今回はBLADEシリーズの中でも最も汎用性の高いBLADE100 v10をインプレ。

| ダブルス | ・○・・・ | シングルス |
| ボレー | ・・○・・ | ストローク |
| 低弾道 | ・・・○・ | 高弾道 |
| 多彩さ | ・○・・・ | 安定性 |
| 柔らかい | ・○・・・ | 硬い |
| 片手バック 打ちにくい | ・・○・・ | 片手バック 打ちやすい |
| スイートエリア 先端寄り | ・・○・・ | スイートエリア 手元寄り |
| イージー | ・・○・・ | スパルタン |
過去作からの大きなアップデートは感じないものの、扱いやすさはそのままにブレ感も減ってより一層安心感のあるラケットになってます。
| 【 BLADE100v10の特徴 】 |
| オールラウンド・高い汎用性 単複両方をプレーしやすい 98よりもかなり楽にプレー出来る しなり+たわみで柔らかい打球感 旧型よりもややブレ感が低減 |
BLADE100 v10をインプレ

ついに10世代目を迎えたWilson BLADE v10。

その中でも汎用性の高いBLADE100 v10をインプレ。

僕自身BLADE100 v8をメインラケットとして使用していた時期もあるので、この最新作がどういった使用感になっているのかは気になるところ。
【打球感】
しなり+たわみがあるのに軽め
| 柔らかさ | 1 | しなり+たわみを感じる |
| 打ち応え | -1 | 食いつきの割に軽め |
| スイート エリア | 1 | 丸めのフェイスで広い |
| 弾き感 | 1 | 反発力は平均以上 |
| 安定感 | 1 | X-LOOPだからかブレ小 |
| 減衰性 | 0 | 過不足なく十分 |
| 快適性 | 0 | ツアー系ではかなり快適 |

PTプロ125が張られたものをテストさせてもらいましたが、フレームのしなり感とフェイスのたわみ感が組み合わさった柔らかい打球感でした。
TennisWarehouseによるとRA値は61と低めですが球離れ自体は良好、柔らかい打球感の割に軽めの手応えで飛ばせるのも好印象。
似たスペックのSPEED MPよりもフェイスのたわみ感が強く、打球感は軽く飛びも若干良いですね。
【性能】
無理なくこなせる優等生
| ストローク | 1 | フラットからスピンまで対応 |
| ボレー | 1 | 軽いタッチで安定 |
| サーブ | 0 | 回転と球威をチョイ足し |
| ドライブ | 0 | ややスピン寄りの印象 |
| トップスピン | 1 | 回転は掛けやすい |
| 弾道の高さ | 1 | 少しだけ高めに出る |
| スライス | 0 | ややシャープさが薄い |
| パワー | 1 | スペック以上のアシスト |
| 操作性 | 1 | 扱いやすく好印象 |
| 振り抜き | 0 | ややモッサリ |

性能的に尖ったところはないものの、スピンからフラット、ストロークからボレーまでそつなくこなせる汎用性の高さが魅力。
薄ラケっぽい感触は十分に残しつつも、アシストやスピンの掛けやすさをチョイ足ししたラケットですね。
過去作と性能面で極端な違いはないもののフレームの柔らかさから来るブレ感は低減しており、良い一層安心感のあるラケットにブラッシュアップされています。
的を絞らせずに展開
要所でカウンター

