01-ラケットインプレ

【継続レビュー#3】G-TOUR3 1.23mmで直感的な扱いやすさアップ!ウルトラツアー100v4(ウイルソン)

ULTRA TOUR100 v4.0にGOSEN G-TOUR3 1.23mmを張り上げ。サーブをレビュー第3弾
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・ウルトラツアー100の継続レビューNo.3
・GOSEN G-TOUR3 1.23mm張り上げ
・直感的にコントロールしやすくなった
・汎用性の高い性能
・やっぱり丸ポリが好き。

テニスを始めてから約20年、ラケットを買っては変えてを繰り返し気づけば購入本数・累計100本も間近になってきたアドブロ。

パフォーマンスアップを目指しあれこれラケットに手を出しては見るものの、数か月で別ラケットにスイッチしてしまったり自分で自分の浮気性に(?)にうんざりし始めたここ数年。

ULTRA TOUR100 v4.0にGOSEN G-TOUR3 1.23mmを張り上げ。サーブをレビュー

そんなアドブロが先日購入したウルトラツアー100v4が非常に好感触だったので、マイラケ固定を目指して様々なセッティングやカスタマイズを試していく継続レポートの第3弾。

継続レポート第1弾はこちら
継続レポート第2弾はこちら

今回は数あるポリエステルストリングの中でも性能のバランスが良く、ベンチマーク的存在であるゴーセン・G-TOUR3 1.23mmを張り上げてテストしてきました。

ウルトラツアー100v4:ストリング3張り目

ULTRA TOUR100 v4.0にGOSEN G-TOUR3 1.23mmを張り上げ。

ウルトラツアー100v4を初めて打ったのはウイルソンの試打会(NXT,エコパワー)、購入してからはブリオ1.25mm→ルード・ハイブリッドと試してきました。

ナイロン、ポリハイブリッドと試してきましたが、ここで改めてスタンダードな性能を持っているG-TOUR3を張ってみました。

ゴーセン・G-TOUR3 1.23mm:スタンダードな丸ポリ

フレームULTRA TOUR100 v4
ストリングG-TOUR3
1.23mm
テンション45/45ポンド

ゴーセンのG-TOUR3は「食いつき」と「反発力」と高い次元で両立した丸形のポリエステルで、表面の滑りも良好、テンション維持も優秀と、スキのない仕上がりが魅力の1張り。

とりあえず困ったらこれを張ってる・・・

過去にもG-TOUR3は活躍しており、BLACKOUT285に張り上げてプレーしたダブルスでは安定したスピンサーブ、しっかり返せるリターン・・・という感じで全体的な扱いやすさに優れるポリエステル。

これまでナイロンのブリオ、多角形を入れたポリxポリハイブリッドと来たので、ここにきてようやくフレームの素も分かりやすいストリングを張ってみることにしました。

あいにくのウェットコンディション、だが快適。

意気揚々とテニスに向かったものの、前日からの雨でコートはウェットコンディション。

ボールもしっとり・ケバケバになってしまうような状況でしたが、その中でも相手コートまでしっかり飛ばしてくれるパワフルさ・アシストは感じることが出来ましたね。

これまでウルトラツアー100ではインドアハード+ダブルスしかプレー出来ていなかったのですが、今回初めて屋外オムニ+シングルスで試すことが出来ました。

湿ったボールでもある程度飛ばせるアシスト感あり。

ULTRA TOUR100 v4.0にGOSEN G-TOUR3 1.23mmを張り上げ。フォアハンドをインプレ

ウェットコンディションでボールが思ったように飛ばない状況ではあったのですが、ある程度振ってあげればしっかり相手コート奥まで飛ばしてくれるパワー/アシストを感じることが出来ました。

今年に入ってパワーを求めてエクストリームMP、ブラックアウト285と黄金スペックを購入してきましたが、ウルトラツアー100の方が僕の求めていたパワフルさを体感しやすいラケットだなと実感。

ULTRA TOUR100 v4.0にGOSEN G-TOUR3 1.23mmを張り上げ。

前回のルードハイブリッドはメインが5角形のポリツアースピンだったので引っ掛かり感があったのですが、G-TOUR3はツルツル系の丸ポリなので引っ掛かり感は控えめ

ただ決して使いにくいという事はなく、ウルトラツアー100の持つパワーをしっかり前方向=推進力として伝えやすくなった印象でした。

弾道の出方がEZONE98Lに近づいたので、実戦における安心感も損ねる事なくプレーがしやすくなったと思いますね。

片手バックの感触も球数+実戦形式でかなり改善。

ULTRA TOUR100 v4.0にGOSEN G-TOUR3 1.23mmを張り上げ。片手バックハンドのスピン

1/4インチロングの影響か、バランス330mmの影響か、感覚が若干あっていない印象だった片手バックハンド。

しっかり球数を打った事、実戦(シングルス)を経験出来た事により、だいぶフィットしてきた感じが出てきました。

今年になって積極的に使うようになったループ系スピンボールも問題なく打てているのも高評価。

ULTRA TOUR100 v4.0にGOSEN G-TOUR3 1.23mmを張り上げ。バックハンドスライス

G-TOUR3にしてだいぶ改善されたなと感じたのがバックハンドスライス。

多角形を入れると引っ掛かり過ぎてコントロールがピーキーさが気になっていたのですが、丸ポリにしたことで弾道を一定に保ちやすく安心感もだいぶ改善しました。

フラット気味に打ち込むのがやりやすい仕上がり

ULTRA TOUR100 v4.0にGOSEN G-TOUR3 1.23mmを張り上げ。サーブをレビュー

サーブでも推進力が出しやすく、7~8割くらいのスイングでもEZONE98Lで頑張って打ったサーブと同等の球威が出てるような感じ。

ただEZONEに合わせて修正したサーブフォームだとしっくりこない、トスが安定して上がらない症状が引き続き出てしまっているので、ここは修正や鍛錬が必要そう。

ウェットコンディションだったためスピンサーブを打っても全然弾まかったので、どのくらいの変化量を生み出せるのか?っていう点は今後改めて検証する必要がありそうです。

ULTRA TOUR100 v4.0にGOSEN G-TOUR3 1.23mmを張り上げ。フォアボレー

シングルス・マッチ練習でもボレーを打つシーンが何度もありましたが、EZONE98Lに比べると安心感がだいぶ出ました!

スイートエリアを外し気味になっても飛距離が極端にブレる事はなく、それが安心感につながっている感じはありますね。

減衰性が驚くほど高いウルトラツアー100v4。

ウイルソン・ウルトラツアー100 v4 のグリップ内部、ウレタンが充填されている

今回は他のラケットも同時に打っていたのですが、ウルトラツアー100は明らかに減衰性が良く振動止めは不要でしたね。

G-TOUR3の快適性ももちろん影響していると思いますが、フレーム内部に充填されているウレタンもしっかり効いている印象。

ウイルソンのラケットはあまり減衰性が良い印象はなかったので、今回のウルトラツアー100の減衰性には驚かされるばかりです。

次回:ポリツアーレブとか張ってみるかも。

最近はある程度硬さのあるストリング、特にポリツアーストライクを気に入ってEZONE98Lに張っていたのですが、その理由としてはボールのスピードや飛びを出しやすかったから。

ただウルトラツアーにしてラケット自体が飛ばしてくれる感覚はだいぶ強くなったので、もう少しホールド感のあるストリング、ポリツアーレブなどを試してみても良いかなと考えています。


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・ULTRA TOUR100v4愛用中
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール

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