
| ダブルス | ・・・○・ | シングルス |
| ボレー | ・・・○・ | ストローク |
| 低弾道 | ○・・・・ | 高弾道 |
| 多彩さ | ・・・○・ | 安定性 |
| 柔らかい | ・○・・・ | 硬い |
| 片手バック 打ちにくい | ・・・○・ | 片手バック 打ちやすい |
| スイートエリア 先端寄り | ・○・・・ | スイートエリア 手元寄り |
| イージー | ・・○・・ | スパルタン |
最近のヨネックスの中ではややクセのあるラケットには感じるんですが、ミスを恐れずレベルスイングで振り抜くと強力なドライブ系のショットが飛んで行ってくれます!
| 【 MUSE98の特徴 】 |
| 〇ドライブ系の推進力強い 〇EZONE98同等の弾道の安定性 〇振り抜きは鋭い 〇しなりが大きく柔らかい打球感 ✕クセが強くコツが必要 ✕振らないと一気に飛ばなくなる |
YONEX MUSE98
(ミューズ98)


今回はヨネックスの最新作であるMUSE98(ミューズ98)をインプレ!

先日インプレした100と同様に、こちらの98も個性的が強めのラケットですね。

見た目は100とほぼ見分けがつかず、厚みもフェイス形状もほとんど同じ。
スペック/仕様

| モデル名 | YONEX MUSE98 |
| フェイス サイズ | 98 inch2 |
| 重量 | 305 g |
| バランス | 315 mm |
| フレーム 厚さ | 24 24 18 |
| 長さ | 27 inch |
| RA値 | – |
| ストリング パターン | 16×18 |
| グリップ サイズ | G2,G3 |
| 発売予定 | 2026年 4月22日 |
| 原産国 | 中国 |
| 価格 | 41,800 |
98平方インチ+305g/315mmのいわゆる細マッチョ系スペックになってますが、大きく異なるのが16×18のストリングパターンになっているという点ですね。

パッと見ただけでは100と厚みに違いを感じませんでしたが、カタログ値では98のフェイス周りが0.5mmだけ薄くなってます。

そのほかの構造は100と共通しており、特徴的なシャフト+巨大なシェアホールが搭載されています。
実測値
| 重量 | 302 g |
| バランス | 314 mm |
| スイング ウェイト | SW 278 |
| RA値 | 54 |
実測値で一番目を引くのがRA値54という低さ。
MUSE100とRA値は同じで、どちらも大きくしなるモデルと言えます。
ちなみにこの54という数値は、過去に僕がライズテニスサービスさんに持ち込んで計測してもらった数多のラケットの中で最も低い数値となっています。
セッティング
| フレーム | MUSE98 |
| ストリング | ポリツアープロ 1.25mm |
| 重量増加 | +16.6g |
| 総重量 | 318.6g |
ポリエステルストリングのスタンダード、ベンチマーク的存在であるポリツアープロ1.25mmを張ってテストしてきました。
【打球感】
大きなしなり+打ち応え
| 柔らかさ | 1 | 大きなしなりを感じる |
| 打ち応え | 2 | MSUE100より手応え重い |
| スイート エリア | 0 | 狭くは感じない |
| 弾き感 | 0 | 柔らかさの方が目立つ |
| 安定感 | 0 | しなるがブレ感は抑制 |
| 減衰性 | 1 | 不快感はない |
| 快適性 | 1 | 総じて好印象 |
MUSE100と同じくらいしなり感はあるんですが、面98になったことでたわみ感は抑えられ打ち応え・手応えが重く強めに感じました。

打球感は十分に柔らかいので、多少外して打ってしまっても衝撃は控えめ。
その結果、力いっぱい振り切っていける安心感のあるラケットになってます。
EZONE98を更にしならせた感じ
EZONE98とMUSE98はどちらもしなるシャフト+高剛性なフェイスの組み合わせになっていて、結果的に2本の挙動は似たような感じになってます。

