01-ラケットインプレ

【継続インプレ #2】EZONE100(2025)にブリオ1.30㎜を張ってみたら良いシナジーが生まれた件。

EZONE100にブリオ130を42ポンドで張上げたセッティングをインプレ
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今回EZONE100(2025)にブリオ1.30㎜を張ってみたら、相乗効果が生まれて非常に良い使い心地になりました!

バボラ・ブリオ1.30㎜を
42ポンドで張上げ

先日購入したEZONE100、継続レビュー第1弾ではG-TOUR3を張ってテストしてきました。

オールラウンドで使いやすかったものの、時間の経過とともにやや打球感の重さを感じるようになってきたので張り替えを決意。

EZONE100にブリオ130を42ポンドで張上げたセッティングをインプレ

そこで今回選んだのはナイロンマルチであるバボラ・ブリオ1.30㎜

これまでに3ロール分以上を使い込んできたこのブリオ、セッティングの基準として何度も使ってきたストリングですね。

PTレブと迷ったけれど・・・

HEAD BOOM MP(ヘッド・ブーン・エムピー)2024年モデル

張り替える時にポリツアーレブとブリオ、どっちにしようか迷ってたんですよね。

PTレブはEZONE100やピュアドラの黄金スペックに張る人も多いですし、インプレ的にはマストでやっておきたいセッティングだなと。

ただ前日から腰に痛みが生じていたこともあり、より楽にプレーできそうなブリオをチョイス。

重量増加+15.8g

ストリングBabolat
BRIO
太さ1.30mm
テンション42ポンド
張り方1本張り
重量
増加
+15.8g

腰の事もあり、いつもの45ポンドから42ポンドに少し下げてみました。

重量増加は+15.8gで、G-TOUR3(1.23mm)が+16.1gだったのでほとんど総重量は変わっていないですね。

ちなみにフレームの10・2時部分に約3gの重りを追加、スイングウェイトは推定SW285程度に引き上げています。

【打球感】
モッチリ感とほど良い打ち応え

EZONE100にブリオ130を42ポンドで張上げたセッティングをインプレ

打球感はもっちりとした柔らかさやたわみ感があり、ナイロンにしてはやや強めの打ち応えがありますね。

G-TOUR3の時と比べると明らかに軽い力で飛ばすことができ、コンディションが万全ではない自分にはとってもありがたいフィーリングでしたね。

ピュアドラの時より快適

過去に受けたラケットドックでベストマッチと判断されたピュアドライブ2015+ブリオ130、昨年に中古でゲットし再トライしてみたのがこちらの動画。

同じセッティングではあるのですが、EZONE100に張った方が明らかに快適で使いやすかったですね。

ピュアドラの時はクリーンヒットできた時以外は結構硬く感じていたのですが、EZONE100ではほとんどの場面で柔らかく快適でした。

【性能】
50~60%の出力で楽に飛ばせる

今回もインドアハードのナイターで打って来ましたが、50~60%くらいの力感でも楽に飛ばせて非常に快適でした。

さらにスイートエリアを少し外しても衝撃が少なく、ボールの飛びも弱くなりにくくて良かったですね。

EZONE100にブリオ130を42ポンドで張上げたセッティングをインプレ

ナイロンでは打ちにくいはずのスピン系サーブも十分に回転が掛かり、バウンド後に相手のバック側(自分から見て右方向)に弾むような変化も引き出すことが出来てビックリ。

少し低く出るのがEZ98っぽい

EZONE100にブリオ130を42ポンドで張上げたセッティングをインプレ

ナイロン全般に言える事ですがポリのような引っ掛かり感や弾道の上げやすさはないので、いつも通り打つとやや弾道が低めに出る感じがありました。

ただEZONE98Lで低めに弾道が出るのに慣れている僕からすると、むしろポジティブな変化に感じましたね。

98に比べ100は弾道が持ち上げやすいがゆえにバラつきを感じる瞬間もありましたが、ブリオ130にして低く真っ直ぐ飛ばしやすくなったことで安心感アップ。

ボレーはややばらつく感じ

やや難しかったのはボレーで、柔らかく軽い手応えなので細かいコントロールがポリの時よりもしにくかったですね。

ただ実戦の中では大まかなエリアを狙って打つことが殆どですし、ポーチに出るタイミングとかの方が重要だったりするので大きなデメリットにはならなかったですね。

むしろちょっと外してもある程度飛んでくれるという事の方がプラスに作用してたかなと思います。

【良かったところ】
EZONEの良さを引き出す使用感

・EZONE100の良さを引き出す
・楽に飛ばせる
・程よい打ち応え
・低く安定させやすい
・相手との駆け引きに集中できる

ブリオ130がEZONE100自体の良さを引き立てていると感じられたのが一番の収穫でしたね!

柔らかいのに軽やかに飛ばせる優しいフィーリング、という双方が持つ特性がシナジーを生み出していますね。

楽で快適、そんな使い心地が腰の痛い自分には本当にありがてぇ・・・となりました。

【気になったところ】
ほぼデメリットは感じない

・強打やフラットサーブだけならポリ優位
・引っ掛けるようなスピンは慣れ必要

正直に言えば、大きなデメリットっていうのはほぼ感じなかったですね。

その中で強いて挙げるとすれば、フラットサーブでのスピード感、引っ掛けて持ち上げるようなスピンの感覚はポリの方が良いというか慣れてるかなという点くらいですね。

【総合評価】
90点(100点満点中)

今回のセッティングの総合評価は90点と非常に好印象でした!

これまでEZONE100では今回含めて5パターン試して来ましたが、もしかしたらこれが一番使いやすいかもと感じるレベルでした。

G-TOUR2やルード・ハイブリッドも同じくらい好印象ではあるものの、カッチリ+引っ掛かりの良さでパワーのあるスピンを打ち込みやすいセッティングなので方向性が全然違うんですよね。

ガシガシスピンを打ち込みたい人にブリオは違うんだろうなと思うものの、無理せず自然なスイングでプレーしたいって人には凄くオススメ出来そうです。

次はPTレブやアーマードかな

次回はインプレ的に外さないと思われるポリツアーレブを試しておこうと思います。

ただ今回ブリオを試して想像以上に感触が良かったので、ブリオとのハイブリッドでアスタリスタ・アーマードなどを試すのもアリかなと考えてます。


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・EZONE98Lを愛用中
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール

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