どうも、ヨネックスラケットに片思い中のコトウダマサト(@advntg_kotodama)です。
発売から2年以上が経過した今もなお堅調な人気を保っているEZONE100(2022年モデル)をインプレッション!

柔らかさとスピードボールの両立を目指してモデルチェンジした新型EZONE100は、快適な打球感とパワフルさが魅力の1本に仕上がっています!
パワーのある黄金スペックとして非常に高い完成度を誇るのがEZONE100(2022)です!

| メリット | デメリット | 
| ・弾きによるパワー ・広いスイートエリア ・スピードボール ・快適な打球感 ・高い完成度/バランス  | 
・振り抜きはそこそこ ・手応えはかなり軽め  | 

アクアナイトブラックも追加され、更に魅力的になったEZONE100(2022)をインプレッション!
YONEX EZONE100 2022
(ヨネックス・イーゾーン100)

前作2020年モデルから非常に高い人気をキープし続けているYONEX EZONE100。

今作でも弾きによるパワフルさと、黄金スペックとしては柔らかいフィーリングを実現しているのが魅力の1本です。
ルードだけでなくマレーも使用中
Embed from Getty Imagesキャスパー・ルード
ベリンダ・ベンチッチ
ソラナ・シルステア
マルケタ・ボンドルソワなど
男子ではルード、女子ではベンチッチなど、安定したストロークをベースにラリーを組み立ててポイントを奪う選手に多く愛用されています。
プレーを見ましたがサービスエースも何本か取ってましたし、特に違和感はないなという感じ😆
— アドブロ / コトウダマサト(TRUEMAN) (@ADVNTG_kotodama) May 16, 2024
試合は1stを7-5で取って、2ndで相手が脚を痛めてリタイア。
練習でYONEXでも本番はラジカルっていう可能性もゼロじゃないと思ってたので、普通にEZONE100で普通にビックリ。https://t.co/zy9XqtaH71 pic.twitter.com/de95XH9Bb8
2024年5月に飛び込んできたビッグニュース、なんとアンディ・マレーがEZONE100へとスイッチ。
このEZONE100を使ってプレーしている様子はこちらの動画で確認出来ます。
EZONE100(2022)のスペック/仕様
| モデル名 | YONEX EZONE100 2022  | 
| フェイス サイズ  | 100 inch2 | 
| 重量 | 300g | 
| バランス | 320mm | 
| フレーム厚 | Max 26.5mm min 22.5mm  | 
| ストリング パターン  | 16×19 | 
| グリップサイズ | 1,2,3 | 
| 発売 | 2022年1月下旬 | 
| 価格 | 税込40,700円  | 

新型の外観的な特徴のひとつに、剣先に凸部分(出っ張り)が加えられたことでしょう。
これにより厚みがアップ→シャフト周辺の剛性を高めています。
打球感インプレ:軽やかで快適!

| 柔らかさ | 1 | 掴む感覚のある打感 | 
| 打ち応え | -1 | 手応えは軽め | 
| スイート エリア  | 2 | 100以上に広く感じる | 
| 弾き感 | 1 | 軽やかに飛ばせる | 
| 安定感 | 1 | ブレ感は少ない | 
| 減衰性 | 0 | 振動止めは無しでもOK | 
| 快適性 | 1 | 快適にプレー出来る | 
EZONE100は軽やかで柔らかめ打球感となっています。
スイートエリアの標準的な面100以上に広く感じ、安定したフィーリングを味わえるのは大きなアドバンテージ。
性能インプレ:潤沢なパワーで汎用性高い

| ストローク | 1 | アシストがあり打ちやすい | 
| ボレー | 1 | ブレずに弾き返せる | 
| サーブ | 1 | 球種を問わず汎用性高い | 
| ドライブ | 0 | 98より推進力は劣る | 
| トップスピン | 1 | パワーがあり打ちやすい | 
| 弾道の高さ | 1 | 98より少し高め | 
| スライス | 0 | 無難で悪くはない | 
| パワー | 1 | 反発力によるアシスト◎ | 
| 操作性 | 0 | 特に問題は無し | 
| 振り抜き | ー1 | 空気抵抗は若干強め | 
EZONE100はスイートエリアが広く、反発力をベースにしたしっかりとした飛びが大きな特徴。
その飛びを武器に、攻めから守りまで高い対応力を持ったラケットに仕上がっています。
サーブ:98よりも回転系に強み

