02-ストリングインプレ

【マイラケ】SX300に張ったこれまでのストリングを振り返って評価!DUNLOP SX300(2025) / セッティング

SX300のストリング選び、セッティングの振り返り
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SX300のセッティングまとめ

ダンロップSX300にゴーセンG-TOUR3 1.23mmを張り上げたインプレ

今回はマイラケとなったSX300のストリング選びについて、これまでに試したものをまとめて振り返っていきます。

それぞれのストリングの使用感や長所・短所について正直にインプレしていますので、SX300ユーザーのかたはぜひ参考にして頂けたら幸いです。

これまでに6パターンをテスト

ストリング評価点重量一言
エクスプロッシブ
スピン
1.25mm
78点
(1本張)
打感の硬さゆえに球走る
快適性がややキツイ
レーザーコード
1.25mm
82点
(2本張)
シャープでスピード出る
若干硬いが安定性〇
ポリツアー
ストライク
1.25mm
75点+16.3g
(1本張)
振ったら強烈なパワー
繋ぎ球が神経質で難しい
エクサルト
1.30mm
75点+15.4g
(1本張)
軽やかに真っすぐ飛ぶ
楽だけど融通は利かない
レーザーソフト
1.25mm
85点17.0g
(1本張)
一瞬の乗りがあって好印象
バランスは良く使いやすい
G-TOUR3
1.23mm
88点
(2本張)
モチッと食いつく打球感
オールラウンドで高評価

