この記事のポイント
・ポリスター エナジーをインプレ
・激安ポリの実力をチェック
・美味しい期間がめっちゃ短い?
・400mロールがある!
・安く済ませたい人向け!
ポリスター エナジー
(Polystar Energy)
![ポリスターエナジー(Polystar Energy)のナチュラルカラー](https://tennis-advantage7.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_4968.jpg)
![ポリスターエナジー(Polystar Energy)の色](https://tennis-advantage7.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_4971.jpg)
製品名 | ポリスター エナジー |
素材 | ポリエステル |
断面形状 | 丸 |
構造 | モノ |
色 | ナチュラル ブラック |
ニコライ・ダビデンコが使用していたストリング
Embed from Getty ImagesATP FINALS (旧Masters CUP)制覇など、トップ選手として活躍したロシアのニコライ・ダビデンコ。
そのキャリア初期を支えたポリエステルストリングがこのポリスター・エナジーでした。
ポリスター エナジー:インプレ
![ポリスターエナジー(Polystar Energy)とプリンスTOUR100](https://tennis-advantage7.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_5260.jpg)
ストリング | エナジー 1.25mm 色:ナチュラル |
ラケット | プリンス TOUR100 290g |
張り方 | 1本張り |
重量増加 | +15.7 |
今回もラケットはプリンスのツアー100をチョイス。
張り上げ重量は+15.7gで、ポリエステルストリングとしては軽めの部類ですね。
打球感:柔らかくしっとり+大きくたわんで掴む!
打球感としては柔らかくしっとりした感触があります。
ストリング全体が大きくたわみ、ボールをしっかり掴む感じがあります。
柔らかさのレベルでいくとポリファイバー・ブラックヴェノム、しっとり感はテクニファイバー・アイスコードに近い印象。
飛び:弾きは少ないけど飛距離は出しやすい
ストリング自体が弾いて飛ばすような感触は少ないのですが、ボォーンと球が飛ぶので飛距離は良く出ます!
時間が経つにつれて抑えが効きにくい感じになるので、少しテンションは上げても良いかも・・・と感じました。
スピン・耐摩耗性:普通
表面の耐摩耗性は必要十分なレベル。
滑りも悪くはないのですが、スナップバックというよりはボールをしっかり掴んでスピンをかけるという感触の方が強いかも。
性能維持:かなり厳しい・・・
テンションを含め、張りたての感触を維持する能力はかなり厳しいです。
最近のポリと比べてしまうと、その差は大きいです・・・
この部分を受け入れられるかどうかで、ポリスターエナジーの評価が分かれそうか気がします。
最大のメリット:1張り分約382円!!
![ポリスターエナジー(Polystar Energy)とプリンスTOUR100](https://tennis-advantage7.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_5262.jpg)
ポリスター・エナジーの最大のメリットは1張り分が非常に安いという点。
400mロール(!!)で12,600円なので、1張り分(12mとして)が約382円という安さ!
本当に安い(笑)
僕が今、週5,6回練習する高校1,2年生とかならこれも選択肢に入ってたかも!
欠点:賞味期限はトップクラスに短い
単価が非常に安い一方、張りたての感触が継続する時間はポリの中でもトップクラスに短いです。
最初の1-2時間は結構良い感触で打てても、2回目以降は球のバラツキが大きくなりがち。
そのため、性能も含めたコスパを考えると結構微妙・・・というのが正直な評価。
まとめ:とにかく安くければ良い!って人には最強クラスのポリストリング
![ポリスターエナジー(Polystar Energy)とプリンスTOUR100](https://tennis-advantage7.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_5261.jpg)
このポリスター・エナジーですが、とにかく長所と短所がハッキリしています。
ある程度緩んだ状態を”普通”として扱える/問題がない人であれば、単価を最強レベルで抑える事が出来るので有り!
反対に、安定した性能を求めるのであれば、無難にポリツアープロやプロフォーカスなどがオススメ。