この記事ではジョコビッチとズべレフの2人が着用しているINCREDIWEARのKNEE SLEEVE(膝用サポーター)の特徴や機能についてまとめています。
Cover :”Novak Djokovic” by Andrew Campbell Photography is licensed under CC BY 2.0. / “File:Australian Open 2020 (49837299091).jpg” by Rob Keating from Canberra, Australia, Australia is licensed under CC BY 2.0.
ジョコビッチが膝サポーターを着用
Embed from Getty Imagesウィンブルドン前に大きなニュースとして取り上げられていたのがジョコビッチの半月板損傷に対する手術。
「ウィンブルドン出場は絶望的」
「オリンピック出場も黄色信号」
そんな声も上がっていたのですが、フタを開けてみればウィンブルドン出場にとどまらず最終的にアルカラスに敗れはしたものの準優勝を果たすという超人的活躍を披露。
そしてパリオリンピックでは決勝で再びアルカラスと対戦。
驚異的なフットワークと鬼気迫る気迫で試合を制し金メダルを獲得、同時に生涯ゴールデンスラムを達成したのでした。
そんなジョコビッチの手術したとされる右膝にはグレーのサポーターが装着されていたのでした。
ズべレフも同じ膝サポーターを着用?
Embed from Getty Images同じウィンブルドンでもう一人、アレクサンダー・ズべレフも左膝にサポーターを着用。
ノリー戦でドロップショットを追いかけてスリップ、左膝を痛めてしまったズべレフ。
辛くも試合には勝利し、次のフリッツ戦からグレー色の膝サポーターを着用。
(次の大会でも着用中)
そんなズべレフとジョコの写真を見て気付いたのが、2人の膝サポーターが同じメーカーの製品だということ。
2人が選んだメーカーはINCREDIWEAR
2人が着用している膝サポーターはINCREDIWEAR(インクレディウェア?)というメーカー(ブランド)の製品。
グレーの配色、特徴的な膝周りのパターンなどからほぼこれで間違いないと思われます。
日本国内では正規の販売はされていないようで、一応Amazonで購入は出来るのですが約1.6万と割高になっています。
※公式サイトでは54.99ドル≒9,350円(1ドル=170円換算)となるので送料次第ですが1.6万はちょっと高いかなと感じます。
INCREDIWEARの特徴
Incrediwear はどのように機能しますか?
Incrediwear 製品は血行を促進し、炎症や腫れを軽減し、痛みを和らげ、可動性を回復させ、回復を早めます。圧縮製品とは異なり、Incrediwear 製品は効果を発揮するために圧縮する必要はありません。
https://incrediwear.com/pages/our-storyをGoogle翻訳し引用
当社独自の生地には半導体素子が埋め込まれています。素子が体温によって活性化されると、マイナスイオンと赤外線を放出します。マイナスイオンは細胞機能を助け、赤外線は細胞振動を生み出し、血行を促進します。
細胞機能の改善と血液とリンパの循環の増加により、酸素と栄養素が患部に運ばれ、痛みや腫れが軽減され、治癒が早まります。
INCREDIWEARの大きな特徴は生地に独自の半導体素子を埋め込んであることで、体温で素子が活性化するとマイナスイオンと赤外線を放出。
血行促進し痛みや腫れを軽減、治癒を早めるという機能があるそうです。
サポート力自体はそれほど強くないのかも?
Embed from Getty Imagesここで気を付けないといけないのが、関節(膝)へのサポート力自体はそれほど強くなさそうという点ですね。
公式サイトの特徴の部分に書かれている通り、いわゆるコンプレッションウェア(着圧によって筋肉の動きをガイドしたり制限したりする)とは別物だそうです。
特徴や外観から推測するに、機械的な機能としてはせいぜい膝蓋骨の安定・膝の内反/外反の軽度サポートくらいのではないかと推測されます。
良く言えばダイナミックな動きの邪魔をせず、痛みやケガに対するケアが可能なアイテムという表現になりそうですね。
強いサポートが必要な人は別の製品を推奨
ケガにより靭帯が損傷、膝関節が不安定になってしまいパフォーマンスが上がらないという人は、ザムストなど関節へのサポート力の強い製品を選ぶのがオススメ。
ゴツい見た目にはなってしまいますが、膝蓋骨の安定、下腿の位置を最適化、内反・外反の制限など、関節が動き過ぎる事によるケガのリスクを低減することが出来ます。
お手軽に試すならこちらもオススメ
また3,000円以下で温度調整素材を使った軽いサポート力の製品も販売されているので、「ジョコビッチと同じサポーターが良い!」とかじゃないのであればこういったものから手軽に取り入れてみる方がリスクは少なく済むのかなと思います。
リカバリーウェアなども要チェック
疲労回復という点ではリカバリーウェアも要チェックなアイテム。
機能的にはINCREDIWEARと近しいコンセプトで、遠赤外線の働きで血行促進し疲労回復・循環の改善などが期待できるそうです。