・新型FXが情報解禁!
・グロメット下溝が深く広く!
・500はRA69、TOURはRA66
・全部で5スペック販売
・基本モールドは継続
・発売は2023年1月予定
ダンロップの最後発モデルであるパワー系黄金スペック:FX500シリーズが2023年バージョンへとモデルチェンジ。
・パワーアップ
・スイートエリア拡大
・打球感はよりソフトに
・強打における安定性向上
これらのキーワードを引っ提げて登場し”ガチ進化”しているかもしれない新型FX500シリーズについて最新情報をまとめました!
DUNLOP FX500シリーズが2023年モデルに!
テニスラケット市場の激戦区である黄金スペックに、ダンロップから2020年に新たに投入されたのがF = Forceの名を冠したFX500シリーズ。
そして今回、FX500シリーズの2023年モデルの情報が解禁となりました!
2023年モデルのデザインは、CX200/SX300などと同じくテーマカラーである青をベースに黒をあしらった配色となっています。
これでダンロップの競技者向けの3本柱すべてのモデルチェンジが完了!
デザインコンセプトも統一されたことで、すぐに”ダンロップのラケット”であることが分かるようになりました!
ちなみにですが、今回の青色は[アエロジェル200 4D]に使われていたのと同じ青色らしいです!
引用:https://www.ebay.com/itm/224055857275
FX500:2023年モデルの主な変更点
・グロメット下の溝が深く広くなった
・フレームの硬さを抑えた(RA下げた)
・ストリングピッチを拡大
・モールドは前作から継続
深く広くなったグルーブ(溝)が柔らかくボールを掴む
このミゾがミソ。
— KAMIJO#ガチ進化宣言中 (@kamijonaoto) December 15, 2022
でもそれだけじゃない、全ての要素が合わさって最高のラケット性能が実現。
よくRAを聞いてくる方もいますが、RAは捻れやフェイス部のたわみ量とは正直なところ関係ありません。
今回のような課題解決型の物作りは間違いなく良い製品が出来上がると言い切れます。#ガチ進化宣言 pic.twitter.com/hsZlyOOcBj
新型の大きなアップデートは、前作にも採用されていたグロメット下の小さい溝=POWER BOOST GROOVEが幅と深さが+50%と大きくなった点。
これによってストリングのたわみ量が増え、打球感の柔らかさやスイートエリアの拡大に貢献。
RAは引き下げられフレームにしなやかさをプラス
新型はフレームの硬さを抑えたことで、柔らかい打球感、食いつき感などが向上。
FX500はRA71から69、FX500TOURはRA70から66へと引き下げられています。
ピュアドライブは約72に設計されているため、差別化が図られていることが分かりますね。
通常はRA値が下がるほどしなりによるパワーロスをしやすくなるのですが、新型FXはストリングパターン(ピッチ)を拡大することによってパワーを補っています。
基本路線はキープしつつも全体的にブラッシュアップ!
同時期に発表された新型VCOREはモールドごと大幅変更されていたのと見比べると、新型FX500は基本路線をキープしつつ全体的にブラッシュアップしたという印象ですね。
現行ユーザーはもちろん、「純粋な黄金スペックはちょっと苦手」と感じていた層にもアプローチ出来そうな仕上がりになっています。
スペック・ラインナップ一覧
FX500 TOUR (305g)
モデル名 | DUNLOP FX500 TOUR |
ヘッド サイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランス | 315mm |
スイング ウェイト | – |
厚さ | 21 ~ 23mm |
フレックス | RA66 |
ストリング パターン | 16×19 |
長さ | 27 |
グリップ サイズ | 2,3 |
価格 | 税込 39,600円 |
発売予定日 | 2023年1月 |
FX500TOUR 2023年モデルのインプレはこちら!
FX500TOURを使ってみた正直な感想をまとめています!
