インプレッション・感想

バイオロジックXXは新しい使い心地!トアルソン・BIOLOGIC XX128 | ストリング・インプレッション

トアルソンバイオロジックXX

ナイロンの使用感や反発力は好きだけど、スピン性能と耐久性がイマイチだなぁ・・・」と悩んでいる方、この新しいナイロンストリングはそんな悩みを吹き飛ばしてくれるかもしれませんよ!!

今回は生まれ変わったトアルソンのバイオロジックダブルエックス128をインプレ!
コーティングによって優れたスピン性能を手に入れた、新しい使い心地+性能のナイロンマルチストリングの誕生!

この記事のポイント

・バイオロジックXX128をインプレ
・トアルソンの新作ナイロンマルチの実力をチェック
・コーティングにより滑りが良好
・打球感はあっさりとした感触
・普通に振ってもある程度スピンが掛かる
・弾きも良いけど、スピンで抑え込める!
・これまでに無い新しい使い心地!

トアルソン バイオロジックXX128

高い注目度を集めているトアルソンの新作ナイロンマルチストリング、バイオロジックXX128をゲットしたので早速テストしてきました!

パッケージには黒地にメタリックなXXの文字。
これはバイオロジックが2000年に発売され、2020年でちょうど20年(=XX)を迎える事から命名されたそうです。

がっつりテストしてみましたが、ナイロンらしいアッサリとした打球感でありながらコーティングによってスピン性能も高められた新しい感触のストリングでした!

スペック:ナイロンマルチ+太さ1.28mm

製品名トアルソン
バイオロジック
ダブルエックス128
(BIOLOGIC XX 128)
素材ナイロン
太さ1.28mm
断面構造マルチフィラメント
断面形状丸型
長さ12.2m

ナイロンマルチフィラメントの分類に入るこのストリング。
太さは1.28mmの一種類となっています。

   

表面のコーティングによりスピン性能が向上

XX128では、新たに糸の滑りを良くするコーティングが施されておりスピン性能が引き出されています。
これまでナイロンといえば柔らかさやパワーに優れてはいたものの、ポリに比べスナップバックが起きづらい(=糸が滑りにくい)という弱点があったので、このXXがどこまでその弱点を克服しているかも注目したいところ!

『上達のマルチ』がコンセプト

パッケージ裏に書かれている通り、
オールターゲット
上達のマルチ
というターゲット・コンセプト。

上達のマルチ・・・とは一体どういう事!?
という感じでしたが(笑)実際使ってみたら、なるほど!と納得のコンセプトでした!

セッティング:ピュアストライクに45ポンド

ストリングバイオロジック XX128
ラケットバボラ
ピュアストライク 16×19 (2019)
テンション45ポンド
張り方1本張
総重量339g
(フレーム重量:319g)
カスタム内容・バボラレザー巻き替え
・グリップエンドをテーピングで加工
・重ねずにオーバーグリップ1枚追加
・プロオーバーグリップ使用

ストリングの動きを引き出しやすそうなピュアストライクを選択。
カスタムを行なっており、総重量は339gと重ため。

インプレッション:動画でチェック

今回も動画にインプレをまとめています!

技量の問題でミスはいっぱいしてますが(笑)、僕にとってはアシストもありつつ回転を掛けて抑え込めるので・・・シンプルに良い!って感じました。

打感:マルチらしからぬ軽快さ

マルチというと柔らかい印象が強いと思いますが、このXX128は柔らかさがありつつも、弾きが良く軽快な打感といったところ。
何も言われなかったら、ナイロンモノ系っぽい感触に感じる人も少なくないかも。

滑りの良さが打球感にも影響・・・?

柔らかいのに弾きが良い・・・というと矛盾した表現になってしまっているかもしれませんが、おそらくこれまでにない表面の滑りの良さが打感にも影響していると推測。

ストリングにグリスを塗って滑りを良くしてみた時に、回転量が増加したと同時に、ボールの飛び出し・弾き出しがスムーズになったという事からも、表面の滑りが性能に貢献している事は間違いなさそう。
※この実験の詳細は下記リンクからチェックしてくださいね。

性能:普通に打って十分スピンが掛かる

ピュアストライクに組み合わせてみたところ、弾きの良い軽快な使用感でありながらスピンでボールを押し込んでいける、非常にバランスの良い仕上がりでした!

反発力:弾きが良く、軽い手応えで飛ぶ

ナイロンマルチの中には、柔らかいけどホールドしすぎてボール飛ばない・・・・そんな製品もありますが、このXX128はホールド感はほどほどでスッキリ飛んでくれますね!

