トアルソン・アスタリスタ
( TOALSON ASTERISTA )
今回はトアルソンを代表するナイロン製品のひとつである『アスタリスタ』をインプレッション。
スペック/仕様
製品名 | トアルソン アスタリスタ |
素材 | ナイロン |
断面形状 | 丸 |
構造 | モノ |
太さ | 1.20mm 1.25mm 1.30mm 1.35mm |
色 | ホワイト スーパーホワイト ブラック オプティックイエロー レッド チェリーピンク ブルー クローバーグリーン ポピーオレンジ アヤメバイオレット |
価格 | 税込2,640円 (12m) 税込41,800円 (240m) |
特徴・テクノロジー
“ 瞬感 ”スピード!!
https://store.toalson-sports.com/items/29288180
アスタリスタ(新開発の異弾性複合コア)がインパクトの瞬間に、ボールをしっかりホールド。シャープさとスピードを生み出します。
インプレ・評価
パワー | 0 | 軽やかに飛ばせる |
スピン性能 | -1 | フラットと相性○ |
アシスト | 1 | モノ系らしい飛び |
トップスピン | -1 | 引っ掛かり感は少なめ |
スライス | 0 | 飛距離を出しやすい |
打感の柔らかさ | 0 | モノ系にしては乗る感じ |
反発力 | 1 | しっかり弾く |
飛び | 1 | 楽に飛ばせる |
打ちごたえ | -1 | 結構軽めの手応え |
滑り | 0 | ナイロンの平均値 |
引っかかり | -1 | 持ち上げるのはきつめ |
快適性 | 1 | 全般楽にこなせる |
耐久性/維持性 | 0 | 平均値より少し良い |
コスパ | 1 | 安くて耐久性もちょい良し |
打球感:モノ系らしい芯のある打感
モノ系らしいハリのある軽やかな打球感なんですが、ほんのりと乗り感も感じるのがアスタリスタの特徴。
単純なモノフィラメントでも無くければマルチでもなく、アスタリスク形状の異弾性複合コアが独自のフィーリングを演出しているみたいです。
性能:クセは少なく軽やかに飛ばせる
モノ系らしい反発力がアシスト感をプラスしてくれるおかげで、どのショットも軽やかに打てます。
ゴールドやミクロスーパーのようなシンプルなモノ系よりも若干食いつく感じがあり、それがショットの制御しやすさにつながっていますね。
速いテンポでコンパクトに合わせて攻める、スライスを深く入れてしっかり守る、そんなメリハリのあるプレーと相性が良く感じました。
メリット / デメリット
・軽やかだけど少し乗る打球感
・弾きによるアシスト感
・平均より少し耐久性が良い
・大きな特徴はない
・スピンはちょっと苦手
しっかり打ちたいならアーマードがオススメ
アスタリスタをベースにサラサラコーティング、8角形断面に進化したアスタリスタ・アーマードは男性でもしっかり振って使える・スピン性能も高めなナイロン。
普段ポリも使っているような男性プレイヤーならまずはアーマードを試してみて、打球感の硬さなどが気になるようならアスタリスタにするという感じでOKかと思いますね。
ライバルストリング
<ライバル>
・マルチフィール
・アイコニック・オール
・エアロンスーパー850
・アディクション など
ライバルとしてはしっかり感がありつつも、ちょっと乗り感・食いつきを感じられるストリングになりますね。
アスタリスタの優位性は?
ライバル製品も各ブランドを代表するスタンダードなナイロンが多く、どれもクセが無くあまり極端な差はないかなというのが正直なところ。
どれを選んでも大失敗ということにはなりにくいと思います。
敢えて区別するならシャープさが分かりやすいのがマルチフィールとIC ALL、反発がありつつ乗り感も味わえるのがアスタリスタと850、しっとり感が分りやすいのがアディクションといった所かなと思います。
まとめ:トアルソン・アスタリスタ
アドブロ (コトウダマサト/TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年
・オールコートプレイヤー(自称)
・EZONE98L+PTストライクコンボ
・ラケット購入本数100本間近
・ラケット累計200本以上テスト
・ストリングは200パターン以上テスト
アドブロの詳しいプロフィール