この記事では、最年少世界No.1を達成したカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)に注目!
彼が使用しているラケットやストリング、さらにプレースタイルやキャリアについても情報をまとめました!
「絶対くる!」と言われている(というかもうきてる!!)アルカラス、今の内にしっかりチェックしておきましょう!!
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カルロス・アルカラスのプロフィール/戦績
Embed from Getty Images名前 Name | カルロス・アルカラス Carlos Alcaraz |
年齢 Age | 20 (2003.5.5) ※2023年5月時点 |
身長 Height | 185 cm |
体重 Weight | 72 kg (2021年) 74 kg (2024年) |
利き手 Plays | 右 |
バックハンド Backhand | 両手打ち |
出生地 Birthplace | スペイン |
コーチ Coach | Juan Carlos Ferrero |
スペイン出身のアルカラス。
身長は185cmでナダルやフェデラー、ティエムと同じ。
ただ体重は72kgで若干線の細い感じはありますが、腕周りの筋肉のつき方をみると今後もう少し筋肉がついてパワーアップする可能性が高そうですね。
Embed from Getty Imagesコーチには2003年全仏制覇をしているファン・カルロス・フェレーロ。(この時、アルカラスは生後1ヶ月・・・時の流れを感じますね。)
着実にコーチングの実績を残してるフェレーロなので、アルカラスの大ブレークも間近な予感。
アルカラス=スペイン発の若手有望選手!
何かと比較されるのが同国の偉大なる先輩:ラファエル・ナダル。
スピンの効いたストロークが持ち味であること、クレーを得意としていることなど、共通点が多いのです。(憧れのテニス選手はナダルだそうです。納得!)
ナダルの持っている数々の最年少記録に肉薄しながら、キャリアを積み重ねているアルカラスに今後も要注目です。
2022年:TOP10達成+すでに3タイトル獲得!
Embed from Getty Images2022年もこれまで以上に素晴らしいパフォーマンスを発揮しており、リオデジャネイロ(ATP500)、マイアミ(ATP1000)、バルセロナ(ATP500)、マドリードの4大会でタイトルを獲得!
これによりランキングは自己最高の6位にまでジャンプアップしています!
使用ラケット:バボラ ピュアアエロ98
Embed from Getty Imagesアルカラスが2022年シーズン後半から使用し始めたのがバボラ・ピュアアエロ98。
98平方インチのフェイスに16×20のパターンを採用、強烈なスイングスピードでも力を逃がさずにボールに伝えらえるラケット。
実際に使っているラケットのスペックはこちら
重さ | 305g |
バランス | 317mm |
スイング ウェイト | 293 kg・cm2 |
グリップ サイズ | 4 |
そして最後はアルカラスのバボララケット!
— バモス!わたなべ(吉本1のテニス芸人) (@watanabepreary) June 29, 2024
特長としては、グリップが少し平べったくカスタムされていてグリップサイズは4!なかなか手の小さい自分にはフィットはしなかったですが、なんとバボラ契約選手は市販のラケット「から」自分の好みへカスタムをするそうです🎾🌱最初から選手用で無いとの事! pic.twitter.com/snLWQCoXvj
実際に2024ウィンブルドンを訪れたバモスさんの投稿がソースなのですが、本当に市販品みたいなスペックしているんですよね。
「プロは筋力があるから重いラケット」が当たり前に考えていましたが、これからは「筋力があるから軽いのでも大丈夫」というようなトレンドが広がっていくのかもしれませんね。
~2022まではピュアアエロVS
Embed from Getty Imagesアルカラスが現在使用しているのはバボラ・ピュアアエロVSです。
98平方インチの少し小さめのフェイスに16×20の少し密なストリングパターンを採用。
無印アエロよりもハードにボールを撃ち抜いても安心感があるのが特徴のラケットです。
アリアシムも2020年初頭に一瞬だけVSになったんですが・・・結局、いつものBOX型の旧VSに戻ってましたね(笑)
さらにその前はピュアアエロを使用
Embed from Getty Images2020シーズンはまだ無印のピュアアエロを使用していました。
身体が少し変わったからなのか、スイングが変わったからなのか・・・色々推測出来そうですが、VSになってからの方が球威が上がっているように見えます。
使用ストリング:バボラ RPMチーム
2022年のUSオープン、2023年のウィンブルドンに続き、2024年の全仏オープンを初制覇したカルロス・アルカラス。彼を優勝に導いたバボラ製品は、「PURE AERO 98」ラケットと「RPM Team」ストリングのコンビネーションでした。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000107355.html
アルカラスが使用しているストリングはポリエステルのバボラ・RPMチーム。
比較的エントリーグレード的なイメージのあったRPMチームでしたので、アルカラスがこのストリングを使っているというのは意外でビックリ。
以前はRPMブラストを使用
以前のニュースなどではバボラ・RPMブラストを使用していると記載されていたと記憶しています。
(従って2023年あたりにRPMチームに変わった?と推測しています)
ナダルなど多数のハードヒッターが使っているストリングでもあり、ブラストの方が納得感はありましたね。
アルカラス:プレースタイルとキャリア
ここからはアルカラスのプレースタイルや、これまでのキャリアについて解説していきます!
スペインらしい堅牢なストローク+機動力
スペイン勢の伝統ともいえるスピンの効いた強烈なストロークを、フォア・バック両サイドから打ち続けられるのがアルカラスの武器。
さらにフットワークや反射神経も優れており、広い守備範囲も彼の武器となっています。
アルカラスのプレースタイルはナダルよりも、コーチをつとめているJC・フェレーロの方が似ている気がしますね。
怒涛の勢いでUSオープン制覇+最年少世界No.1
4歳からテニスを始めたアルカラスは、15歳の時にEquelite Academyに所属しJC・フェレーロがコーチに就任。
2020年シーズンには491位だったランキングを141位までジャンプアップ。
翌2021年シーズンはTOP100を突破し、キャリアハイの32位で終了。
そして今年2022年にはさらにランキングを上昇させており、4月に初めてのTOP10入りを達成。
そしてUSオープンを制覇し、9月のランキングで歴代最年少で世界No.1を達成しました。
遂に頭角を現してきた10代選手たち
アルカラス以外にも2001年以降に生まれた10代の選手が頭角を現し始めています!
圧倒的な高速ストロークを武器に、急激にランキングを上げているのが2001年生まれのヤニック・シナー(シーネル)。
身体の線は相当細いのにスイングもボールもめちゃくちゃ速く、ジョコビッチ的なテニスで次のNo.1候補とも噂される選手となっています。
2002年生まれ、シナーと同じくイタリア出身のロレンツォ・ムゼッティも大活躍中。
スピンの効いたストロークをベースに、高い弾道のトップスピン、滑るスライス、タッチの良いドロップ・・・とにかく多彩なテニスがとっても魅力的な選手。
相変わらず元気なBIG3、ツアーの中心となったNextGen世代、そして2001-2003年生まれの18-20歳の選手がしっかり戦績を出し始めている事で、歴史上最も幅広い世代が競い合う時代となっています。
(YG世代はどうなった・・・笑)
まとめ:カルロス・アルカラス
・最年少世界No.1
・2022USオープン王者
・2003年生まれの若手選手
・力強いストロークが持ち味
・ラケットはピュアアエロ98
・ストリングはRPMブラスト?
・2000年以降生まれの若手台頭!