個人的にはナイロンマルチとナイロンモノのちょうど中間的な性能かなと!
上手くセッティングしていけばいいとこ取りな性能を発揮してくれるはず。

スピン性能:十分スピン掛かる

スピン性能が高いのはポリ系ストリングなんですが、手応えが重たくなりがち。
XX128は手応えが軽いのに、コートに収めるのに十分なスピンを掛ける事が出来ました。

普段は表面の滑りの良くない(笑)ブリオ130を使う事が多いので、XX128は「手に伝わってくる感触よりもスピンが掛かってる!」という印象でした。

滑りが良く、感覚以上にスピンが掛かるという点ではRPM POWERも近いものがありますね。

ただRPM POWERはとにかく飛ばない!
良さを引き出すには相当なスイングスピードが必要になるので、XX128の方がいろんなレベルの人がメリットを感じ取れるはずですね。

耐久性:ノッチも出来づらい

今回は比較的ストリングが動きやすいピュアストライクに張りましたが、2時間練習+6試合使用後もノッチはあまり出来ていませんでした!
滑りの良さが耐久性にも貢献している感じ。

写真の通りメインストリングのトップ寄り中央では、ストリングがヨレる部分が出てきました。
普通のナイロンだと指で元通りに直す際に「バキバキ」「ギシギシ」という音がするのですが、XX128はほとんど音がせずスッと直せます

ラケットとの組み合わせにもよりますが、ポリ1.20~1.25mmの切断耐久性と比べても遜色無いくらいだと思います。

薄ラケやハイブリッドにもオススメしたい!

軽快な打感と十分なスピン性能は、薄ラケと組み合わせたら気持ち良く打ち抜けるセッティングになると思います。
滑りが良いので、ハイブリッドで使っても良さを引き出しやすいナイロンマルチだと思います。

ライバル:DIADEM インパルスなど

コンセプトとしては、ダイアデムのインパルスも競合。

表面をティール(薄い青)色のコーティングが覆っていて、これが滑りを演出してくれています。
インパルスの方が若干もっちりとした打球感になっています。
表面のコーティング膜が剥がれてしまうのが欠点ではありますが・・・。

そして細めのポリ系ストリングがライバル!
特にポリツアープロの1.20mmは弾き感+アッサリとした打感なので、性能的にもXX128と割と近い印象。

この他にもストリングのインプレをたくさん用意していますので、合わせてチェックしてみて下さい。
→ ストリングインプレ一覧

初中級でナイロン系を卒業したらポリ一択?

初中級者にはナイロン系ストリングが推奨されている事が多いと思います。
そこからある程度強くボールを打てるようになってきたらポリへ移行・・・そんな人も少なくないはず。
でもこのXX128なら、無理にポリにしなくてもいいし、むしろこっちの方が良いショットを打てる可能性が高いかも。

アシストはあるし、速いスイングになればその分スピンも掛かって伸びが出る・・・初中級者が上達を目指すにもアリ、上級者がより良いパフォーマンスを目指すのにも十分アリ。
「上達のマルチ」というコンセプトは、意外と的を得たフレーズなのかもと納得。笑

おまけ:ホームストリンガーにはつらいかも

このストリング、性能的には大きな穴もなくバランスの取れた製品なのは間違いないと思います。
しかーし!
表面コーティングで滑るせいで、ストリンギングがしにくい(笑)
ナイロンの柔らかさ、ポリ並みの滑りがあるせいでクランプが大変。
自宅で格安ストリングマシンを使って張っている自分、クランプが少しでも緩いと糸が滑ってずれてしまうし、きつすぎるとストリングが変形するほど潰してしまう・・・とにかく大変でした!(笑)

まとめ:しっかり打てるナイロンマルチ!

では今回のインプレのまとめです。

まとめ

・軽快な弾き、反発力がある
・手応えは軽いけど、感覚以上にスピンが掛かっている
・滑りが良くノッチも出来づらい
・薄ラケやハイブリッドにも合いそう

まだまだいじりがいがありそうなこのXX。
XCALIBREのようなしなやか系薄ラケ、ラフ系ポリとのハイブリッドも試してみたいですね!

<紹介した製品一覧>

   
今回も最後までお読み頂きありがとうございました!
期待に違わぬ高い性能バランスを発揮してくれたXX128。
出来ればもう1つ太いゲージがあれば、ポリ系ユーザーが試してみようかな?って気持ちになりやすかったんじゃないかなぁと思いましたね。
今後の追加展開に期待したいところ!

皆さんはXX128、もう打ちましたか?
打った方はぜひ感想をコメントしていってくださいね!
それ以外にも、お気に入りのストリングなどお気軽にコメントしていっていただけると非常に嬉しいです!

それではまた次回の記事でお会いしましょう!