FX500 (300g)
モデル名 | DUNLOP FX500 |
ヘッド サイズ | 100平方インチ |
重さ | 300g |
バランス | 320mm |
スイング ウェイト | – |
厚さ | 23 ~ 26mm |
フレックス | RA69 |
ストリング パターン | 16×19 |
長さ | 27 |
グリップ サイズ | 1,2,3 |
価格 | 税込 39,600円 |
発売予定日 | 2023年1月 |
FX500 LS (285g)
モデル名 | DUNLOP FX500 LS |
ヘッド サイズ | 100平方インチ |
重さ | 285g |
バランス | 325mm |
スイング ウェイト | – |
厚さ | 23 ~ 26mm |
フレックス | RA69 |
ストリング パターン | 16×19 |
長さ | 27 |
グリップ サイズ | 1,2,3 |
価格 | 税込 34,100円 |
発売予定日 | 2023年1月 |
FX500 LITE (270g)
モデル名 | DUNLOP FX500 LITE |
ヘッド サイズ | 100平方インチ |
重さ | 270g |
バランス | 330mm |
スイング ウェイト | – |
厚さ | 23 ~ 26mm |
フレックス | RA69 |
ストリング パターン | 16×19 |
長さ | 27 |
グリップ サイズ | 1,2 |
価格 | 税込 34,100円 |
発売予定日 | 2023年1月 |
FX700 (265g)
モデル名 | DUNLOP FX700 |
ヘッド サイズ | 107平方インチ |
重さ | 265g |
バランス | 340mm |
スイング ウェイト | – |
厚さ | 23 ~ 27mm |
フレックス | RA69 |
ストリング パターン | 16×19 |
長さ | 27.5 |
グリップ サイズ | 1,2 |
価格 | 税込 39,600円 |
発売予定日 | 2023年1月 |
発売日:2023年1月予定
いずれのスペックも発売日は2023年1月頃の予定となっています!
予約:既にスタートしています!
新型のFXシリーズはすでに予約が開始されています。
最初にTOURが一気に売れるのではないかと予想しているので、特に複数本用意しようと考えている人は予約をしておく方が良いかもしれません!
同色系のラケットバッグも用意されています。
ライバルラケットとの戦いはどうなる?
・ピュアドライブ2021
・ピュアアエロ2022
・EZONE100
・ULTRA100v4
・BEAST100
・SUPERNOVA など
競合となるのはやはり黄金スペック。
ピュアドライブ2021はもちろん最大のライバルですが、ユーザーの取り合いという点においてはスピン系コンセプトとされているアエロやエクストリームなどとも戦わないといけないと思われます。
パワー系黄金スペック=ピュアドラは強力だけど・・・
ピュアドライブとの大きな違いはやはりRA値で、ピュアドライブは72、FX500は69となっています。
ピュアドライブはパワーがある一方で打球感はカッチリ/硬めに感じる人もいて、それを理由に選ばなかった・スイッチ出来なかったという人も。
そういった層をFX500がうまく取り込んでいくことが出来れば、シェア拡大のきっかけになるかもしれませんね。
過熱する98平方インチ+305gのカテゴリー
純・黄金スペックに負けず劣らず、競争が激しくなりつつあるのが98平方インチ+305gのカテゴリー。
・FX500TOUR
・SX300TOUR
・CX200
・PURE DRIVE98
・PURE AERO98
・PURE STRIKE16/19
・VCORE98
・EZONE98
・EXTREME TOUR
・PHANTOM F1
・TR960 Control Tour
・T-Fight 305
・TF40 305
・ELEVATE v3 など
パッと思いつくだけでもこれだけのモデルがしのぎを削るカテゴリーになっています。
メインになるのは23mm前後のテーパーが付いているタイプにはなりますが、22mm前後の薄ラケも十分競合には入ってくるでしょう。
新型FX500TOURがどのくらいの存在感を発揮出来るのか、非常に楽しみですね!
まとめ:DUNLOP FX500 2023年モデル
・新型FXシリーズ情報まとめ!
・基本路線はキープしつつブラッシュアップ
・柔らかさとパワーを追求
・グロメットしたの溝が拡大
・ストリングピッチも拡大
・発売は全機種2023年1月予定