Cameron Norrie (キャメロン・ノリー):プロフィール
Embed from Getty Images名前 | キャメロン・ノリー (ノーリー表記あり) Cameron Norrie |
生年月日 | 1995.8.23 (2021年10月時点26歳) |
身長 | 188cm |
体重 | 82kg |
出生地 | 南アフリカ ヨハネスブルク |
居住地 | イギリス ロンドン |
利き手 バックハンド | 左利き 両手打ちBH |
プロ転向 | 2017年 |
キャリアハイ | 8位 (2022.9.12) (2021.10.4) |
キャリア タイトル | 5 (2023.03時点) |
同世代のライバル
<1995年生まれ>
Nick Kyrgios
Laslo Djere
Lorenzo Sonego
西岡良仁選手
Mackenzie McDonald
Botic VanDeZandschulp
ノリーが使用するテニスラケット:ピュアストライクVS
Embed from Getty Imagesノリーが使用しているのは現行ピュアストライクの塗装を施した、ピュアストライクVS(ピュアコントロール)。
・フレーム全体がボックス形状
・ストリングパターンが16×20
・フレーム全体が薄くフラット
現在販売されているピュアストライク2019とは上記のような違いがあるため、過去に使用していたピュアストライクVS(2017) / ピュアコントロールなどの旧型をベースにペイントジョブしたラケットだと思われます。
パーソナルスペック:スイングウェイトが約300
重量 | 327g |
バランス | 313mm |
スイング ウェイト | 299 |
プロの使用アイテムの情報を幅広く網羅しているTennisnerd.netから引用しました!
327g/313mmと重量はあるもののトップライト、スイングウェイトは299程度らしく、ATP選手としては若干控えめな数値となっています。
(※ナダルは330、ジョコビッチは350-360とか言われています。)
ノリーが使用するストリング:アルパワー?
Embed from Getty Images明確な記述をされているものはなかったのですが、海外の掲示板を見ているとルキシロン・アルパワーを使用している可能性が高いようです。
写真の色からもアルパワーの確率は高いのではないかと思われます。
ウェア・シューズ:K-SWISSを使用
Embed from Getty Images着用しているウェアとシューズはK-SWISS(ケースイス)のアイテムになっています。
Tennis Warehouseでの商品情報→https://www.tennis-warehouse.com/KSwiss_Ultrashot_3_LE_Beach_House_Mens_Shoes/descpageMSKSWISS-MKU3LBH.html
着用しているモデルはUltrashot3 LEというモデルのようです。
※調べた限りでは国内にはあまり取り扱いがないモデルのようですね・・・
キャメロン・ノリーのキャリア&ハイライト
2021年シーズン、安定して勝ち星を積み重ね本格的にブレークスルー。
2021年にはATP1000インディアンウェルズを制覇、2023年3月時点で5タイトルを獲得しています。
2022年にキャリアハイとなる8位を達成予定となり、現在もイギリス勢のNo.1として安定して活躍しています。
南アフリカ生まれ、NZ育ち、米国の大学でプレー
Embed from Getty Images出生地は南アフリカのヨハネスブルク(※Wikiによるとお父さんはスコットランド、お母さんはウェールズ出身)、育ちはニュージランドという経歴の持ち主。
彼が3歳の頃にニュージーランドのオークランドへと移住し、ジュニア時代はニュージーランド代表としてプレーしていたそうです。
16歳になるとロンドンへ移住(両親はNZ在住)、さらに2014からプロに転向する2017年まではアメリカの大学(Texas Christian University)に在籍し、国内No.1カレッジプレイヤーへと成長。
2013年以降はイギリス代表としてプレーをしています。
フォアハンドの改善が飛躍のポイント!?
こちらの動画はプロ2年目となる2018年のもの。
ストロークはテイクバックが独特なノリーですが、特にフォアハンドは高く・大きなテイクバックが特徴。
フォワードスイングに入る直前に、一度打球面が真後ろを向くように動いているのが分かります。
フォアはスピンをループ系のボールが主体、バックはストレート気味に引くフラット系、じっくりラリーを組み立てるタイプの選手に見えます。
そして迎えた2021年のインディアンウェルズで優勝。
この時のフォームを見るとフォアハンドのテイクバックが変化しており、打球面が真後ろを向くような動きが少なくなっています。
結果としてボールの推進力やキレが増しただけでなく、返球のタイミングも早くなっています。
(2018年の動画はクレーだという点もありますが、それを差し引いても変化していると言えます。)
Embed from Getty Imagesシュワルツマン戦でもフォアハンドの強打でウィナーを奪っていました。
もともとの安定したラリー能力に加えて、フォアからの攻撃力が増したのが今年の躍進を支えている1つの要因なのではないでしょうか。
まとめ:Cameron Norrie
・2021年勝利を積み重ね大躍進のノリー
・キャリアハイを20位に更新
・使用ラケットはピュアストライクVS
・使用ストリングはアルパワーと推測
・着用アイテムはK-SWISS