなプレーにもハマりそうなラケットです!
CX200TOUR:打ち抜く気持ち良さは1番!
<特徴>
・20.5mmの薄ラケ
・95平方インチと小さめ
・抜群の振り抜きやすさ
・打ち抜く気持ち良さは逸品!
・アシストは少なくハード
・しなりを感じる打球感
<類似スペック>
YONEX VCORE95
PRINCE TOUR95
HEAD PRESTIGE PROなど
95平方インチのフェイスに、16×19のパターンを組み合わせたCX200 TOUR。
ヘッドライトなので高い操作性があるのはもちろん、20.5mmフラットのフレームは平均RA値63で非常にしなやかな打球感を実現。
実戦を考えると楽に扱えるラケットではないものの、ボールをしっかり捉えて打ち抜いた時の気持ち良さが素晴らしいラケット!
僕も練習だけならこのスペックを選んでいたかも(笑)
CX200TOUR18x20:数量限定モデル
<特徴>
・数量限定モデル
・18×20の密なパターンを採用
・標準でレザーグリップを装備
・しなりを強く感じられる打感
<類似スペック>
YONEX VCORE PRO97 HD
WILSON BLADE98 18×20
TECNIFIBRE TF40 315
BABOLAT PURESTRIKE18x20
HEAD PRESTIGE MP など
CX200 TOURの18×20は数量限定モデルとなっています!
柔らかくなったフレームに小さなフェイス、密なストリングパターン・・・間違いなくハードスペックな1本。
実際に打ってみるとストリングが動きすぎない事で、かえってフレームのしなやかさが強調されているように感じられる打球感。
超ハードヒッターに限らず、フラット〜スライスを安定して打ちたい人には意外とフィットするかもしれないラケットです!
CX400:最もパワフルなボックス系ラケット
<特徴>
・ボックス系なのにパワフル
・285gと軽量で楽に振れる
・シリーズ最強のアシスト感
・カンカンせず少し掴む打球感
<類似スペック>
BABOLAT PURESTRIKE TEAM
YONEX EZONE100L
PRINCE TOUR100L
WILSON CLASH100など
24mmのフラットビームでRA71、最も弾き出すパワーが大きいのがこのCX400。
パワフルでありながらボックス形状による食いつきも感じられる・・・そんな稀有な存在なのです!
CX400TOUR:最も実戦向きなスペック
<特徴>
・今回新たに追加されたスペック
・最も実戦向きなバランスの1本
・弾きと掴みのバランスが良い
・幅広いプレイヤーにフィット
<類似スペック>
HEAD SPEED MP
YONEX VCORE PRO100(JP)
PRINCE TOUR100
WILSON BLADE100
DIADEM NOVA100など
CXシリーズの中でも最も実戦向きな仕上がりなのがこのCX400TOUR!
新スペックとして登場し非常に期待値が高まっていたスペックでしたが、その期待に違わぬ完成度の高さ!
スペック的にはSPEED MPやピュアスト100、VCORE PRO100などと近く、300g/320mmという多くのユーザーが使いやすく感じられる重量バランスに23mmフラット+ボックスフレームを採用。
しっかり振れるし、ラケットのアシストによる球の伸びも感じられる絶妙なバランスを実現しています。
どう選ぶ?悩ましいCXシリーズの選び方!
どれを選んだら良いのか分からない!!
新スペックも含めてどれも魅力的ですもんね!
アドブロ的CXシリーズの選び方を解説いたします!
各モデルの特徴を一覧表でチェック!
各スペックの特徴をざっくりとまとめた表を作りましたので、どれが1番自分にフィットしそうかチェックしてみてください!
※スマホの人は横向きにしてもらうと読みやすくなります!
