千葉県出身、期待の若手女子選手:山﨑郁美(やまざきいくみ)選手にインタビューをさせて頂きました!
彼女のプロフィールや戦績だけでなく、彼女自身の考えや使用しているラケットやストリングについてもご本人から詳しくお伺いした情報をまとめています!
山﨑郁美選手にインタビュー!
名前 NAME | 山﨑 郁美 IKUMI YAMAZAKI |
生年月日 BIRTH | 2001/8/24 |
身長 | 160cm |
利き手 | 右 (両手打ちバックハンド) |
所属 | 亜細亜大学 |
出身高校 | 秀明八千代高校 |
出身 | 千葉県八千代市 |
SNS |
今回お話をお伺いさせて頂いたのは、千葉県八千代市出身の山﨑郁美選手。
(※山崎ではなく山﨑が正確な表記ですね)
出身高校は美濃越舞プロや2018年東海インターハイ3冠(男子)を達成した白石光選手などを輩出している秀明八千代高校。
現在は亜細亜大学に所属し、全国トップレベルでの活躍を続けています。
戦績:2020インカレ・シングルス3位など
<2020>
・関東学生テニス選手権大会
シングルス準優勝
・全日本学生テニス選手権
シングルス3位
<2019>
・JOCジュニアオリンピック
全日本選抜室内 単優勝
など
今年行われたインカレでは1年生ながらシングルス3位に!
また高校時代には、ジュニアとして最後の大会となったJOCジュニアオリンピック全日本選抜室内で初の全国タイトルを獲得しています。
山﨑郁美が神鳥舞に逆転で勝利し、初の全日本タイトルを獲得 [第40回全日本ジュニア選抜室内] https://t.co/ZnITSo2ZCg pic.twitter.com/usSNl7Kvsr
— テニスマガジンONLINE (@tenimaga) December 16, 2019
先日のWJP Challenge Tennisにも出場!
先日開催されたエキシビジョンイベント:WJP CHALLENGE TENNISにも出場!
高校の先輩にあたる美濃越舞選手と、激しいラリー戦を展開するなど互角以上の戦いを繰り広げました!
このイベントはLIVE配信のアーカイブがあり、40分頃から山﨑選手vs美濃越選手の対戦を観る事が出来ます。
・山﨑郁美選手に注目
・千葉県出身の亜細亜大学1年生
・2020インカレ単3位
・WJP Challenge Tennis出場
山﨑選手のオールラウンドなプレーに注目!
ここからは山﨑選手のプレースタイルに注目!
高い機動力はもちろん、サーブからストロークまでバランス良くこなせるオールラウンドなプレーが大きな特徴!
厚い当たりで強烈なストローク!
山﨑選手のストロークは、フォアもバックもテイクバックが非常にコンパクトなのが大きな特徴。
そこから全身の力を使った厚い当たり・強烈なトップスピンボールを駆使して相手を崩していく事が出来る選手です。
WJP Challenge Tennisで実際に試合を拝見して、素直に”カッコいいテニス“だと感じました!
スピンサーブも自然なフォーム!
スピンサーブを自然なフォームでバランスを崩さずに打つ事が出来るのも山﨑選手の特徴。
女子でスピンサーブを高い水準で打てる選手は多くはないので、彼女のスキルの高さ・身体能力の高さが現れているショットでもあります。
コートを走り回れるフットワークとフィジカル
WJP TENNIS CHALLENGE😎
— アドブロ(ADVNTG.BLOG) (@ADVNTG_kotodama) November 28, 2020
色々ナイスなプレーはありましたが個人的にMYS(MostやばかったShot)は、山崎選手(@ikumil0824)が美濃越選手(@MaiMinokoshi)に放った逆襲のバックハンドDTL🎾フォア崩された所からのカバーがすんげぇ!😂
YouTubeのアーカイブもぜひチェックを!https://t.co/EbaZ2EYLjm pic.twitter.com/kYTpQEHXDU
先日行われたWJP Challenge Tennisで、美濃越選手に放った逆襲のバックハンド・ストレートは最高にカッコよかった!!
フォアサイドに押し込まれてからのコートカバーリングの速さ、バックハンドの切れ味は、山﨑選手の優れたフットワークとフィジカルを感じたポイントでした!
