01-ラケットインプレ

【ブログ】メインラケットをEZONE98(2022)にしようと思います。

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・EZONE98がメインラケットに
・第一印象悪いところからの逆転
・実戦での安心感が最大の要因
・弾道がブレにくく安定する
・球威自体はベストではない
・スライスが凄く打ちやすい

色んなラケットを試し続けているテニス歴約20年の男:アドブロ(@advntg_kotodama)です。

ここ最近はメインラケットを再検討していたのですが、当面の間は『YONEX EZONE98 2022』を使用する事にしました!

第一印象はかなり良くなかったEZONE98だったんですが、使い込むにつれて他のラケットでは安心出来ないカラダになってきました。

TRUEMAN
TRUEMAN
大会を目前に控えているのですが、とりあえずはEZONE98でやりきる覚悟を決めました!

球速やバウンド後の弾み方だけでみれば他にも良いラケットはいくつもあるのですが、実戦の中でのミスのしにくさ、弾道の安定感、スライスの打ちやすさ・・・など、安心を支えてくれる使用感を実現したラケット!

メリット デメリット
・実戦での安定/安心感
・スライス打ちやすい
・弾道がブレにくい
・推進力が伝えやすい
・少し疲れやすい
・球威はベストではない
・引っ掛けるのは不向き

 

この記事では『アドブロがEZONE98に変える理由』について徹底的に解説させて頂きます!

こんな人にオススメ!

・ラケット沼にハマってる人
・EZONE98が気になってる人
・弾道が安定しない人
・プレーレベルを安定させたい人


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・TOUR100 290gを愛用中
 →EZONE98になるかも

・クセの少ないラケットが好き
アドブロの詳しいプロフィール

当面のマイラケットはYONEX EZONE98 2022に。

色んなラケットを並行して使用するのが常態化していた私アドブロですが、当面の間はヨネックス・イーゾーン98(2022年モデル)をメインとして固定することにしました。

「自分の理想」だと思っていたスペックや仕様とは大きく異なるラケットなので、自分でもちょっとびっくりしてます。

ちょっともうEZONE98じゃないと安心出来ない、今はそんな心境になっています。

第一印象は良くなかった。なにが変わったのか?

正直に言って、EZONE98を最初に使った時の印象は決して良くはなかったです・・・というか悪い方だったと思います。

そんなスタートから一体何が変わったことでメインラケット昇格となったのか?

継続的に使ってみて感じたこと・気づいたことをまとめました。

4本のラケットの中からEZONE98にした理由。

ツイートにある通り、ここ最近は4本のラケットを取っ替え引っ替えで使用していました。

過去1年に渡りメインラケットとして愛用していたのがプリンスTOUR100(290g)、実戦でも使いやすそうな薄ラケを求めて購入したBLADE100 v8、シャポバロフに刺激されて(笑)購入したEZONE98、自分の理想形に近いスペック・仕様だったので購入したSPEED MPという感じ。

実戦における安心感が頭一つ抜けている

4本のラケットの中でEZONE98をメインに据える事になった理由を一言で表すと『実戦における安心感/安定感が良かったから』ですね。

本当にEZONE98で試合をしていると道具や打ち方に気をとられる場面が少なく、対面している相手の場所や動きに集中しやすい感覚があります。

この実戦での安心感や安定感を生み出す要素について、より詳しく分析してみました。

①弾道がブレにくい

特にストロークにおける弾道がブレにくく、ネット上1mくらいを通過するようなボールを安定して打てるような感覚があります。

TOUR100やSPEED MPは弾道が上げやすくループ系ショットを打ちやすいのですが、意図せず弾道が上がってしまってミスしたり、浮いてしまって相手のチャンスボールになってしまうことも結構ありました。

しかもそれが意図して制御出来ず、ミスした後も同様のミスが続いてしまう日も時折ありました・・・(これはツライ)

EZONE98だと「とにかく真っ直ぐ飛んでくれるから大丈夫!」という安心感がありましたね。

②スイートエリアが広い?