98よりも回転が掛けやすく、特に相手のバックに弾ませるようなスピンサーブが打ちやすかったです。
単純な球速だと98と同等かやや劣る印象ですが、試合後半でも楽にサーブを打てるのはアドバンテージと言えますね。
ストローク:攻めから守りまで対応力が高い

楽に飛距離が出せるので回転を掛けてもショットが浅くなりにくく、広いスイートエリアによって安定したストロークが可能。
ドライブ系も十分打てるのですが、98と比べると手応えの軽さと球離れの早さがあって若干ですが神経質な印象でした。

スライスもコンパクトに合わせるだけでもある程度の深さが出せるので、ディフェンス時の安心感につながっています。
98の方が弾道を低く抑えやすく、特にラリーの強度が高い時には浮かないように意識する必要がありますね。
ボレー:多少差し込まれても返せる安心感

反発力と面安定性が優れているのでボレーは非常に打ちやすいですね。
98の時に感じたシビアさ相当に緩和されていて、アシストを活かして球際でも何とか返せる安心感があります。
メリット・デメリット

・弾きによるパワフルさ
・スピードが出しやすい
・速いテンポに対応しやすい
・カンカンしない打感
・割とプレイヤー次第な1本
・硬い/柔らかいの意見分かれてる
・個性は控えめ
みんなのクチコミ・評価
テニスベア上でEZONE100をマイラケ登録している人たちの一言コメントをピックアップ!
・柔らかい打感
https://www.tennisbear.net/racket/56/info
・コントロールが良い
・軽い
・少し硬めだけどパワフル
・良く飛ぶ
・打球感が好き
・楽に飛ぶ
・気持ちの良い打感
・パワーが出る
・使いやすい
・ボールが良く飛ぶ
・いろいろ改善できた
・打ちやすい
・アシストすごい
・飛びすぎるかも
・操作がしやすい etc…
マイラケ登録数が非常に多く(※2023年6月時点で登録者数454人)、人気のEZONE100。
コメントを見ていると「楽に飛ぶ・パワフル」、「打球感が良い」というのが多かったですね。
パワフルでありながら快適な打球感を実現している点が、この人気の大きな要因なのかも知れませんね。
EZONE100(2022)とライバルを比較!

<EZONE100のライバル製品>
・バボラ ピュアドライブ
・ダンロップ FX500
・プリンス BEAST100
・ダイアデム NOVA100など
他社・ライバル製品との比較一覧
| モデル名 | EZ 100  | PD | FX 500  | BST 100  | NV 100  | 
|---|---|---|---|---|---|
| 球威 | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | △ | 
| しなり | △ | × | × | × | △ | 
| 操作性 | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ | 
| 振り抜き | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 
| スピン | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 
| ドライブ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | 
| スライス | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 
| 食いつき | △ | △ | △ | ◯ | ◯ | 
| 疲れにくさ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | 
歴代のEZONE100は黄金スペックとしては若干スリムなシャフトを持っていて、フィーリングの面でもそれが差を生んでいました。
しかし今作は若干フレーム厚が増したこともあってか、ピュアドラ・FX500・BEAST100のような“純”黄金スペックに近い使い方が出来るラケットになったように感じました。
NOVA100だけは若干パワーが控えめで、EZONE100だとパワフルすぎてピーキー・・・と感じる人にはオススメ。
・スピードボールを打ち込めるEZONE100
・回転と速度を最大化するピュアドラ
・振り切りやすいフィーリングのFX500
・弾きで気持ちよく打てるBEAST100
・落ち着いた使用感のNOVA100
ライバルラケットとの選び分けをするとしたらこんな感じですね!
VCORE・VCORE PROとの選び分け方は?
フェイスサイズや重量・バランスなど、スペック的には共通点が非常に多いYONEXの100平方インチラケット3機種。

アドブロなりに比較・違いをまとめてると上図の通り。
EZONE100は反発力が強く楽にスピードが出せるのが魅力で、低めの弾道で打ち込むのに適した1本。
VCORE100は硬めの打球感で最も打ちごたえが強く、力強いボールを打ち込みやすい仕様になっています。
VCORE PRO100は最も打球感が柔らかく、ボールをしっかり掴むことでコントロールしやすなった最新モデル。
このようにスペックは近いのですが、特性・特徴はキレイに分かれているのです!
過去のEZONE100のインプレはこちら!
YONEX EZONE100(2022):まとめ

・スピードボールが打ちやすい
・速いテンポにも対応しやすい
・打感の変化は意見が分かれてる
・単複両方プレーしやすい1本
・やはり今回も人気のシリーズ

											