汎用性に優れたラケットなこともあり、スピンやスライス、高さや角度を変えて相手に的を絞らせずに展開していくのが吉。
相手がスキを見せたらキレのあるショットでカウンター気味にウィナーを決めていく、という攻守にバランスの良い戦い方をしたくなるラケット。
単純な球速や球威だけならBLADE98の方が上ですが、状況に合わせてプレーを変えたい人は100のほうが何かと恩恵が多そう。
動画インプレはこちら
相性の良いストリング(ガット)
今回のインプレで使ったポリツアープロの無難さ・バランスの良さはBLADE100 v10と相性良し。
色んなショットの打ちやすさと軽めのタッチが扱いやすさをプラスしてくれるので、迷ったらPTプロ張っておくのが良いと思います。
高めの弾道+ホールド感を強調したい人いはツアーXXスピンもオススメ。
独自構造によりマイルド+ホールド感の強い打感、そこからスタッドレスタイヤのようにグリップするおかげで弾道を上げたりスピンを掛けたりするのも簡単。
やや丸みのあるフェイス形状と組み合わせることで、よりスピン系を主体とした戦い方にフィットしやすくなるはず。
【ライバル比較】
グラファイト100XSが筆頭
【ライバルラケット】
・SPEED MP
・CX400 TOUR
・PERCEPT 100
・T-FIGHT300
・GRAVITY MP
・GRAPHITE 100XS
・PHANTOM 100など
スペック的にはSPEED MPやCX400TOUR、GRAVITY MPあたりが競合機種と言えます。
個人的にはファントムグラファイト100XSがライバル筆頭なんじゃないかなと思いますね。
どちらも薄ラケっぽいしなり感は残しつつも、性能面ではアシストを感じられプレーしやすくなっているのが共通点。
ややドライ寄りの感触でスピード感があるのがBLADE100、しっとり感があってスピンによる弾道コントロールがしやすいのがグラファイト100XSという感じ。
僕のような一般プレイヤーでも扱いやすい2本なのでどちらを選んでも後悔はしにくいと思いますが、汎用性重視ならBLADE100、スピン系重視ならグラファイトっていう感じで選べばOKかと思いますね。
【個人的評価】
変化は少ないが相変わらず好印象
冒頭にも書いた通り、一時はメインラケットとしてBLADE100を使っていたアドブロ。
そんな僕が最新作を使ってみた感想としては正直大きな変化は感じなかったものの、相変わらず汎用性が高く扱いやすいなと。
BLADE98はかなり競技者向けのテイストが強い、要求値の高いスペックという感じでしたので、同じシリーズであってもかなり使用感は違いましたね。
僕個人が使うならやはり100を選ぶのが妥当だなと感じました。
22mmフラットの面100、16×19パターンという組み合わせのラケットってほとんど存在しないので、今後も独自路線で進み続けてほしいですね。
スペック/仕様

| モデル名 | BLADE100 v10 |
| フェイス サイズ | 100 inch2 |
| 重量 | 300 g |
| バランス | 320 mm |
| フレーム 厚さ | 22 mm 均一 |
| 長さ | 27 |
| RA値 | (61) |
| ストリング パターン | 16×19 |
| グリップ サイズ | 1,2,3 |
| 発売日 | 2026年 4月15日 |
| 価格 | 35,750 |
スペックやモールドは前作v9から変更無し。

カタログ上では22mm均一のフレームですが、実測値だと23mm均一だと謳ってもギリ怒られなさそうなレベル。

BLADEシリーズのアイデンティティであるX-LOOPも当然搭載。

ウイルソン独自の指標であるSi3Dの表記も。
それぞれ①順しなり→②縦しなり→③ねじれ(トルク)の大きさを示しており、ウルトラ100v5が6/4/4でしたのでBLADE100のほうがしなりが大きいというのが分かります。
※凄く良い企画だと思うのですが、いかんせん浸透してなさ過ぎてただの数字の羅列みたいになってるのがもったいない・・・もっと分かりやすく表記すれば良いのに、と思う次第。
インプレのセッティング
ありがとうございますありがとうございますありがとうございます!
— アドブロ / コトウダマサト(TRUEMAN) (@ADVNTG_kotodama) April 22, 2026
BLADE v10、インプレさせて頂きます!@asakusa_ts pic.twitter.com/9S5oW5gd0j
テストラケットはヨネックスのポリツアープロ1.25mmが張られたものを使用しました。