モデル | しなやか | パワー | 弾道 | 必要な体力レベル ・プレースタイル |
CX200 | ○+ | ○+ | 中 | アスリート以上 ・オールラウンド (プレースメント重視) |
CX200 LS | ○ | ○ | 中 | 一般プレイヤー以上 ・オールラウンド ・しっかり振り抜きたい人 |
CX200 OS | ◎ | ○ | 中〜高 | アベレージ以上 ・テクニカル ・戦術的スピン派 |
CX200 TOUR | ○ | △ | 低 | アスリート/マッチョ ・ハードヒッター ・スライス系テクニシャン |
CX200 TOUR 18×20 | ○+ | △ | 低 | アスリート/マッチョ/ゴリラ ・超絶ハードヒッター ・(逆に)回転掛けない人 |
CX400 | △ | ◎ | 低 | エンジョイ〜アベレージ以上 ・オールラウンド ・合わせるスイングも使う人 |
CX400 TOUR | ○ | ◎ | 中 | 準アスリート以上 ・オールラウンド (球威で押したい人) |
データ比較で見るCXシリーズの特徴と傾向
CXシリーズ全7機種、テニスセンサーを用いてデータ収集&比較を行いました!
スペックだけでは分からない各モデルの特徴を考察しています!
先ほどの一覧表と合わせてチェック!
ストリングは基本的にダンロップ・アイコニックオール1.30mmを使用しています。(※TOUR18x20のみエクスプロッシブツアー1.25mmを使用)
ここから先の内容は非常にマニアックです!
他のどこのブログや動画を見て回っても絶対に類似した内容は存在しないと自信を持って言える内容ですが、数字とデータの羅列が続くのでクッソ読みづらい可能性があります。
「CXは欲しいけど、確信を得る為に1つでも多くの情報や感想が欲しい!」という方向けのの内容となっています。
悪しからず!
フォアハンド・トップスピンと、バックハンドのトップスピン・スライスを打ったデータをそれぞれグラフ化して考察しています!(数値一覧は一応最後に置いておきます)
テスター1:フォアは回転数、バックは速度に影響
上のグラフは過去に何度もテストで協力して頂いているずぉさんのテスト結果です。
スペックが変わるとフォアハンドは回転数の変化が大きかったのに対し、両手バックハンドでは回転数の変化は小さく球速の変化が大きい事が読み取れます。
回転数:OSが最もスピンが掛かる
両方で高い回転数を記録したのがOSでした。少し大きな105平方インチのしなやかさがもたらすホールド感がスピン性能に繋がっているようです!しかしその分球速では遅くなっているので、速いテンポで打ち込むというよりはスピンを生かした配球で相手を崩すようなプレースタイル向けと言えます。
球速:フォアはスイング速度、バックは反発力?
球速に注目するとフォアハンドではLSが1番、僅差で200TOUR。バックハンドは400と400TOURがワンツーとなっており、同じトップスピンでもフォアバックで球速トップのスペックに違いが出ています。
フォアハンドの方がスイングスピードの上限が高く、振り抜ける最高速度+重量の大きさでLS、200TOURが上位になったのでは。
一方のバックハンドは両手なのでスイングスピードの上限が低く、ある程度の反発力を持った400系の2本でスピードが出たのでしょう。
後日談:CX400TOURを購入!
届いた!
— ずぉ@ラケット一夫多妻制 (@zuo_tenniskurui) February 5, 2021
CX400tour😎
アドブロ兄貴(@ADVNTG_kotodama)と上條さん(@dunlopkamijo)その節はありがとうございました☺
ラケットもだけどストリングが気に入ってる🤤👍
アイコニックALLをメインにクロスはポリの予定👍手持ちのポリの何かで明日速張りするぜ😎✨#DUNLOP #CX #CX400tour https://t.co/TBXrSIy008 pic.twitter.com/j6hmoj9wg3
後日ずぉさんが購入したのはCX400TOURでした!
適度なアシスト感がありつつ、ホールド感もあるバランスの良さに惚れた模様!
