シグナムプロのトリトンをインプレッション!
☑️表面がツルツルで滑る
☑️とにかく安い!
そしてなにより安い!
お試し用ストリングしてもアリ!!
シグナムプロ・トリトン (Triton)
打ってきました!
シグナムプロの中でもトップクラスの安さを誇るのがこのトリトン!
粘りのある打球感ながら、球の飛びや使用感は意外にも素直!!
トリトンのスペック&テクノロジー
製品名 | シグナムプロ トリトン (SIGNUMPRO TRITON) |
素材 | ポリエステル (High-Tech Co-polyester) |
断面形状 | 丸型+ラフ加工 |
断面構造 | 単芯:モノフィラメント |
色 | レモン |
太さ | 1.18mm 1.24mm 1.30mm |
表面にツブツブ:特殊なラフ加工!!
写真では中々分からないのですが、実は表面にツブツブ(※粒子状の凸凹)があります。
指で触ってみると、ツルツルとした触り心地の中に出っ張りを感しました。
通常のラフ加工はパッと見ただけでも凸凹が分かるものが多いので、このトリトンはかなり特殊な存在ですね。
セッティング:プロスタッフ97に45P
ストリング | トリトン 1.24mm |
ラケット | ウイルソン プロスタッフ97 (2014年モデル) |
テンション | 45ポンド |
張り方 | 1本張り |
張ってみた感触:ツブツブは気にならない
粒子状のラフ加工が施されているトリトンですが、ストリンギングをしている時に凹凸を感じる事はほぼなかったですね。
素材自体もそれほど硬くはなく、表面の滑りは良かったので、クロスの通しやすさも標準的なポリという印象でした。
打感:粘りがあるのに球の抜けも悪くない
プロスタッフ97で打ってみると、硬さはなく若干粘り・食いつきを感じる打球感。
色的にも、少し粘性がアップしたポリツアープロという印象。
弾かないけど球の抜けは悪くない?
表現が難しいのですが、粘り気がある分だけ弾きは強く有りません。
しかし、表面の滑りは良くストリングが良く動く為、球の抜ける感じはそれほど悪くない印象でした。
性能:パワーは控えめだけど意外と素直
飛び自体は若干控えめのトリトンですが、スピードの出しやすさやスピンの掛かり具合など、全体の性能バランスは意外と良し。
割と素直に使えるポリエステルストリングですね!
反発力:若干控えめだけどつらくない程度
反発力は若干控えめですが手応えはそれほど重くはないので、あまりつらさは感じませんでした。
男性の平均的なスイングパワーがあれば大丈夫だと思いますし、女性でもしっかりスイング出来る人であればそれほど苦戦する事はなさそう。
スピン性能:かけたなりの回転量!
スピンの回転量はかけたなり、という印象。
ラフ加工されているものの、極端に掛かるような事はなかったですね。
耐摩耗性:平均より少し良いかも
表面がツルツルで滑るので、ノッチも若干出来にくいようです。
ハードヒッターでなければ耐摩耗性を気にする必要はなさそう。
単価が安いので、ジャンジャン張り替えるのがオススメですね。
コスパ:単価の安さは1番の魅力かも!?
トリトンの最大のメリットは単価の安さ!
とにかく安い!安い!
部活などで頻繁に張り替えるプレイヤーには大きな魅力になるはず。
単張最安値:¥610+送料(¥270)
単張の最安値は610円+送料270円(関東への送料)=880円で入手可能!
頻繁に張り替える人はもちろん、とりあえず試してみたいっていう人にもオススメ。
ロール最安値:約9,100円!1張り約570円!
ロールの最安値は9,069円となっており、1張り分のコストは約570円と相当安くなります!
ライバル比較:EXバイトやG-TOUR3
ライバルとして比較したいのはダンロップのエクスプロッシブ・バイトや、ゴーセンのG-TOUR3など。
食いつきを求めるならエクスプロッシブバイト
より粘り気が強く、スピン性能が高いのがダンロップのエクスプロッシブバイト。
スピードよりも、ボールの角度や高さで勝負するプレイヤーにオススメしたいストリングです。
少しパワーを足したいならG-TOUR3
似たような使用感ながら、若干パワーアシストを感じられるのがゴーセンのG-TOUR3。
コスト的にはトリトンが大勝ですが(笑)、個人的には性能バランスはG-TOUR3の方が上の印象。
そこをポイントに選べばOKかと!
まとめ:粘りが有りつつもバランス良し!
・トリトンをインプレ
・独特な粒子状のラフ加工
・粘りがあるけど球の抜け良し
・スピンは掛けたなり
・表面はツルツルで滑り良し
・単張880円で入手可能!
・ロールだと1張570円に!
・EXバイトやG-TOUR3がライバル?