・プロフォーカス125xHDアスタポリ119
・食いつきつつも若干手応えが軽めに
・弾道の調整幅がアップ
・打ちごたえは十分
今回はトアルソンの新コンセプト・シリーズである『スピードコンボ(SPEED COMBO)』をインプレッション。
横糸を細いゲージにすることによって、ストリングの動きや性能をより効率的に引き出すことが出来るハイブリッド!
こういう人にオススメ |
ハードヒッター ストローカー 筋力のある男性プレイヤー |
こういう人には不向き |
アシストを求める人 快適性重視の人 |
この記事では『TOALSON SPEED COMBO』を徹底的に解説させて頂きます!
トアルソン スピードコンボ
(TOALSON SPEED COMBO)
縦糸にプロフォーカス1.25mm、横糸にHDアスタポリ1.19mmを組み合わせたハイブリッドがトアルソン・スピードコンボ。
【SPEED COMBO】スピードコンボ
https://store.toalson-sports.com/items/74141890
レスポンスと反発性に優れ卓越したスピードボールを実現
メインには硬めの素材でしっかりとした打感のプロフォーカス、マイルドながら芯のある打ちごたえが特徴のHDアスタポリを異なるゲージでハイブリッドしたことで、ハードヒッターのパワーに耐えうるタフさを持ちつつもスピン性能などを引き上げたのがこのツアーコンボの特徴。
松田龍樹選手などプロも使用中!
ちなみに…
— TOALSON_official (@toalsonofficial) April 28, 2023
ツアーコンボ:内山靖崇選手( @yasutaka0805 )、田口涼太郎選手
スピードコンボ:松田龍樹選手
と、プロ選手にも使用いただいております!
反発特性の異なる2種のストリングを使用することで、最大限までプレイヤーの良さを引き出すことを狙った新商品です。
ぜひお試しください! pic.twitter.com/OCA5ZFxIaF
163cmと小柄な体格ながらプロとして世界を転戦している松田龍樹選手が使用しているのが、今回インプレをするスピードコンボ。
スペック/仕様
製品名 | スピードコンボ |
素材 | MIXTUREポリエステル HDポリエステル |
断面形状 | 丸 |
太さ | メイン プロフォーカス 1.25mm クロス HDアスタポリ 1.19mm |
色 | ブラックシルバー x ブラック |
価格 | 税込3,080円 |
発売日 | 2023年 4月28日 |
特徴・テクノロジー
COMBO SERIES【コンボ・シリーズ】
https://store.toalson-sports.com/items/74141890
反発特性の異なる2種類のストリングを使用し、クロスストリングにメインストリングより細いゲージを使う事でストリングの相乗効果が増し、試合に勝つために必要な新しい打球感と安定性、スピン力を提供します。
横糸に細いゲージを組み合わせることでストリングのたわみが増加、スナップバックも増加し、ストリングが持つ性能をより効率的に引き出すというコンセプトになっています。
ツアーコンボをインプレ・評価
パワー 飛び | +1 | |
トップスピン | 0 | |
スライス | 0 | |
打感の柔らかさ | 0 | |
打ちごたえ | +1 | |
滑り | 0 | |
引っかかり | 0 | |
快適性 | -1 | |
耐久性 | +1 | |
コスパ | 0 |
プロフォーカス1.25mmの単張りより若干ですが手応えは軽くなり、しっかり振り切りつつショットを安心してコントロールできるハイブリッドになっています。
打球感:プロフォーカスよりも軽めの手応え
プロフォーカス1.25mm単張りと比較すると、インパクトでの食いつき感は若干増えつつも手応えは少し軽めになった印象。
HDアスタポリ1.19mmが入ったことでマイルドさは増しつつも、細ゲージらしい球離れがちょい足しされた感じと言えるかも。
ただそれでもポリのベンチマークであるポリツアープロ1.25mmなどと比べると打ちごたえはあり、しっかり振ってこそ良さが発揮されるタイプのハイブリッドだと思います。
性能:弾道の調整幅が広がった
プロフォーカスは硬めで滑りが良いので低めの弾道が打ちやすいポリなんですが、HDアスタポリが入ることで引っかかりが増して弾道の調整出来る幅が広がったように感じました。
ストリングの反発力自体は単張りと極端な差はなく、単純にスピードがアップするというよりは同じスピードでショットにバリエーションをプラスできるという感じ。
メリット / デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
少し食いつきがアップ 手応えも若干軽めに 弾道が調整しやすい 打ちごたえは十分 | やや中途半端な性能 |
プロフォーカス1.25mmの硬さが生み出すスピードとしっかり感、HDアスタポリ1.19mmが食いつき感と引っかかり感をプラス。
打ちごたえはありつつも若干軽い手応えになり、引っかかりによる弾道調整の幅が広がっているのがメリット。
一方で突出した部分はなく、特性の異なる2つを組み合わせた結果としてやや中途半端な性能に落ち着いてしまっている印象も。
こんなラケットにオススメ
フィジカル的な問題がなければ、ツアーコンボよりも幅広いラケットに組み合わせて使いやすいのがスピードコンボ。
ミッドプラスの中厚系から黄金スペックまで、打ちごたえを残しつつもしっかり打ち抜けるフィーリングが欲しい人なら試す価値あり。
EZONEにはツアーコンボよりもスピードコンボが良き。
ツアーコンボとスピードコンボ、どちらもEZONE98Lに張って打ってみました。
個人的にはスピードコンボの方が相性はよく感じられました。
トアルソン・ツアーコンボ:まとめ
・プロフォーカス125xHDアスタポリ119
・食いつきつつも若干手応えが軽めに
・乗せてからスピードを出す感覚
・弾道の調整出来る幅がアップ
・打ちごたえは十分
・色んなラケットで試しやすい
アドブロ (コトウダマサト/TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年
・オールコートプレイヤー(自称)
・EZONE98L/BLACKOUT285
・ラケット累計100本以上テスト
・ストリングは200種類以上テスト
アドブロの詳しいプロフィール