みなさんはアンディ・ロディックという名前を聞いたら何を連想しますか?
・時速250キロに迫るビッグサーブ?
・悪ガキっぽいリーボックのウェア?
・フェデラー被害者の会、初期メン?
・スピンの効いたフォアハンドの強打?
個人的にはロディックと言えばバボラ・ピュアドライブ。
そんなアイコン的存在でもあったロディックがピュアドライブ以外のラケットに変更するらしいので急いで記事にまとめることにしました!
Cover:”Andy Roddick” by Boss Tweed is licensed under CC BY 2.0. / “Andy Roddick” by Boss Tweed, Flickr.com is licensed under CC BY 2.0.
No.1も経験したアンディ・ロディック
Embed from Getty Images2003年USオープン優勝、世界ランキング1位を達成したアメリカの元プロテニスプレイヤーであるアンディ・ロディック(Andy Roddick)。
クイックかつダイナミックなフォームから放たれるサーブは最速249km/h(155mph)という異次元の速さを誇りました。
ロディックと言えばピュアドライブ
Embed from Getty Imagesそんなロディックと言えばプロキャリア(2000~2012年)を通じてバボラ・ピュアドライブを使い続けていました。
ラケット市場のみならずテニスのプレースタイルや戦術にまで大きなインパクトを与えたのがこのピュアドライブ。
Embed from Getty Images引退後のエキシビジョンなどの写真を見ると外観はカーボン調にカスタムされているものの、形状やパターンから推測するに現役時と同じピュアドライブを使い続けていた模様。
引退後はバボラとの契約は結んでいなかったとは思いますが、やっぱり使い込んだラケットからはそうそう離れらないですよね。
(※ストリングの配置がここ数世代のピュアドラと異なっているので、初期モデルを使い続けているのではないかと思われます。)
新しいラケットへ変更するためテスト
そんな四半世紀近くピュアドライブを使い続けてきたロディックなんですが、2024年になってラケット変更を決意。
そして今回はウイルソンのラケット複数本をテストしてみるという動画が公開されました。
動画に登場したラケットはパワー系としてウルトラv4とクラッシュv2、コントロール系としてプロスタッフv14とブレードv9、そして縦しなりを謳った新コンセプトのシフトの5種類でした。
ウイルソン・シフト(SHIFT)がお気に入りに!
USO優勝・元ランキング1位のアンディ・ロディックが、四半世紀近く使い続けていたピュアドラからスイッチを検討中。今回はウイルソンのラケットを複数テストし、最終的にSHIFTがお気に入りになった模様。
— アドブロ / コトウダマサト(TRUEMAN) (@ADVNTG_kotodama) July 19, 2024
※ちなみに全編英語なので細かい感想は分からんです(笑)
→https://t.co/yf0xDv8zvP pic.twitter.com/GXNoctI9gB
最終的に5本の中からお気に入りとして選ばれたのはシフト(SHIFT)でした。
動画内でも触れられていますがシフトの特徴は縦しなりの大きさで、順しなり(面と垂直方向への変形)を抑えつつも縦しなりで食いつきやスピン性能などを高めています。
ビッグサーブやフォアの強打が印象的だったロディックですが、ラケットチェックではスライスでの弾道や球質もチェックしていたのは意外でした。
まとめ:ロディックがSHIFTにラケット変更
いかがでしょうか。
ロディックと言えばピュアドライブ、そんなイメージでしたがコンセプトの違うシフトが気に入るというのは意外でした。
ただ動画には【プロモーションが含まれています】が表示されているため、どこまで正直な感想なのか?今後シフトを使い続けることになるのか?といった疑問はありますね。
トッププロが引退した後にどんなラケットを選ぶのか?というのは、思いのほか一般愛好家に与える影響は大きいと思うんですよね。
Hoy, en videos que no sabías que necesitabas ver: Steffi Graf y Andre Agassi pasándola de perlas. pic.twitter.com/tTvD6obTbx
— Marcos Zugasti (@marcos_z) April 13, 2024
アガシ・グラフ夫妻がヨネックスを使い始めたっていうのも結構インパクトありましたね。
ロディックを含め、引退したトップ選手のラケット選びに今後も注目していきたいと思います!