アイソメトリック形状の恩恵なのか、スイートエリアが98平方インチとしては広い気がします。

“気がします”という表現にしたのは、エリアの広さを体感出来ているというよりは・・・なんか知らないけど多少厳しい状況でもボールが安定してるからそうなのかな?っていう感じなんです。

もともとフェイス中央で打つタイプだったこともあり、最初はアイソメトリックの利点よりもはるかに違和感の方が大きかったです(笑)

先端寄りで打つのが自然にできるようになってきた最近は、特に球際のショットでもミスが出づらくなり、「こ、これがアイソメトリックの威力なのか!」と今更ながら驚いてます。

③バックのスライスが打ちやすい

バックハンドのスライスが非常に打ちやすいのも嬉しい誤算でした。

これまでにテストしてきてスライスが打ちやすかったのは、大半が薄くてボックス系のフレームのモデルでした。

MAX24.5mmのEZONE98は明らかにそのカテゴリーからは外れてるはずなんですが、浮かずにある程度スピードの乗ったスライスを打ちやすかったです。

特にシングルスにおいては(貧弱な)片手バックのスピンを避けスライスを選ぶ場面が非常に多いので、スライスの質の高さはプレーの堅さに直結する部分なので・・・ありがてぇ。笑

ヨネックス嫌いはこれで克服した・・・?

これまでは「ヨネックスのラケットは苦手だし好きじゃない」という気持ちが少なからずありました。

ただ今回EZONE98がメインに昇格することになったので、ヨネックス嫌いは克服できたんじゃないかと考えてます。

じゃあ何がヨネックス嫌いを克服する要因となったのか?という点について、もう少し深掘りして考えてみました。

アイソメトリック形状:先端寄りで打つスキル必要。

EZONE DR98/EZONE98 2022/Ai98比較

ヨネックスラケットに共通する特徴であるアイソメトリック形状。

これが曲者であり、スイートエリアが若干先端寄りに広くなっています

TOUR100やSPEED MPと比べると明らかに旨みを発揮するポイントが違い、感覚的には3~4cmくらい先端寄りで打った方が良い感じですね。

“フェイスのどこでとらえるか”っていうのはなかなか意図的に調整出来るものではなく、それゆえに最初は苦戦してしまったのだと思います。

ようやくこの違いに気づき、調整出来るようになってからは打球感の柔らかさ、飛び出すボールの威力を引き出しやすくなりました。

旧VCORE98、VCP100は1ヶ月程度で手放してた。笑

過去にもヨネックスラケットを所有はしていたものの、1ヶ月前後で手放すことがほとんどでした。笑

EZONEも正直1週間でメルカリ行きの可能性が十分ありましたが、ライズテニスサービスさんで購入したということもあり「もう少し使ってみよう」という気持ちになれたのは・・・今思うととても大きな分岐点でしたね。

過去に所有したのはVCORE Xi98、VCORE98ギャラクシーブラック、EZONE98(2022)、VCORE PRO100(2021)の4機種でしたが、これらの失敗ももしかしたら今回のラケット変更の礎になっていたのかも・・・

プロ選手にもEZONE98 x 片手バックが増えてる?

プロの世界では片手バックハンドは絶滅危惧種に近いような状態が続いてますが、そんな中でもEZONE98を使って強烈な片手バックハンドを打つ選手が増えています。

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シャポバロフは2021年末ごろからEZONE98にスイッチ。(以前はVCORE95)

現状ではあまり戦績に大きなインパクトを与えられてる印象はないものの、おそらく長期的に見れば今回のスイッチは良い方向に作用すると見ています!

大きく振り抜く片手バックハンド・・・憧れちゃいますよね。

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国枝慎吾選手の復活の契機となり、今もなお続く覇権を支えているのもEZONE98。

強烈なスイングスピードから放たれるバックのスピンは本当に芸術品。

日本の至宝にはMade In Japanが似合います。

ちなみに15歳という若さでプロ宣言をした車いすテニスの小田凱人選手もEZONE98Lを使用しているそうです。

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ダニエル・アルトマイアーもEZONE98でダイナミックな片手バックを放つ選手です。

体格的にはフルカチュに似た感じではありますが、よりアグレッシブで力のみなぎるフォームが特徴。

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ATP250大会:スヘルトーヘンボスを制したティム・ファン・ライトフォーヘンも現行EZONE98を使用。

片手バックのスピンも使いますが、組み立ての軸となっているのがスライス。

このスライスの質が非常に高く、グラスコートの特性と相まってメドベデフ撃破+優勝という快挙を成し遂げました。

まとめ:当面はメインラケットをEZONE98に

・EZONE98がメインに昇格
・試合での安定性が安心を生む
・弾道が安定するのがメリット
・スライスが非常に打ちやすい
・片手バックの選手にもGOOD

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