01-ラケットインプレ

DUNLOP CX200TOUR 16×19(2024)をインプレ&評価|ロマンと楽しさが最高峰の1本。

dunlop cx200 tour 16x19 (2024)のインプレ、レビュー、評価、感想
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今回インプレするのはフルモデルチェンジとなった『ダンロップ CX200TOUR(2024)』です!

dunlop cx200 tour 16x19 (2024)
ダブルス・・・○・シングルス
ボレー・・○・・ストローク
低弾道・○・・・高弾道
多彩さ・○・・・安定性
柔らかい・・○・・硬い
スイートエリア
先端寄り
・・○・・スイートエリア
手元寄り
イージー・・・○・スパルタン

アドブロ
アドブロ
ショットを操る楽しさ・嬉しさはシリーズ最高ですね!

メリット
フラットやスライスが安定
意外と回転の調整がしやすい
テクニカルに組み立てて戦える
相手のタイミング・打点を外せる
実はCX200よりもオススメかも
デメリット
面95+20.5mm厚のシビアさはある
スピン主体の打ち合いは厳しめ

決して楽なラケットではないけれどある程度のシビアさを許容できるのであれば、様々なショットを武器に出来るので実はCX200よりもオススメかもしれない1本です!

DUNLOP CX200 TOUR (2024)

dunlop cx200 tour 16x19 (2024)
dunlop cx200 tour 16x19 (2024)

CXシリーズの中でもより高精度なコントロール、そしてフィーリングを追及した「CX200TOUR」をインプレ。

dunlop cx200 tour 16x19 (2024)

20.5mmの薄いフレームに、前作よりもボックスらしくなった断面形状の組み合わせはクラシカルさも感じる佇まいですね。

dunlop cx200 tour 16x19 (2024)

フェイス形状は意外と丸くなっており、ピッチの変更も相まってか95平方インチという数字よりも大きく見えました。

スペック/仕様

dunlop cx200 tour 16x19 (2024)
モデル名DUNLOP
CX200
TOUR
(2024)
フェイス
サイズ
95 inch2
重量310 g
バランス310 mm
スイング
ウェイト
(314)
※strung
フレーム厚20.5 mm
均一
フレックスRA65
(前作63)
ストリング
パターン
16×19
グリップサイズ2,3
発売予定2024年
1月13日
価格39,600円
(税抜36,000円)

スペックはほぼ前作を踏襲していますがRA値が2ポイント上昇し65になったことで、CX200と同等になっています。

「RA値ってなに?」という方は下記リンクをチェックしてください。

特徴・コンセプト

dunlop cx200 tour 16x19 (2024)

ショットの安定性を重視し、さらなる球威を求めるハードヒッターに。

操作性に優れた95平方インチの新ボックス形状フレームを採用。
パワーとスピン性能を向上し、攻撃力を一層強化するとともに、優れた安定性とホールド感で、どんなボールも確実に捉え、より高精度なボールコントロールを可能にするツアーモデル。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/24cx200tour.html

前作からの変更点、新たに採用されているテクノロジーなどの詳細はこちらの記事で解説しています。

インプレ

ストローク0変化をつけて展開出来る
ボレー0アシスト少ないが感触良し
サーブ0振れるなら球速は出る
フラット2フラットは良い感じ
ドライブ1重みもあり推進力○
トップスピン-1回転量自体は控えめ
弾道の高さ-1低めに出やすい
スライス1安定して打ちやすい
反発力0反発より重みがメイン
パワー0CX200より上な印象
ホールド感1乗り感は出やすい
安定性0ある程度技術体力は必要
操作性1トップライトで良い感じ
振り抜き1空気抵抗が少なくて○
減衰性0悪くはない
快適性1想像よりプレーしやすい

前作よりも飛び・スピンの両面が良くなっていて、フラット系を軸にしつつもスピンやスライスも十分有効打として使っていける汎用性の高いモデルへと進化

打球感:しなりと打ち応えがアップ

dunlop cx200 tour 16x19 (2024)のフォアハンドストローク

ほど良いしなり感としっとり感があり、CX200に比べると打ち応えもアップしています。

面が小さい分、CX200よりもたわみによる柔らかさは生まれにくくなってる印象でした。

アドブロ
アドブロ
柔らかさもありますが、その中ではシャープなフィーリングかなと思います!

(使用したストリングはエクスプロッシブ・ツアー1.25KPI PRO TOUR123)

性能:変化をつけて楽しめるラケット

基本的にハード寄りのラケットではあるのですが、ボールに変化をつけやすく多彩なプレーができる・したくなる使い心地でした!

