クセがないっていうのは大きな魅力!

・オールラウンドに使いやすい
・ストリングで打感を変えやすい
・重量などのカスタムもしやすい
クセのないラケットはとにかくオールラウンドに使いやすく、いろいろイジって楽しむのにも最適なモデルです!
これだ!っていう部分よりもトータルバランス

ピュアアエロならスピン、ブレードならしなり・・・など、分かりやすいセールスポイントがあると注目を浴びやすいのは事実。
一方で今回紹介するラケットは比較的クセがなく、とにかく”ここを見ろ!“っていうポイントがそんなにないので注目されにくい部分も。
魅力をしっかりお伝えしたいと思います!!!
No.5 Babolat PURE STRIKE 16/19
・安心して振り切れる98平方インチ
・振れればしっかり飛ぶ安心感
・中〜高弾道を打ちやすい引っかかり
・ポリでも意外と固すぎないRA70
元祖ウーファー(山型)を継続しているピュアストライク

ボックスとラウンドがミックスされた中間型のフレームに、バボラの代名詞でもあった山型のウーファーを唯一継続しているのがこのピュアストライクシリーズ。
ピュアストライク16×19はRA70でパワフルな飛びはありつつも、ウーファーによってマイルドさも残しているのが特徴。

ポリエステルを張っても意外と扱いやすいフィーリングにまとまりやすく、非常に使いやすいのが特徴。
ナイロンを張ればより弾き感がアップし、気持ちよく振り抜いていけるバランスのラケットに仕上がります!
“頑固で怖そうに見えて実は凄く面倒見のいい優しい先輩“みたいなラケットです。
No.4 DIADEM NOVA100
・ラウンド系らしからぬまとまりの良さ
・おとなしい優等生的ラケット
・ストロークからボレーまで素直
・程よいアシスト感
おとなしめの優等生な黄金スペック

いわゆる”黄金スペック”のラケットはパワフルさの代償として、ボールを制御するのが難しい場面もあって、元気良すぎる男子生徒みたいなところありません?笑
NOVAはフレーム厚がMAX24mmで若干薄く、構造的にも非常にシンプルなラウンド型になっています。
ほどよいアシスト感と、抜群の扱いやすさを実現し、打ってみるとすぐに手に馴染む・感覚に馴染む素直さがあるラケットになっています。
球が暴れにくく”知的で落ちつきのある優等生“って感じのラケット!
薄ラケが好きだった人も、セッティングをイジれば意外と問題なく扱えるなぁと驚くはず。
No.3 HEAD G360+ EXTREME TOUR
・食いつき/弾き/引っかかりの好バランス
・実はHEADで一番オールラウンドでは?
・G360ラジカルMPに近い使用感
・振り抜き抜群でストロークも快適
狼の皮を被った正統派・クセのないラケット

なんか”見た目は凄くチャラそうなのに、実際に話をしてみると普通に凄く良いヤツ“ってたまにいませんか?
それと同じ感じがするのがこのG360+エクストリームツアーというラケット。
グレー+蛍光イエローという奇抜なカラーリング、スピンコンセプトっていうところで、パッと見は凄くクセの強そうなラケットですよね。
実際に使ってみると振り抜きの良さ、食いつきと弾きのバランス、ボールの引っかかり感・・・いずれも非常に高レベルでまとまった、クセの少ないラケットに仕上がっています。
旧ラジカルMP(※G360 RADICAL)のようなオールランドさも持っていて、正直今のHEADで1,2番を争う万能ラケットなんじゃないかと考えます。
No.2 DUNLOP FX500
・神経質になりすぎずに使えるハイパワー
・スッキリ感があり気持ち良く打ち抜ける
・高い操作性と優れた振り抜き
・ドライブ系で打ち込みたい人にオススメ
スッキリ振り切れるハイパワー系黄金スペック

いわゆる黄金スペックの中でも、クセが少なくスッキリとしたボールの飛びを実現しているダンロップFX500。
RA71でしっかりとしたパワーが出るのですが、ボールを掴みすぎず・掴まなすぎずの絶妙なバランス。
ハイパワー系ではあるものの神経質にならないといけない場面が少なく、”フレンドリーで爽やかな生徒会副会長“って感じ。(ナニソレ)

ストリングパターンは横方向にピッチが広くなっていて、これが想像以上にスピンに貢献してくれます。
ハイパワーを生かしつつも、しっかり打ち込んでいける扱いやすさのあるFX500。オススメです。
No.1 PRINCE TOUR100
・ラウンド/ボックス混合型のフレーム形状
・100平方インチ+最大23mm厚で丁度良い
・16×18で非常にかけやすいスピン
・白黒の配色はストリングの色を選ばない
ありそうでなかった絶妙なバランスのラケット

このラケットは言葉で魅力を伝えるのが結構難しいラケットだと感じてます。
縦長の100平方インチのフェイスは振り抜きが良く、16×18の粗めのパターンでしっかりとした食いつき+引っかかりを実現。
ラウンド+ボックスのハイブリッドなフレーム形状は、食いつきはありつつもしっかり弾いて飛ばしてくれるアシスト感もあります。
色んなラケットの中間を取ったような仕様ではあるものの、結果として”ありそうでなかった“バランスの良いラケットに仕上がっています。

派手ではないけど凄く扱いやすくて快適なこのラケット。
“恋人っていうより良い奥さん・旦那さんになりそうなヤツ”がこのTOUR100ですね。
クラスで一番モテるようなタイプじゃないかもしれないけれど、人当たりが良くて性別問わずに友達が多い人・・・そんな感じ!
あなたもぜひ、家にいるような安心感を味わってみませんか?