02-ストリングインプレ

ツアーコンボ(トアルソン)をインプレ・レビュー!TOALSON TOUR COMBO

トアルソン・ツアーコンボ(TOALSON TOUR COMBO)のインプレッション・レビュー・評価
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
・縦横が異なるゲージのハイブリッド
・細ゲージでもハードヒッター向け
・引っかかりと食いつきがアップ
・ホールド感のあるハイブリッド

今回はトアルソンの新コンセプト・シリーズである『ツアーコンボ(TOUR COMBO)』をインプレッション。

トアルソン・ツアーコンボ(TOALSON TOUR COMBO)

横糸を細いゲージにすることによって、ストリングの動きや性能をより効率的に引き出すことが出来るハイブリッド!

TRUEMAN
TRUEMAN
1.25mm x 1.19mmの組み合わせですが、しっかり打ち抜くハードヒッター向けのストリングです!

こういう人にオススメ
ハードヒッター
ストローカー
30代以下の男性
安心して振り抜きたい人
こういう人には不向き
ディフェンシブ/カウンター
反発力を求める人

この記事では『TOALSON TOUR COMBO』を徹底的に解説させて頂きます!

トアルソン ツアーコンボ
(TOALSON TOUR COMBO)

トアルソン・ツアーコンボ(TOALSON TOUR COMBO)

縦糸にHDアスタポリ1.25mm、横糸に同じくHDアスタポリ1.19mmを組み合わせたハイブリッドがトアルソン・ツアーコンボ

【TOUR COMBO】ツアーコンボ
トータルバランスに優れたハードヒッター向け

https://store.toalson-sports.com/items/73916281

マイルドながら芯のある打ちごたえが特徴のHDアスタポリを異なるゲージでハイブリッドしたことで、ハードヒッターのパワーに耐えうるタフさを持ちつつもスピン性能などを引き上げたのがこのツアーコンボの特徴。

内山靖崇選手、田口良太郎選手などプロも使用中!

このツアーコンボ、1.19mmという細いゲージが組み合わされているにも関わらず、内山プロをはじめとした男子テニス選手にも支持されています。

このことからも相当なハードヒッターにも対応出来るストリングであることが分かりますね!

スペック/仕様

トアルソン・ツアーコンボ(TOALSON TOUR COMBO)
製品名ツアーコンボ
素材HDポリエステル
断面形状
太さメイン:1.25mm
クロス:1.19mm
ブラック
価格税込3,080円
発売日2023年
4月28日

メインに1.25mm、クロスに1.19mmと異なる太さを1つのパッケージに梱包した形になっています。

異素材ハイブリッドを1パッケージにまとめた製品はありましたが、同じ製品の異ゲージをまとめたのは業界初なのでは。

特徴・テクノロジー

COMBO SERIES【コンボ・シリーズ】
反発特性の異なる2種類のストリングを使用し、クロスストリングにメインストリングより細いゲージを使う事でストリングの相乗効果が増し、試合に勝つために必要な新しい打球感と安定性、スピン力を提供します。

https://store.toalson-sports.com/items/73916281

横糸に細いゲージを組み合わせることでストリングのたわみが増加、スナップバックも増加し、ストリングが持つ性能をより効率的に引き出すというコンセプトになっています。

ツアーコンボをインプレ・評価

パワー
飛び
0
トップスピン+1
スライス0
打感の柔らかさ+1
飛び/反発力0
打ちごたえ+1
滑り-1
引っかかり+1
快適性0
耐久性+1
コスパ0

1.25mmの単張りよりも食いつきや引っかかりが向上しており、打ちごたえを残しつつもスピンの効いたショットを打ち込みやすくなっています。

打球感:柔らかめなのに打ちごたえがある

HDアスタポリが持っているマイルドだけど芯のある打ちごたえは残っていて、ツアーコンボになっても1.19mmという細ゲージが入っているとは思えないくらいの打ちごたえがあります。

ただ1.25mm単張りと違って感じたのは、スイートエリアを外し気味に打った時にツアーコンボの方が助けてくれる感覚はありました。

ポリの1.20mm単張りにするとかなり軽快な打感になり球離れも早く感じるのですが、ツアーコンボは細ゲージらしさは抑えられていると言えます。

性能:引っかかりが良くスピンが打ちやすい

打球感的には食いつきと引っかかりがアップ、その結果としてスピンの効いたショットより打ちやすくなったと思います。

押し込むようなスピン、擦り上げるような高弾道ショットにも対応しやすくなっていて、特にストローク主体で戦う人にはフィットしそうな性能になっています。

表面の滑りはあまりよくないので性能(スナップバック)を引き出すにはスイングスピードが必要になりますが、一方で耐久性やブレの少ないコントロールという面ではプラスに作用しているように感じました。

メリット / デメリット

メリットデメリット
食いつきのある打感
引っかかりがアップ
打ちごたえは十分
耐久性・コントロール
反発や滑りは少ない
手応えは重め

こんなラケットにオススメ

今回はEZONE98Lとファントムグラファイト97(315g)の2つに張ってテストをしてきました。

感触としてはグラファイトのしなやかさ、しっとりとした打球感との相性が良く感じました。

比較的ドライな打球感のEZONE98Lにはイマイチ合わなくて、打球感の重さの割にショットが伸びなくて苦戦しました。

ラケット:ちょっと硬めのパワーのあるラケット

フィーリング的にはしなやか系ラケットに合わせたいのですが、その場合プレイヤーに求められるフィジカルレベルはかなり高めになってきます。

なので現実的に考えるのであればパワーがあるラケット、特に剛性があってちょっと硬めの打球感のラケットとかの方が相性は良いかもしれません。

ピュアドライブやブラックアウトなど、いわゆる黄金スペックのようなラケットだと合わせやすいのではないでしょうか。

トアルソン・ツアーコンボ:まとめ

・内山プロなども使用するハイブリッド
・横糸に細ゲージを組み合わせ
・柔らかめなのに打ちごたえあり
・1.19mmでもハードヒッター向け
・引っかかりと食いつきが向上
・パワーのあるラケットに!


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: truemansolo-1024x1024.jpeg
テニス系ブロガー
アドブロ (コトウダマサト/TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールコートプレイヤー(自称)
・EZONE98L/BLACKOUT285
・ラケット累計100本以上テスト

・ストリングは200種類以上テスト
アドブロの詳しいプロフィール

関連記事はこちら

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Follow-me-1-1024x213.jpg

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です