これまでに試したのは上記の6パターンで、ストリング名をクリックすると詳細なレビューにスキップ出来ます。

総合的に判断した評価点をそれぞれにつけているのですが、現時点ではライズテニスサービスさんで張って頂いたG-TOUR3 1.23mmが88点で一番高得点

次いでレーザーソフト1.25mmが僅差の85点で続いているという感じですね。

エクスプロッシブ・スピン

DUNLOP SX300 2025 / ダンロップ・エスエックス300 2025年モデル

ダンロップのデモキャンペーンラケットに張られていたのがエクスプロッシブ・スピン1.25㎜(45ポンド)。

硬めのポリエステル素材を使用、6角形断面を採用したモデルですね。

78点:打感硬いけどショットは走る

ラケットもストリングもスピンコンセプトではあるものの、後ろから前に振り切るドライブ系のショットのスピードが一番の魅力でしたね。

フレーム自体がRA71前後と高剛性なんですが、そこに硬めのエクスプロッシブ・スピンを合わせるとパワーロスする感じはほぼゼロ

打球感は結構硬めではあるので、スイートエリアを外し気味で捉えるとかなり衝撃感がありました。

スピードのあるショットでガンガン攻め込みつつ、要所でスピン量を増やして角度を付けてオープンコートを作り出していくようなプレーと相性良しです。

レーザーコード

レーザーコードはやや硬めのポリエステルで、断面形状は丸型。

テクニファイバー・レーザーコード1.25mmを張ったダンロップSX300 2025年モデル

こちらはライズテニスサービスさんにご用意頂いたデモラケで、正直この組み合わせってちょっと硬すぎるんじゃないかな?と不安だった1張り。

82点:シャープさによる球威は魅力

実際に打ってみると打球感の硬さは多少感じるものの、EXスピンよりは若干のたわみが出たイメージでした。

パワーロスが少なくとにかくスピードが出やすいことに加えて、丸形断面だからなのか少し低く安定した弾道のショットが打てるのが最大の魅力。

ボレーではちょっと硬いかなと思いましたが、とにかくストロークの球威+安定性が非常に良いのでガンガン打ち込む人には最適。

評価は82点でPT REVを張ったEZONE100と同点ですね。

ポリツアーストライク

ポリツアーストライクは以前のマイラケEZONE98Lの時には定番チョイスだったストリング。

レーザーコードと同じく硬めのポリ+丸形断面なんですが、SX300に張ってみても輝くんじゃないか?ということでトライしてみました。

このタイミングでSX300を2本購入、チューニングしたフレームに張り上げてプレーしています。

75点:球威は凄いが扱いが難しい印象

総合評価は75点で思ってたほどは輝かなかったという感じです。

上手く打てた時はレーザーコード以上の飛び・パワーを発揮してくれるので、ハマった時の攻撃力は非常に良かったです。

ただ繋ぎのスピン系やディフェンス時などスイング速度が落ちると急激にパワーダウンしてしまいがち。

ストリングの硬さゆえに弾道の細かい調整はやや苦手で、ピークパワーは凄いけど扱いが難しいドッカンターボ的なセッティングでしたね。

エクサルト

SX300にナイロンを張って打ったことが無かったので、過去に使ったことのあるバボラ・エクサルトをお試しで張り上げ。

一応競技者向けナイロンという位置づけになっていますが、ストリングの滑りによって弾道補正を生み出すSX300に組み合わせてみてどうなるのかチェック。

75点:軽い打感だけど制御しにくい

総合評価はPTストライクと同じく75点で、飛びは良いんだけど色んなショットを打ち分けるにはちょっと繊細さが気になるという感じ。

リラックスして打つ4・5割の力感のショットでの飛びは一番。

楽に飛ばすという点ではエクサルトというかナイロンを選ぶメリットを感じられますが、逆に回転量や弾道の調整はしづらいというのがデメリットでしたね。

楽なんだけど実戦では使いづらい・自信を持って打てないというのもあり、メインのセッティングとしては選びにくいかなという印象でした。

レーザーソフト

レーザーコードがシャープで使いやすいけどちょっと打感が硬いっていうのを踏まえ、柔らかさをプラスされたレーザーソフトを試してみました。

重量増加が+17gで同ゲージのポリツアーストライク(+16.4g)よりも重たい・密度が高いっていうのは意外。

85点:若干硬いがかなり使いやすい

総合評価は85点で、シャープさによるスピードと扱いやすさのバランスが高評価の要因ですね。

ソフトと言いつつ打球感はPTストライクと同等かほんのり柔らかいくらいで、意外としっかり打ち応えが残っているのが高剛性なSX300とのシナジーを生み出していますね。

レーザーコードよりは若干食いつきが増しており、これが弾道の調整や細かいコントロールのしやすさにつながっています。

突出した性能はないですし、打球感としても分かりやすい柔らかさなどはないのですが、全体のバランスが良い仕上がりで満足度◎でした。

G-TOUR3

性能や打球感のバランスが良く、個人的にポリのほぼ真ん中に位置すると考えているのがこのゴーセン・G-TOUR3。

G-TOUR3を張り上げたダンロップSX300をインドアハードコートでテスト

こちらもライズテニスサービスさんで張り上げて頂いたものなのですが、ここ数カ月ライズさんでお借りしたデモラケが概ね好印象だったので「ストリンギングによるバフなのでは」という部分にも期待してテストしてきました。

88点:打感と性能のどちらも高レベル

総合評価は88点で現時点では最高評価、実戦でも非常に使いやすい優秀なセッティングでした。

ストリング単体としてはレーザーソフトとほぼ同点かなとも思うのですが、ストリンギングの良さで+3点というイメージ。

G-TOUR3は力感5~7割くらいで打った時の快適な飛び、適度なホールド感があり使いやすいんですよね。

レーザーソフトよりもモチッと食いつく感じがあり、これがショットの多彩さやタッチを生み出してくれる要因となっています。

スピードと回転量のバランスも良く、ダブルスでサービスエースを複数本取れたのが嬉しかったですね。

概ね満足ですし高評価ではあるのですが、90点台に届かなかった要因としては若干手応えの重さが出てしまう点かなと。

それ以外大きな問題はないですし、とりあえずこれ張っておけば何とかなりそうっていう感触は得られたので満足ではあります。

今後のストリング選び

6パターン試して来ましたが、現時点ではG-TOUR3が一番プレーしやすく感じました

ただレーザーソフトもシャープさがG-TOUR3よりもスピード出しやすく感じのも魅力的で、この2つを上手く活用しながらセッティングを煮詰めていくっていうのが良いのかなと考えています。

今後試していきたいなと思っているのはエクスプロッシブ・スピードポリツアーファイアと言ったスピード系ポリエステル。

あとは手応えの軽さをプラスするというところで、アイコニック・スピードxG-TOUR3みたいなハイブリッドも試したいなと考えてます。


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代後半男性
・テニス歴23年

・オールラウンド(器用貧乏)
・SX300(2025)を愛用中
・セッティング模索中
詳しいプロフィール

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