BOX系ラケットを愛しBOX系ラケットに愛されなかった男、コトウダマサト(@advntg_kotodama)です。
2021年に再び注目・人気を集めるようになったプリンス(Prince)のテニスラケットですが、2022年も怒涛の新作ラッシュとなっています!
今回紹介するのが『PHANTOM GRAPHITE97 300g』です!
従来の315g/305mmから300g/320mmになった事で、高い操作性とスイングスピードの向上を実現!
ボックスらしいフィーリングを味わいつつ、快適に振って打っていける”より実戦的なボックス系“ラケットに仕上がっています!
メリット | デメリット |
・優れた操作性 ・ヘッドが走る ・スピン系が打ちやすい ・ボレーも捌きやすい ・振り出しが楽 ・長時間のプレーも○ |
・低いスライスの伸び ・打感のしっとりさが減少 ・グロス塗装ではない ・100じゃないのが残念 |
プリンス ファントムグラファイト97 300グラム
(Prince PHANTOM GRAPHITE97 300g)
プリンスの伝統と最新技術の両方を受け継いで誕生したファントムグラファイト97。
今回新たに軽量版スペックが登場!
300g/320mmというスペックに変更されており、高い操作性を実現し幅広いターゲットに愛されるであろうラケットになっています!
スペック:ファントムグラファイト97 300g
モデル名 | PHANTOM GRAPHITE97 300g |
フェイス サイズ | 97平方インチ |
重量 | 300g |
バランス | 320mm |
スイング ウェイト | 285 |
フレーム厚 | Max 22.5mm min 18.5mm (CTS形状) |
ストリング パターン | 16×19 |
パワーレベル | 770 |
グリップサイズ | 2,3 |
発売予定 | 2022年3月 |
価格 | ¥40,700 |
外観・塗装:グロスからマット仕上げに変更
黒+グロス仕上げが印象的だったファントムグラファイト97(315g)ですが、今回の追加スペックはマット仕上げに変更となっています。
ピュアドラ、VCPシリーズ、CXシリーズ、TF40シリーズなど、ここ最近のラケットはほぼマット仕上げになっているので、それに続くような形となりましたね。
配色による錯覚もあるかもしれないですが、ファントムグラファイト100/107と比べても、97(300g)のほうがより”つや消し感“が強いように見えます。
ファントムグラファイト97 300gのインプレ!
食いつき
トップスピン
スライス
ボレー
サーブ(スピード)
サーブ(回転系)
振り抜き
取り回し
特にトップスピンで感じる軽さの恩恵!
300g/320mmになった事で、ラケットの振り切りやすさが格段にアップ。
この振り切りやすさが特にトップスピン系のショットに大きく貢献、キレや伸びを出しやすく感じました!
これなら自分でも違和感なく使えると思う!笑
打球感:しなりは残しつつも少しドライに!
ファントムグラファイトらしい”しなり”のある打球感は残しているのですが、315gモデルと比べると若干ですがカラッとした”ドライな感触“が強まってます。
最近試したばかりのTF40(305g)に似た部分はあるかもですね!
性能:全体的な扱いやすさが格段にアップ!
先述の通り、振りやすさ・操作性は315gの時よりも格段にアップ。
実際のゲームの中でも”隙が少ない“ラケットになっていると感じました!
ボックス系ではあるものの、速いテンポの打ち合いで使いたいようなラケットになってます!
ボレーでも操作しやすいので安心。
唯一気になるポイントがあるとしたら、スライスでの食いつき・ボールの伸びが少し物足りないかなというくらいですね。
高評価ポイント&低評価ポイント
・操作性が大幅に向上
・ワイパースイングも楽に出来る
・スピン系が打ちやすくなった
・ネットプレーも対応しやすい
・しなり感も十分味わえる
・つや消しはトレンド感あり
・しっとり感が若干減少
・スライスの伸びが出しにくい
・グロスが好きな人は無念
・100平方インチで欲しかった
\\予約開始されました!//
動画インプレはこちらをチェック!
300gと315gの違いは?
従来型の315gモデルと比較するとこのようなイメージになります。
スペック | 300g 320mm | 315g 305mm |
操作性 | ◎ | ▲ |
振り抜き | ◎ | ○ |
球威 | ○ | ◎ |
スピン | ◎ | ○ |
ドライブ | ○ | ◎ |
スライス | ▲ | ◎ |
食いつき | ○ | ◎ |
疲れにくさ | ○ | ▲ |
重みによって食いつき+球威を感じやすい315gに対し、300gに軽くなった事で操作性やヘッドを返して打つスピンでのメリットを感じやすくなっています。
グラファイトらしさを存分に味わえるのが315gで、その特徴をある程度残しつつもより一層現代風に仕上げたのが300gという感じですね!
アドブロなら300g/315gのどっちを選ぶ?
デザイン的には315g、シンクロ率的には300gって感じ!
(現実的には300g買ってちょい加重かなと・・・)
ただ300g/320mmだと他にも使いやすいラケットは沢山リリースされているので、せっかくグラファイトを選ぶなら重たい方が良いのでは・・・っていう気持ちはありますね。
ライバルラケットと比較!
<PG97 300g ライバル>
・VCORE PRO97 (310g)
・G360+ラジカルMP (300g)
・TF40 16/19 (305g)
・Ki Q+TOUR (300g)
・BLADE100v8 (300g) など
300g前後の薄めのフレーム厚設計となってるモデルが比較対象になってきますね!
モデル名 | PG97 300g | VCP 97 | RDCL MP | TF 40 |
---|---|---|---|---|
操作性 | ◎ | ○ | ○ | ○ |
振り抜き | ◎ | ○ | △ | ◎ |
球威 | ○ | ◎ | ○ | ○ |
スピン | ◎ | ○ | ○ | ▲ |
ドライブ | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
スライス | ▲ | ◎ | ▲ | ○ |
食いつき | ○ | ◎ | ▲ | ○ |
疲れにくさ | ○ | ▲ | ○ | ▲ |
ライバルラケットを比較した時に、PG97 300gは『しなり』と『操作性』をバランス良く実感出来るモデルだと思います!
ファントムグラファイト97 300gを買うべき理由。
ファントムグラファイト97 300gの発売日・予約開始
ファントムグラファイト97 300gは2022年3月の発売予定となっています。
予約開始は1月下旬のようですので、最速で手に入れたい人は”ポチッ”としておくのがマストだと思います!
ファントムグラファイト97 300g:まとめ
・300g/320mmの新スペック
・操作性や振り抜きがアップ!
・スピン系が打ちやすくなってる
・速いテンポにも対応しやすい
・長時間のプレーにもGOOD
・デザインはつや消しのブラック
・発売は2022年3月ごろ
・手に入れたい人は予約推奨