・ウルトラツアー100継続レビュー第5弾
・POLY TOUR STRIKE1.25/1.20
・レブから一転して好感触!
・スピードのあるボールが打ちやすい
・スピンが掛けやすくループ系も許容
・抜ける感じが減って扱いやすい
・強いて言えばバックのスピンが課題
テニスをすると全身から滝のような汗があふれ脳細胞は溶けて流れ出してしまいそうなくらいの猛暑が続く2023年の夏ですが、ウルトラツアー100v4の感触が良いのでどうにかご機嫌で過ごすことが出来ている私アドブロ(35歳)です。
ほぼメイン機昇格を確実にしつつあるウルトラツアーv4、そのストリングのセッティングを探求するシリーズの第5弾記事となります。
→ 継続レポート第1弾はこちら
→ 継続レポート第2弾はこちら
→ 継続レポート第3弾はこちら
→ 継続レポート第4弾はこちら
今回は大坂なおみやシャポバロフなどが愛用し、僕もEZONE98/98Lの時に一番信頼して使っていたヨネックス・ポリツアーストライクをテストしてみました。
前回のレブが微妙だったのがウソかのように、ポリツアーストライクは非常に良い感じでした!
ウルトラツアー100v4
+ポリツアーストライク1.25/1.20
1. ブリオ 1.25mm
2. ルード・ハイブリッド
3. G-TOUR3 1.23mm
4. ポリツアーレブ 1.25mm
5. ポリツアーストライク 1.25/1.20mm
(※試打会でNXT、エコパワー)
5張り目はヨネックスのポリツアーストライク 1.25/1.20mmをチョイスしてみました!
ポリツアーストライク:スピード型で球威が出しやすいポリ
フレーム | ULTRA TOUR100 v4 |
メイン ストリング | POLY TOUR STRIKE 1.25mm (グレー) |
クロス | POLY TOUR STRIKE 1.20mm (ブラック) |
テンション | 45/45ポンド |
ハリ感がありパワーロスがしにくいスピード型のヨネックス・ポリツアーストライクをチョイス。
前回のレブがホールド型なので、特性としては真逆の製品ですね。
縦に1.25mm、横に1.20mmを組み合わせるコンボを採用してみました。
結論:とっても好感触。やっぱり良い!
公式戦のダブルス、同レベル帯の人とのシングルス、ゆったりダブルス練習など、複数の環境・レベルで使いましたが非常に使いやすくて好感触!
もっと早く張っておけば良かった!っていう気持ちでいっぱいです。
パワーロスが少なくボールを飛ばしやすく感じた
ポリツアーストライクに変えてインパクト前後のパワーロスする感じは明らかに減り、PTレブを同じような感覚で打ってもスピードのあるボールを飛ばせるようになりました。
ウルトラツアー100v4はRA66ですが比較的カッチリした打球感という事もあり、ハリ感のあるPTストライクとの親和性が高いですね。
スライスはさすがにEZONE98Lの時のような”とにかく大体同じ弾道になる”という感覚はないものの、フレームがしっかりしているおかげでブレる感じは少ないです。
そこに丸ポリが組み合わさることで直線的で低い弾道のスライスが打ちやすくなり、特にディフェンス面での安心感は非常に良くなりました。
サーブでの球威、変化量は明らかに良くなった!
PTレブではサーブの球威があまりにも貧弱で主導権を握れないことが多かったのですが、今回のセッティングでは明らかに球速が上がり、バウンド後の伸びや変化量も改善されたと思います。
相手のバックハンドに跳ねるサーブを入れて崩す、というのが一般プレイヤーのテニスでは非常に重要だと思いますが、期待以上の打ちやすさはあります。
横糸に120があることで引っ掛けるようなスピンが掛けやすくなっているんだと思います!
振り切るのは前提だけど、打球感に硬さは感じない
ヨネックスのポリ系ストリングの中でもカチッとしたタイプのPTストライクですが、125×120のコンボにしたのも作用してか打球感の硬さが気になることは全くありませんでした。
ゆっくり振っても柔らかい!っていうタイプではないものの、合わせるようなスイングでも棒球になってアウトのようなミスもしにくく制御しやすいです。
もっと早く試しておけば良かったPTストライク・・・
EZONE98Lの時にメイン・セッティングとして使っていたこのストライクコンボ(仮称)、ウルトラツアー100でもここまで良い感じに打てるとは予想してませんでした。
EZONEも柔らかさはありつつもカラッと乾いたフィーリングがあるラケットなので、同じくカラッとした感じのあるウルトラツアー100にも合うストリングだったのかもしれませんね。
動画でインプレもしています!
灼熱の日差しの下、リニューアルされたばかりのオムニコートでプレーしてきました。
細かいイレギュラーや変化が発生しやすいコンディションでしたが、ストリングのアシストが増えたことで安定したラリーに持ち込みやすくなりました。
次回:そろそろメイン機確定でも良いかも?
購入してからストリングは5パターン試し、レブを除けばどれも良い感覚で使うことが出来ています。
これはやはりラケットとの基本的な部分での相性の良さがあってこそ。
EZONE98Lで抱えていた問題(サーブの球威や変化量、ボレーのしやすさなど)も概ね気にならなくなってきており、いよいよ本格的にスイッチしても良いんじゃないかなという確信が強まってきました。
ストリングはPTストライクの125単張りを球してみようかなという気持ちはありますが、おおよそPTストライクor同ジャンルのポリで着地する事になりそうです。
インプレ記事をたくさんアップしてはいますが、最大のミッションは『自分(あなた)にベストな1本』を見つける道筋を整えるのがアドブロの存在意義だと思っていますので・・・まずは自分が率先してその1本を見つける、というのに近づいてる気がして嬉しいです。