01-ラケットインプレ

[Prince] TOUR O3 100(2022年モデル)はより競技者向けになった!? プリンス・ツアーオースリー100

プリンス・ツアーオースリー100(Prince tour o3 100) 2022年モデル
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・305g/290gの2種類に変更!
・他スペックとは違う白+金塗装
・最も意見が分かれそうなモデル
・打ちごたえのある打球感
・より競技志向の強い方向け

今回はプリンスの新型TOURシリーズから、最も個性が光るTOUR O3(ツアーオースリー)100をインプレッション!

tourO3-100 Princeのシャフト

ゴールドを加えた高級感のあるペイント、より取り回しの良いスペック変更が加わったこの新型。

TRUEMAN
TRUEMAN
今回のは人によってかなり感想が分かれるラケットになってますね!

僕には打球感が硬く感じましたが、高いスキルを持つ人には食いつきやスピン性能がしっかり感じられるようです!

tourO3-100 Princeの色比較
メリット デメリット
・ブレないフレーム
・クリアになった打球感
・取り回しは改善
・シリーズでは最も個性的
・最も感想がバラけるモデル
・明確なターゲットはない

この記事では『TOUR O3 100』を徹底的に解説させて頂きます!

こんな人にオススメ!

・スイングが速い上級者
・振り抜きの良さが欲しい
・強いスイングで食いつかせたい
・金色が好き!


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・TOUR100 290gを愛用中
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール

Prince TOUR O3 100 2022年モデル

tourO3-100 Princeのシャフト
tourO3-100 Prince

モデルチェンジが行われた新型TOUR O3 100 (2022年モデル)。

tourO3-100 Princeのロゴ
tourO3-100 PrinceのO3構造

今作では金色でブランドロゴがプリントされており、白黒でシンプルだった前作から大きく印象が変わっています。

tourO3-100 Princeの色比較
tourO3-100 Prince

白地部分もO3だけ少し温かみのあるパール系っぽくなっており、他スペックとの違いを演出しています。

TOUR O3 100のスペック/仕様

tourO3-100 Princeの外観
モデル名TOUR
03 100
305g
TOUR
03 100
290g
フェイス
サイズ
100100
重量305g290g
バランス310mm325mm
スイング
ウェイト
285285
フレーム厚22-23-2022-23-23
フレックスRA54
ストリング
パターン
16×1916×19
グリップ
サイズ
2,31,2,3
パワー
レベル
870875
発売予定2022年
10月
2022年
10月
価格税込
37,400円
税込
37,400円

※Rise Tennis ServiceさんにてStrung状態で計測した数値

前作では310g/290gの2種類でしたが、今作では305g/290gの2種類へと変更されています!

TRUEMAN
TRUEMAN
TOUR98が305gなのにO3も305g?ってちょっと不思議に思うところもありますが、操作性やカスタム性を考えればメリットはありそうだなって印象!

RAはストラングの状態で54(!!)となっていて、O3とは思えない数値というだけでなく、現市場の中にあっても極端に低い数値となっています。
(※初代CLASH100のカタログスペックがRA55なので、54がいかに低いのかが分かりますね)

そのため、フレーム剛性からくる反発力などはかなり抑えられているのではないかと予想されます。

プリンス独自の指標であるパワーレベルで比較すると以下の通り。

<パワーレベル>
1100:BEAST MAX
1025:BEAST100/DB100
900:PHANTOM F1
875:TOUR O3 100(290)
870:TOUR O3 100(310)
860:TOUR100SL
855:TOUR100(290)
850:TOUR100(310)
825:PHANTOM100
800:TOUR98
790:Pグラファイト100
770:Pグラファイト97
750:TOUR95

トラディショナルタイプよりも若干高めの870/875となっています。

P.V.S(Purify Vibration System)を新たに搭載

BEAST、ファントムなどにも採用されているP.Vシステム(Purify Vibration System)を新たに採用。

無駄な振動をカットしてくれるので、クリアで心地良い打球感へと導いてくれるテクノロジーですね。

既存のフレームにただ新素材を足しただけでは重量やバランスが変わってしまうため、改めてカーボンの配置・レイアップを調整しているそうです。

インプレ:ガシッと打ち応えのあるモデル

tourO3-100 Princeの外観

食いつき・ノリ
反発力
打ちごたえ
弾道の高さ
振動減衰
振り抜き
取り回し

打球感:O3っぽさを感じず硬めの印象

1球目を打った瞬間に「かってぇなこれ」と思わず苦笑い。

全体的にマイルドな印象のものが多かった新型TOUR打ち比べの中で、O3 100(305g)はガツンとくるような板っぽい硬さを感じました。

スイングスピードが速くなるにつれて食いつきは増すので、少し軽くなったのを生かしてガンガン振っていく・厚い当たりで打ち抜くという人の方がこのラケットの良さを引き出し安くなるはず。

TRUEMAN
TRUEMAN
いわゆるO3っぽいストリングのたわみやすさや食いつきは感じず、これまでよりも打ちごたえのあるモデルになったと思います!

性能:厚い当たりのドライブを打ち込みやすい!

反発力は若干控えめな分、振り切っても飛びすぎることなくコートに収まってくれます!

弾道高めのスピンというよりは、厚い当たりで強く捉えた時に最も威力とコントロールが高まります!

逆に擦るような当たりで調整しようとすると長短がバラけやすくミスが出やすいので、特に305g+ポリエステルストリングになると使いこなすハードルはかなり高めになりますね。

290g+ナイロンだと反発力が強い上に振り回しもしやすく、僕のような慎重なスイング(?)をしてしまいがちな人間でも安定してプレーしやすかったです!

TRUEMAN
TRUEMAN
一撃の破壊力を求めるなら310g、扱いやすさを求めるなら290gという選び分けになると思います!

どうやって新型TOURは選び分ける?

TOUR O3 100 (305g)
→打ちごたえ+球威

TOUR O3 100 (290g)
→操作性+アシスト

TOUR100 (310g)
→打ちごたえ+球速

TOUR100 (290g)
→汎用性+カスタム性

TOUR100SL
→操作性+反発力

TOUR98
→オールラウンド+素直さ

TOUR98
→食いつき+気持ち良さ

全スペックを打ち比べましたが、今作はひとつひとつのスペックが持つ対象プレイヤーの幅は若干狭くなったと考えています。

その代わりに98が増えたことで、シリーズ全体としてカバーできる範囲は前作よりも少し広がっているのが特徴。

ご自身が求めるものに合わせて選び分ければ高いフィット感が得られるはずです!

TOUR O3 100 (2023):まとめ

・パール+金色で個性の光る配色
・新型は打ちごたえが強め
・O3ぽくないガチッとした感触
・球威と打ちごたえの305g
・操作性とアシストの290g
・しっかり打っていく人向け

その他の新型TOUR+プリンス製品はこちら!

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