01-ラケットインプレ

DUNLOP CX200TOUR18×20(2024)をインプレ&評価|シリーズ最強のロマン系。

dunlop CX200tour 18x20 2024
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ボックス系ラケットに憧れボックス系ラケットで育った男アドブロです。

パワーがあって実用的なラケットが主流になった現代ですが、それでもクラシカルなラケットのフィーリングや使い心地を求めている人は一定数いるのではないでしょうか。

dunlop CX200tour 18x20 2024

そんな人にフィットするであろう最新モデルがこのダンロップ CX200TOUR18x20です。

ダブルス・・・○・シングルス
ボレー・○・・・ストローク
低弾道○・・・・高弾道
多彩さ・・・・○安定性
柔らかい・○・・・硬い
スイートエリア
先端寄り
・・○・・スイートエリア
手元寄り
イージー・・・・○スパルタン

高い弾道のスピンなどのバリエーションは望むべくもありませんが、低く直線的なショットを安定して供給できるのは使い方次第で大きな武器に出来るかもしれません。

アドブロ
アドブロ
インプレを見て買うかどうかを決めるタイプのラケットではないと思いますが、ぜひ最後までお読み頂けると嬉しいです!

メリット
弾道を低く抑えられる
想像よりも推進力を引き出せる
深く低い球で相手を詰まらせやすい
重みを使えるなら楽に飛ばせる
デメリット
弾道や回転の変化が非常につけにくい
戦略的な立ち回りが必須

面95に18×20のパターンの組み合わせはパワーロスを最小限に抑え、想像以上に効率的に推進力を生み出すことが出来ます。

一方で高い弾道やスピン系をこのラケットで操るのは一般プレイヤーにはほぼ無理なので、それを踏まえた戦略的な戦い方が必須となるラケットです。

CX200 TOUR 18×20をインプレ

dunlop CX200tour 18x20 2024

DUNLOP CXシリーズの中で唯一、数量限定で販売されているのがこのCX200TOUR 18×20です。

dunlop CX200tour 18x20 2024

最近のラケットでは中々見かけることのないストリングの密度の高さ。

dunlop CX200tour 18x20 2024

薄いフレームとボックスの組み合わせはクラシカルなフィーリングが期待出来そうですね。

スペック/仕様

モデル名DUNLOP
CX200
TOUR
(2024)
フェイス
サイズ
95 inch2
重量315 g
バランス310 mm
スイング
ウェイト
フレーム厚20.5 mm
均一
フレックスRA65
(前作63)
ストリング
パターン
18×20
グリップサイズ2,3
発売予定2024年
1月13日
価格40,700円
(税抜37,000円)

面95に18×20の密なストリングパターンを採用し、グリップテープもレザーを標準装備。

dunlop CX200tour 18x20 2024

CX200TOUR(16/19)と比べるとかなりストリングピッチが細かくなっているのが良く分かりますね。

特徴・コンセプト

ショットの安定性を重視し、さらなる球威を求めるハードヒッターに。

パワーとスピン性能を高めた95平方インチの新ボックス形状フレームに、18×20のストリングパターンを採用し、コントロールを一層強化。
ツアーレベルの戦いを制する攻撃力に加え、優れた安定性とホールド感で、より高精度なボールコントロールを可能にする限定ツアーモデル。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/24cx200tour18x20.html

打球感:しなやかさ+打ち応え

dunlop CX200tour 18x20 2024のフォアハンドストローク
柔らかさ1しなやかさは感じる
打ち応え2打ち応えは十分
弾き感-1重さで飛ばすタイプ
安定感1ブレる感覚はない
減衰性0振動は気にならない
快適性-1ハードルは高い

18×20になった事でストリングのたわみ・可動性はあまり感じなくなりましたが、その代わりにフレームのほんのりとしたしなやかさを味わえる打球感になっています。

手応えは重ためですが、フレーム重量自体もしっかりしているため意外となんとか打てちゃうなぁという印象。

アドブロ
アドブロ
たわみが少ないので板っぽい感覚はちょっとあるかも!

性能:フラットの推進力が◎

ストローク0融通は利きにくい
ボレー-1基本的にシビア
サーブ-1振れたら球速出る
フラット2勝手にフラットになる
ドライブ1振れるなら悪くない
トップスピン-2回転は掛からない
弾道の高さ-2弾道上げるのは無理
スライス0厚い当たりが必要
パワー1推進力は良く出る
操作性-1かなり重みは感じる
振り抜き0重さを活かすタイプ

スペックからも想像できる通り、フラット系を軸にプレーする必要があるラケットですね。

弾道を上げたり回転を掛けて変化をつけるのも厳しいのですが、前方向へのエネルギーを効率良くボールに伝えられるのでフラットで推進力を出しやすいです

深さと低さで相手を困らせる。

dunlop CX200tour 18x20 2024のフォアハンドスライス

一般プレイヤーがこのラケットを使うのであればフルパワーで振り回すのではなく、重さと安定感を活かしてフラット気味に丁寧なインパクトを心がけるのが吉。

上手く捉えれば自動的に推進力と深さが出てくれるので、相手を詰まらせたり攻撃させない状況を作ることが出来るはず(たぶん)。

ゆったり打っているように見えるけど徐々に相手を追い詰めて、隙をついてボレーでコースを狙っていく・・・そんなプレースタイルを目指したいですね。

アドブロ
アドブロ
無理に振り回すよりは丁寧にコースを狙うような使い方をした方がメリットはあると思います!

個人的・総合評価

dunlop CX200tour 18x20 2024のフォアボレー

文句なしのハードスペックで、スピンや高弾道を使うっていうのはとにかく厳しいラケット。

ただし、低めの弾道+推進力+コントロールを使えるのであれば”派手じゃないけどイヤらしいテニス”を極める事が出来るかもしれません。

超絶フィジカルがあるのなら振り回して使うことも出来るでしょうけど、それならほかにもっと良いラケット(ピュアドラ98とかアエロ98とか)もあるので、このラケットのターゲット層はかなり狭いと言えそうです。

メリット・デメリット

メリット
弾道を低く抑えられる
想像よりも推進力を引き出せる
深く低い球で相手を詰まらせやすい
重みを使えるなら楽に飛ばせる
デメリット
弾道や回転の変化が非常につけにくい
戦略的な立ち回りが必須

弾道を低く抑え推進力のあるショットで相手を詰まらせる・困らせるような戦い方に最適。

重さを活かしたスイングが出来るのであれば思っている以上に楽にボールを飛ばせるので、パワーでゴリ押すよりもテクニカルでコントロール重視のプレーの方が相性が良いかもしれません。

デメリットを受け入れられる人じゃないとNG

デメリットとしてはスピンを掛けたり弾道を上げたりして変化をつけるのが非常に難しいという点。

普段であればそのデメリットを薄められるストリングやセッティングを考えたりもするのですが、このCX200TOUR18x20に関しては変にカスタムしたり多角形ポリを入れたりしても長所がボケやすいと思います。

デメリットがあるのを十分理解しそれを受け入れた上でプレー出来る人じゃないとNGのラケットですね。

ライバルラケットの比較

みんなの感想/口コミ

・板!
・やっぱりこのスペック!
・オレンジが・・・

https://www.tennisbear.net/racket/6824/info

まとめ:CX200ツアー 18×20(2024)


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・EZONE98Lを愛用中
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール

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