CX400TOURが非常に好感触
![DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのロゴデザイン](https://tennis-advantage7.com/wp-content/uploads/2023/12/cx400tour-2024-10-1024x576.jpg)
年末から年始にかけて嬉しい誤算だったのがダンロップの新型CX400ツアー。
スイングしやすく、ショットの調整も自在、ストロークもボレーも非常に好感触というオールラウンドっぷり。(※しかしブラストを張っている時のみではある)
CX400ツアーはど真ん中のスペック
・100平方インチ
・300グラム
・320㎜
・23㎜
・16×19
・フラットビーム
・ボックス形状
・グロメット穴径は小さめ
・グロメット穴はシンプルな丸
CXのなにが良いってスペックが市場のほぼど真ん中。
黄金スペックに近いけれどちょっと薄くてフラットビーム、ほど良くアシストを感じられて気を遣わずにプレー出来るっていうのがこのスペックの良い所。
【 過去に試したもの 】
SPEED MP (2022)
PERCEPT 100 (2023)
CX400TOUR (2021)
VCORE PRO 100 (2021)
※PURE STRIKE 100 (2019)
※TOUR100 (2020)
CX400ツアー(2021)をはじめ、SPEED MP(2022)やパーセプト100(旧VCORE PRO)などが同じカテゴリーで、なおかつ過去に試したり購入したりしたことのあるラケットです。
※重量やフレーム厚など違いはありますが、近しいスペックとしてカウントしています。
同じスペックでも合うのと合わないのがある
![](https://tennis-advantage7.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_6200-1024x768.jpg)
ここで不思議なのが、スペック的には同じなのに合うラケットと合わないラケットがあるという事。
![head hawk touchとSPEED MP2022](https://tennis-advantage7.com/wp-content/uploads/2022/06/speedmp-2022-22.jpg)
CX400TOURとあらゆる点で最も近いはずのSPEED MPは、スペックだけでなく形状的にも僕の考える理想形に近いモデルでした。
(そのためかなり期待して購入した1本でした。笑)
打球感はかなり柔らかいものの推進力が伝わらず回転量ばかりが増えてしまって威力が出ませんでした。
![](https://tennis-advantage7.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-20-19.45.00-1024x637.png)
VCORE PRO100(2021)も新規スペックとして追加され、フレーム厚やストリングピッチも非常に僕好みでした。
これでいよいよYONEXが自分のマイラケになるんじゃないかと・・・思っていたんですが、急に調子が崩れてしまいラリーが出来ないという壊滅状態に陥ってしまい挫折しました。
スペックでラケットを選ぶむずかしさ
![ヘッド・スピード・エムピー(HEAD SPEED MP)のスペック](https://tennis-advantage7.com/wp-content/uploads/2022/06/speed-mp-2022-specs-1024x576.jpg)
ラケットを買う際には当然ながらスペックを考慮して選択肢を絞り、比較検討しながら購入する1本を決める人が多いのではないかと思います。
ただ先の例を踏まえると、スペックで選択肢を絞っても最終的にフィットしてくれるかどうかという事は打ってみないと分からないという事になってしまうですよね。
パフォーマンス=道具とプレイヤーの化学反応
過去のYouTube動画でも語っていたりするのですが、最終的なオンコートでのパフォーマンスは道具とプレイヤーの化学反応のようなものだと思うんですよね。
適切な組み合わせになれば化学反応が起きてパフォーマンスが発揮される一方、誤った組み合わせになれば有毒物質が生成される(=ミスの増加やけがのリスク増大など)という事もありえるんですよね。
大まかな方程式は分かってる、ただその実験が成功するかどうかまではやってみないと分からない・・・そんなイメージ。
CX400TOUR(2024)が良かったのはなんでか
新型のCX400TOURにあって、VCP100やSPEED MPになかったものは何かを考えてみました。
こう言った要素じゃないかな?と思い餡巣。
数字がすべてではないけれど精度を高めるのは重要
![ヘッド・エクストリームMP(2022)のグロメット](https://tennis-advantage7.com/wp-content/uploads/2023/01/extreme-mp-2022-head2-1024x576.jpg)
こんなふうに言うと「ラケット選びにスペックは関係ないのか?」とか思う人もいるかもしれません。
確かに数字自体は絶対ではないけれど、一方でその精度を高めていくのは重要だということです。
スペック的な精度、評価の精度は高めるべき。
自分の使っているラケット、その個体値について出来るだけ詳しく知っておくというのはラケット選びには凄く大事なのは間違いありません。
市販されているラケットには個体差もあるので、同じモデルであっても調子良く打てるものとイマイチなものが混在している場合があります。
ストリングの種類、テンション、使用状況なども使い心地に大いに影響するので、試打会に行ってもなかなか自分に合うラケットが見つからないor買ったのに感触が合わないパターンがあるのは打った時のストリングの状況が分からないからというのも一因になっていると思います。
そこらへんはメーカーやショップ、インプレ系のブロガーやYouTuberが相互に意識しながら協力しあっていくことで少しずつ広まるのでは?と期待はしてます。
それまではとにかく目の前の1本1本を出来るだけ詳細に分かりやすくインプレしていきたいと考えています。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: truemansolo-1024x1024.jpeg](https://tennis-advantage7.com/wp-content/uploads/2022/01/truemansolo-1024x1024.jpeg)
アドブロ (コトウダマサト/TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年
・オールコートプレイヤー(自称)
・EZONE98L+PTストライクコンボ
・ラケット購入本数100本間近
・ラケット累計200本以上テスト
・ストリングは200パターン以上テスト
アドブロの詳しいプロフィール