MUSE98のほうがしなりがより大きく食いつきも強め、EZONE98のほうがロスを若干抑えシャープさを出している感じ。
あとはMUSE98は16×18、四隅に大きいシェアホールがあるという点もホールド感を強める要因になっているかもしれないですね。
【性能】
レベルスイングでカチこめる
| ストローク | 1 | レベルスイングで叩ける |
| ボレー | 0 | アシストは無くややシビア |
| サーブ | 1 | 薄ラケっぽくフラットは〇 |
| ドライブ | 2 | 推進力が強くて高評価 |
| トップスピン | -1 | 回転量はやや出しにくい |
| 弾道の高さ | -2 | 引っ掛かりが弱く低い |
| スライス | 0 | 押して打つ感覚が必要 |
| パワー | 0 | アシスト感は薄い |
| 操作性 | 1 | 同等スペックより良い |
| 振り抜き | 1 | 空気抵抗は少ない |
MUSE98の大きな特徴はレベルスイングで低い弾道のドライブをぶち込んでいけるところですね。
こちらの動画のヒッティングパートナーさんがMUSE98を最高に使いこなしてましたね。

ネットの白帯にぶつけるくらいのつもりで打ち抜くと速くて失速しにくいドライブで相手を押し込んでいけます。
弾道の高さはかなり低め
ストリングパターンが16×18なので引っ掛かりが強そうな雰囲気はありますが、実際に使ってみると弾道はかなり低めに出ますね。
MUSE98を色んな友達に打ってみてもらったんですが、大半の人が最初の数球をネットして「おろっ!?」ってなってました笑
特に擦るようなスピンを打つタイプの人は球が持ち上がらずにネットしやすいので、まずは後ろから前にしっかりパワーを伝えていくの必須のラケットになってます。
似た使用感のラケットが無い

色んな環境でMUSE98を使ったんですが、正直に言って似た感触・使用感のラケットが思い浮かばないんですよね。
確かに挙動としてはEZONE98に似通ってはいるんですけど、そのあとの球の飛び方とか回転量とかが全然別物。
とにかく打球感が柔らかいウイルソン・クラッシュとも違うし、かと言ってしなりの大きい薄ラケみたいな感じとも違うし・・・独特な感触なんですよね。
動画インプレはこちら
相性の良いストリング(ガット)
打ち応えが強めでドライブ系を突き刺すように打つのが気持ち良いMUSE98、この特性を最大限生かすのであればあえて硬めで滑りが良いタイプ(≒S3タイプ)のポリが良いんじゃないかと思いますね。
パキッとした硬さがあって表面の滑りも良好、低弾道で推進力の強い球が打ちやすいG-TOUR1を張ってみるのは尖った仕上がりになりそうで期待大。
G-TOUR1とほぼほぼ同じ使用感のファントムプロもオススメ。
打ち応えを出しつつもコストパフォーマンスも欲しいという人は、シグナムプロのファイヤーストームがオススメですね。
【ライバル比較】
実は薄ラケも競合に?
【ライバルラケット】
・EZONE98
・PURE STRIKE97
・BOOM PRO
・TOUR95 など
MUSE98はスペック的に細マッチョスペックに分類されるモデルですが、使用感的には面97のラケットたちのほうが使用感・運用方法は似てると感じましたね。
というのもMUSE98はしなりが大きく弾道はかなり低めで、その特性が面97のラケットたちと似てるんです。

ピュアストライク97はしなやかなシャフトとほどよい剛性感のあるフェイスの組み合わせが特徴なんですが、結果的に生み出されるショットはMUSE98と近い印象はあります。
MUSE98って球質・弾道的には面97っぽいんですが、それでいて面97系よりもスイートエリアが広くちょっと優しさがあるのが良いところ。
ハードスペックの打ち応えが好きなんだけどちょっと厳しい・・・って感じてた人にはMUSE98がぶっ刺さるかも。
【個人的評価】
柔らかくて飛びを抑えたEZONE98
MUSE98をどうにか簡潔に表すとしたら「EZONE98を柔らかくて飛びを抑えた感じ」ですかね。
MUSEのコンセプト的にラリーのしやすさ、扱いやすさなどが追及されているそうなんですが、初めて使ってみると結構独特のフィーリングを持っているので好き嫌いが分かれやすい部分はありますね。
まぁでも正直言ってヨネックスの主力3本柱があれば大半のプレイヤーはカバーできますし、無難なシリーズをここで追加してもあまり意味無いですしこのぐらい極端でちょうど良いのかなと。
色んな人に使ってみてもらったんですが、使いやすいって言ってくれた人の大半がソフトテニス経験者だったのはなんか面白いなと思いましたね。
発売日:2026年4月下旬予定
MUSE98は2026年4月下旬発売予定となっています。
やはり今回のこのバッグ、清潔感もあって非常に良いデザインだと思うんですよね。














