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若手筆頭を行くアレキサンダー・ズベレフ
Embed from Getty Images2020年は全豪でSF進出、全米では決勝進出を果たし、躍進する若手選手の1人がドイツのアレキサンダー・ズベレフ (Alexander Zverev)。
アレキサンダー・ズベレフ:プロフィール
名前 | アレキサンダー・ズベレフ Alexander Zverev |
生年月日 | 1997.4.20 22歳 ※記事作成時 |
身長 | 198 cm |
体重 | 90 kg |
出生地 | ドイツ ハンブルク |
居住地 | モナコ モンテカルロ |
プロ転向 | 2013年 |
コーチ | Alexander Zverev Sr. |
キャリアタイトル数 | 11 |
198cm/90kgから繰り出す強烈かつ安定したストローク、高い機動力が武器。
すでに複数のATP1000大会に優勝していましたが、なぜかグランドスラムレベルでは思うような結果が残せずにいましたが、2020全豪で初のベスト4。
今年はいよいよGSでも実力を発揮する時が来たのかも!?
ズベレフ使用ラケット:HEAD
Embed from Getty ImagesHEADのHPでは、ズベレフの使っているラケットはグラビティプロとされています。
HEAD グラビティプロ(GRAVITY PRO)
モデル名 | HEAD グラビティプロ |
ヘッドサイズ | 100 平方インチ |
重さ | 315 g |
バランスポイント | 315 mm |
フレーム厚 | 20 mm |
フレーム長 | 27インチ |
STIFFNESS | 62 |
ストリングパターン | 18 x 20 |
昨年発売されたG360+グラビティプロは、100平方インチのフェイスに20mm厚・RA62としなやかなフレーム。
最近の市場の中ではかなり珍しいスペック。
ズベレフ・パーソナルスペック
ズベレフが実際に使っているとされるスペック(=パーソナルスペック)に迫りたいと思います。
情報元は、この界隈ではすでにお馴染みのtennisnerdアニキです。笑
ラケット:GRAVITY PRO
ズベレフが実際に使っているとされるラケットのスペックは以下の通り。
ラケット | グラビティプロ (モールドはYoutekスピードプロ?) |
重さ | 343g ※グリップテープ、ダンパー込 |
バランス | 33cm |
SW | 360 |
Flex | RA64 |
中身に関してはいろんな情報があるので確実にコレ!というのは断言出来ませんが・・・重量は思ったより軽い印象。
でもスイングウェイト360!
フレックスもRA64なので市販品よりは少し硬めの設計。
以前はSPEED MPを長らく使用していましたが、おそらくこれも市販品とは異なるプロストック(ペイントジョブ)。
現在使っているラケットが実際にグラビティの金型なのかは何とも言えないところですね。
ストリング:ホークタッチ x VS
ストリング | テンション | |
縦 | HEAD ホークタッチ 1.25 | 24kg (約53ポンド) |
横 | バボラ VS タッチ 1.30 | 25kg (約55ポンド) |
もはや伝統的な組み合わせ、ポリxナチュラルのハイブリッド。
縦糸はホークタッチを使用、横糸にはジョコビッチやマレーも使うVSシリーズ。
テンションは53×55ポンド。
着用ウエア:アディダス
Embed from Getty Imagesズベレフが着用しているウェア&シューズはアディダス。
2020年全米オープンではフリーリフトというモデルを着用していました。
シューズはウーバーソニック2を愛用しています。
ライバル比較:ティエムはピュアストライク
ズベレフ以上にGSタイトルへと近づきつつあるのがティエム。
バボラのピュアストライクを使って、強烈な片手バックハンドを叩き込んでいます!
またこれ以外にもトッププロのパーソナルスペックをまとめているので、合わせてチェックしてみてくださいね!
→ プロが実際に使用するスペック!(パーソナルスペック)
まとめ:グラビティと定番のハイブリッド!
ズベレフが使用しているラケットは、細かい違いはあるものの市販品のグラビティプロに近いものと思われます。
重量はそこそこですが、スウィングウェイトは360と大きめ。
ストリングはホークタッチをメインに、VSタッチをクロスに使用。
ズベレフファンの方は、ぜひグラビティプロをパーソナルスペックに近づけてみませんか?