「目の前のポイントを全力で走って取る!」
山﨑選手に試合中に考えている事・大切にしている事をお伺いして、返ってきたのがこの言葉。
先ほどの逆襲のバックハンドのポイントもそうですが、日頃から目の前のポイントに全力を注ぐ事が習慣づけられているから生まれたプレーだと言えるでしょう。
(僕も含め多くの週末プレイヤーが参考にしたい姿勢ですね!笑)
・オールラウンドなプレーが魅力
・コンパクトでなテイクバック
・厚い当たりのストローク
・スピンサーブもしっかり打てる
・優れたフットワーク
憧れ・参考にしている選手:加藤未唯選手とThiem!
2017全豪オープン・ダブルスベスト4、ツアーダブルス2勝と、世界で活躍している加藤未唯選手。素早いフットワークから繰り出される鋭いショットが魅力の選手。
Embed from Getty Images2020全米オープン・男子シングルスを制し、ついにグランドスラム王者となったドミニク・ティエム。全身の力を込めた強烈なストローク、高く弾んで相手を外へと弾き出すスピンサーブ、そして5セットを戦い続けられる屈強なフィジカルを持った世界最高の選手のひとり。
僕が思うに加藤選手もティエムも非常に速いフットワークから、鋭いショットを打ち込んでいく”カッコいい”テニスが共通している点。
山﨑選手にも2人のように”カッコいい”テニスで更なる飛躍を遂げる事を期待!!
山﨑選手のラケット/ストリング:デザイン重視!?
ラケットやストリングばっかり語っているアドブロが道具の話をしてない!?
ご安心下さい!ここからが本領発揮ですので(笑)
使用されているラケットやストリングについて、こだわりや考えについて根ほり葉ほりお伺いしてきました!
使用ラケット:T-Fight RS 300
山﨑選手が現在使用しているテニスラケットは、2020年9月に発売となったテクニファイバーのT-Fight RS300!
オールラウンドに使えるクセの少ないラケットであるT-FIGHT RS300。山﨑選手を満足させるデザインの良さも魅力の1つ!
ストリングの種類やテンションで合わせていく!
「デザイン重視で合わなかったらどうするの?」と思うところですが、そこはストリングの種類・張り上げのテンションによって飛びや回転量を調整しているそうです。
プレーだけじゃなくて考え方まで男前!
すぐ道具に原因を探してしまう週末プレイヤーのみなさん、これは耳が痛いですねぇ。(僕自身に向けて言ってます。笑)
ストリング:アイスコード1.25mm 42ポンド
T-Fight RS300に組み合わせているのは、同じくテクニファイバーのポリエステルストリング:アイスコード(ICE CODE) 1.25mmを42/42ポンドで張っているそうです!
大きくたわんでボールをホールドしつつも、しっかりボールを飛ばしてくれるパワーも持っているストリングです。
補足情報:張り替え頻度は2日に1回!?
ストリングについても色々と山﨑選手にお伺いしました!
まず、張り替え頻度は2日に1回だそうです!
一般プレイヤーの感覚からするとかなり速いペースだと思いますが、ショットの強さや練習の多さを考えると当然なのかもしれませんね。
ストリンギングはお父さんがしてくれているそうです。
テンションは基本的に42ポンドであまり変える事はなく、気になった時にだけ調整をしているとの事でした。
シューズ:ASICS ゲルレゾリューション8
山﨑選手の足元を支えているのはアシックスのテニスシューズ。
ハードなフットワークにも負けない剛性・安定性を持っているゲルレゾリューション8を着用しています。
ウェア:Paradiso(パラディーゾ)
着用しているウェアはParadiso (パラディーゾ)のアイテム。
ただ、BRIDGESTONEブランド・PARADISOブランドのテニス関連製品の製造・販売は2020年12月31日をもって終了予定。
(気になっているアイテムがある人はとにかく急いでポチっておきましょう!)
おそらく来年にはまた新しいブランドのウェアをきた山﨑選手の姿が見れるはず。楽しみにしておきましょう!
まとめ:今後のさらなる活躍に期待!
現在は感染症対策を徹底して行いながら大学での練習に励んでいるそうです。試合に向けた身体作りにもしっかり取り組んでいるという事でしたので、来年以降の試合はもちろん、今後の更なる活躍に期待大です!
・山﨑郁美選手に注目!
・コンパクトなテイクバック
・スピンサーブも打てる高スキル
・優れたフットワークと身体能力
・使用ラケットはT-Fight RS300
(デザイン重視!)
・アイスコード125を42ポンド
・シューズはアシックス
・ウェアはParadiso
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