01-ラケットインプレ

YONEX EZONE100TOUR(2025)をインプレ!重みによる安定感をプラスした新スペック。ヨネックス・イーゾーン100ツアー

ヨネックス・イーゾーン100ツアー(2025)のインプレッション、レビュー、評価、感想
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今回インプレするのは新規に追加されたスペックである『EZONE100TOUR』です!

YONEX EZONE100 TOUR (2025) / ヨネックス・イーゾーン100ツアー

通常より重たいことで、相手のボールに押し負けない安定したプレーが可能になるヘビー級黄金スペック!

メリット
コンパクトに当てても負けない
低めの弾道でまとめやすい
スライスの伸びが良い
98より広いスイートエリア
デメリット
意外と要求レベルが高いラケット
一般プレイヤーなら無印100加重が無難

EZONE100 TOUR
(イーゾーン100ツアー)

YONEX EZONE100 TOUR (2025) / ヨネックス・イーゾーン100ツアー

今回のモデルチェンジで新たに追加されたEZONE100TOUR

YONEX EZONE100 TOUR (2025) / ヨネックス・イーゾーン100ツアー

見た目は他スペックと全く一緒になっているため、パッと見ただけでは通常の100と区別はつかないですね。

スペック/仕様

スペック100
TOUR
100
フェイス
サイズ
100100
重量310300
バランス315320
フレーム
厚さ
24.5
26.5
23.0
24.5
26.5
23.0
長さ2727
ストリング
パターン
16
19
16
19
グリップ
サイズ
2
3
1
2
3
発売予定2025
3月
上旬
2025
1月
10日
価格4180041800

EZONE100TOURと無印100のスペックを比較すると上記の通りで、重量310g・バランス315㎜へと変更されています。

YONEX EZONE100 TOUR (2025) / ヨネックス・イーゾーン100ツアー

それ以外の基本的な部分、フレームの形状などは同じになっています。

【打球感】
想像以上に強い打ち応え

柔らかさ1掴む感じは十二分
打ち応え1無印より重みを感じる
スイート
エリア
1面100としては広く快適
弾き感-1乗り感のほうが強い
安定感2重みもあってブレない
減衰性1不快な振動は残らない
快適性1重みが使えれば快適

PT REV125が張られたものをテストしましたがEZONEらしいマイルドさは感じやすく、通常の100(300g)よりも乗っかる感覚が強く打ち応えも十分

YONEX EZONE100 TOUR (2025) / ヨネックス・イーゾーン100ツアー

通常より10g重たいこともあって押し込まれる感覚は少なく、しっかり打っていっても安心な打感になっています。

【性能】
低めの弾道で推進力重視

ストローク1 どんどん振るべき1本
ボレー1重みでコンパクトに打てる
サーブ0フラット主体なら良き
ドライブ1推進力の強さを活かせる
トップスピン0回転は掛かるが低弾道
弾道の高さ-1通常の100より低く出る
スライス1重みを活かせるのが良い
パワー1バウンド後の伸びは〇
操作性-1重みは感じる
振り抜き-1重みと空気抵抗感じる

主に対人ラリーで使用しましたが、重みが増えた分だけ上手く打てた時の球威は凄かったです。

YONEX EZONE100 TOUR (2025) / ヨネックス・イーゾーン100ツアー

ストロークの弾道は通常の100より低く、98よりは少し高いかなというレベルで、強打しても安定させやすいのも大きな魅力です。

意外にもボレーとスライスが好印象

YONEX EZONE100 TOUR (2025) / ヨネックス・イーゾーン100ツアー

無印よりも10g重くなったEZONE100TOURですが、僕の場合は振り回して使うよりもコンパクトに合わせるようなスイングの時のほうがメリットを感じられましたね。

YONEX EZONE100 TOUR (2025) / ヨネックス・イーゾーン100ツアー

スライスは重みで飛びが出しやすく、ボレーは打点にセットするだけで打ち負けない安定感がありました。

【メリット】
重みによる安定性と打ち応え

・コンパクトに当てても負けない
・低めの弾道でまとめやすい
・スライスの伸びが良い
・98より広いスイートエリア

通常の100よりも10グラム重くなったことで得られる恩恵として大きいのは、コンパクトなスイングでも相手のボールの打ち負けにくくなったこと。

ストロークをライジングで合わせても浅くなりにくく、ボレーも打点にセットさえすればラケットが弾き返してくれるので、無理に振り回さなさくてもショットの質をある程度確保できるってのはメリットですね。

【デメリット】
無印100でも良いかな感

・意外と要求レベルが高いラケット
・一般プレイヤーなら100無印に加重が無難

端的に言えば100TOURのメリットは100無印でも概ねカバー出来ちゃいそうっていうのがデメリットですね。

一般プレイヤーであれば100無印を購入して、重りを足し引きしながら自分に合った重量バランスを見つけていく方が無難だとは思いますね。

相性の良いストリング(ガット)

重みによる打ち応えと安定性が強いので、乗り感のある打球感 or 太めのゲージのストリングと合わせることでその特性がより活かしやすいと思います。

ハイパーGやG-SPIN3、アイスコードなどは100TOURのフィーリングを味わいながらもガッツリ打って行けるはずです。

ライバル比較:高重量の面100

【ライバルラケット】
・SPEED PRO
・PERCPT100D
・NOVA TOUR
・PURE STRIKE100 16/20

ライバル候補になるのは300gより重たい100平方インチ、かつ厚みのあるフレームのラケット。

よりフラット系でシバけるイメージが欲しければスピードプロ、より強い打ち応えが欲しいならNOVAツアーを選ぶっていう感じですね。

【個人的評価】
10g重い恩恵はあまり感じられず

ダブルス・・・○・シングルス
ボレー・・○・・ストローク
低弾道・○・・・高弾道
多彩さ・・・○・安定性
柔らかい・○・・・硬い
スイートエリア
先端寄り
・・○・・スイートエリア
手元寄り
イージー・・・○・スパルタン

通常の100平方インチ+300gのEZONE100から+10gされたEZONE100ツアーですが、個人的には重みによるメリットはあまり感じられなかったです。

コンパクトに合わせるようなスイングでも押し負けにくいというのは感じられるものの、300gでもそこまで問題になる部分ではないんですよね。

結果的にツアー独自の強みっていうのが分かりにくく、これなら普通に300gを買って好きに加重すれば良いよなと思う感じでした。

ただ”TOUR”というステータスを魅力に感じる人もいると思うので、そこが大きなセールスポイントなのかなと思います。

発売日:2025年2月末日

イーゾーン100ツアーは2025年2月末日より発売開始となっています。

現時点では品薄という事もなく、安心して購入できそうです。

ラケットバッグも要チェック

ヨネックスのラケットバッグと言えば青系が最強で、新型EZONE100TOURとの組み合わせもバッチリ。

僕もマジで欲しいと思ってるんですよね・・・

まとめ:EZONE100TOUR


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・EZONE98Lを愛用中
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール

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