サーブ:球速とコントロールで攻める

dunlop cx200 tour 16x19 (2024)のサーブ

重みは結構あるのですが、振り切れればそれなりの球速は出てくれますね。

球速とコントロールの良さを軸にサービスゲームを組み立てるイメージ。

ある程度スイング速度やパワーがある人ならスピン系も打ちやすくなっており、前作よりも多彩な組み立てがしやすくなっています。

アドブロ
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精度の高いフラット系、相手の予想を外す回転系を組み合わせればキープ率UP間違いなし。

ストローク:変化をつけやすくて楽しい

dunlop cx200 tour 16x19 (2024)のフォアスライス、打球感

前作よりもピッチが広くなったこと、少し丸みを帯びたフェイス形状という事もあってか、スペックから想像するよりも回転の調整しやすさは良かったですね。

スライスやフラット系はフォアバック両方で打ちやすいですし、敢えてスイングを抑えてアングルや相手の足元を狙うようなショットも意外と捌きやすかったです。

SWは推定285前後という事もあってか、CX200(SW270前後)よりも推進力やパワーを引き出しやすかったのは意外でした。

アドブロ
アドブロ
回転量多めをベースにするのは難しいですが、それでもCX200よりも良い球を安定して打てました!

ボレー:重さが効いて意外と快適に打てる

dunlop cx200 tour 16x19 (2024)のボレー

95平方インチ+20.5mm厚なので弾いて飛ばす感覚は決して強くは無いですし、正確なインパクトが必要にはなってきます。

しかし310gという重みがあるからなのか、打ち負けにくく無理に飛ばそうとしなくても大丈夫なのは安心感につながってますね。

アドブロ
アドブロ
鈴木貴男選手っぽく打ちたくなりますよね!笑

メリット・デメリット

メリット
フラットやスライスが安定
意外と回転の調整がしやすい
テクニカルに組み立てて戦える
相手のタイミング・打点を外せる
実はCX200よりもオススメかも
デメリット
面95+21.5mm厚のシビアさはある
スピン主体の打ち合いは厳しめ

フラットやスライスで球威を出しやく、そこを軸にしながら細かい変化を加えて相手を困らせるようないやらしい組み立てをしやすいのがCX200TOURの魅力。

単純なパワーというよりも、駆け引きをしながら相手の打点やタイミングをずらしてミスさせる感じ。

スイートエリアは広いワケではないしスピン系のラリーが多くなる屋外オムニなどではしんどい場面も出てくると思いますが、組み立ての上手さでカバーできる人であれば十分に選択肢に入ってくる1本かなと思います。

厳しさを許容できるならCX200より良いかも

ハードスペックには分類されますが、メリットや楽しさもハッキリと感じられるのがCX200TOUR。

個人的にはある程度の厳しさを許容できるならCX200よりも良いんじゃないかなと思いますね。

CX200は打っている感覚よりも球が走りにくいのが気になるので(暴発はしにくいかも)、ボックス系の良さを追及しつつも伸びるショットが欲しいならCX200TOURの方が良いですね。

「CXが良いけど実用性も大事!」という人はCX200よりもCX400TOURを選んだスマートだと思います。

個人的・総合評価

前作のCX200TOURは感触が良いけど球威が出なくてツラいという評価でしたが、新型はパワーもスピン性能も上がっていると感じました。

CX400TOURが一番のお気に入りですが、その次に選ぶとしたらこのCX200TOURかCX200 OSかなと。

CX200は一番中心となるスペックですが実用性ではCX400TOURが上、ロマンや楽しさはCX200TOURが上・・・という感じなのでちょっと中途半端な印象。

ですのでボックス系らしい戦い方、味わいを重視する方に新型CX200TOURはオススメですね。

みんなの感想・クチコミ

・少し飛ぶようになった
・コントロールしやすい
・振り抜きが良い
・ダンロップらしい柔らかさ
・思った通りの弾道
・振りやすい

https://www.tennisbear.net/racket/6823/info

ライバルラケットの比較

【ライバルラケット】
プレステージツアー
ツアー95
ウルトラツアー95CV v4 など

面95のラケット自体が市場には少ないのですが、ライバルとしてはプレステージツアーかツアー95かなと思います。

プレステージツアーの方が重みを使う感覚が強く、ツアー95になると薄ラケ感も少なく使用感が違うため、それぞれのキャラクターはあまり被ってはいない印象。

現行テニスラケットのスペックはこちらの記事で一覧表にまとめていますので、ぜひご活用下さい。

まとめ:ダンロップ CX200TOUR(2024)


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・EZONE98Lを愛用中
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール

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