スピンと球速のバランスが良いフォアハンドに、これまでよりも速いバックハンドが飛んでくる・・・対策しておかねば(笑)
テスター②:回転数は400TOUR、球速は200TOUR系
こちらはアドブロの中の人、TRUEMANの計測結果。
バックハンドは片手でスライスを打ってる点が、先ほどのずぉさんとは異なります。
回転数が高かったのはCX400TOUR、球速ではCX200TOUR/CX200TOUR18x20がワンツーという結果になりました。
回転数:CX400TOURが1番多いが・・・
データ的にトップスピンもスライスも400TOURが回転数トップでした。
弾きによるアシストもありつつ、300g/320mmで重みによるパワーもあり、僕くらいの筋力では1番飛距離を出しやすいスペックだと感じました。
アウトしないよう自然とスピンを掛けるようなスイングになっているとも言えるかもしれません。
球速:CX200TOUR,18×20が数値的には良い
意外にも球速では反発力の少ない200TOUR系の2本が上位独占。
振りやすさという点もさることながら、反発力の少なさゆえに球速が上がった分だけ回転数が低い傾向にある事もグラフから分かります(※フォハンド)。
つまり飛ばそうとしてフラット系のショットになっているという事になり、回転数が多かった400TOURとは真逆の結果と言えます。
後日談:CX200を購入しました!
本命!
— アドブロ(ADVNTG.BLOG) (@ADVNTG_kotodama) February 5, 2021
CX200 2021
ICONIC ALL
EXPLOSIVE TOUR
週末はハイブリッド試してみます!
時々テニス仲間から「それメーカーからの借り物?貰い物?」とか聞かれたりしたんですが、普通に買ってます😇
好きなものを使いたいってだけ。
みんなと同じですよ、と。 pic.twitter.com/zbpCIQ1xym
CX400TOURをストリングで調整・・・も考えましたが、最終的にはバランス良く使えたCX200を購入!
データ的には「球速は決して速くはないが平均以上にスピンが掛かっている」という感じでしたが、それゆえに使いやすかったのが決め手!
これだけデータを出しておいて、データが全てではないという結論!
計測データ一覧はこちら!(※数字のみ)
フォア スピン | テスター① ずぉさん | テスター② TRUEMAN |
CX200 | 123.1 km/h (6) 1608 rpm (2) | 109.5 km/h (6) 1490 rpm (3) |
CX200 LS | 127.4 km/h (1) 1398 rpm (6) | 112.0 km/h (4) 1266 rpm (5) |
CX200 OS | 121.8 km/h (7) 1718 rpm (1) | 112.1 km/h (3) 1517 rpm (2) |
CX200 TOUR | 126.9 km/h (2) 1597 rpm (4) | 114.4 km/h (1) 1164 rpm (7) |
CX200 TOUR 18×20 | 124.6 km/h (3) 1545 rpm (5) | 114.3 km/h (2) 1208 rpm (6) |
CX400 | 124.5 km/h (4) 1329 rpm (7) | 109.8 km/h (5) 1336 rpm (4) |
CX400 TOUR | 123.3 km/h (5) 1604 rpm (3) | 107.8 km/h (7) 1750 rpm (1) |
バック | テスター① ずぉさん 両手BHスピン | テスター② TRUEMAN 片手BHスライス |
CX200 | 110.3 km/h (5) 1213 rpm (6) | 83.1 km/h (6) 1608 rpm (2) |
CX200 LS | 108.8 km/h (7) 1286 rpm (2) | 87.0 km/h (4) 1300 rpm (7) |
CX200 OS | 112.0 km/h (4) 1285 rpm (3) | 85.4 km/h (5) 1470 rpm (6) |
CX200 TOUR | 112.1 km/h (3) 1250 rpm (4) | 88.4 km/h (2) 1493 rpm (5) |
CX200 TOUR 18×20 | 109.0 km/h (6) 1302 rpm (1) | 90.0 km/h (1) 1564 rpm (3) |
CX400 | 116.4 km/h (1) 1226 rpm (5) | 88.0 km/h (3) 1562 rpm (4) |
CX400 TOUR | 116.0 km/h (2) 1188 rpm (8) | 82.8 km/h (7) 1618 rpm (1) |