01-ラケットインプレ

【期待の新機種】HEAD SPEED TOUR(2026)は素直+フラット主体のツラすぎないハードスペック。ヘッド・スピードツアー | ラケット・インプレッション

ヘッド・スピードツアーのインプレ、レビュー、評価、感想
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今回インプレするのは『ヘッド・スピードツアー』です!

head speed tour 2026 (ヘッド・スピードツアー)
ダブルス・・・○・シングルス
ボレー・・○・・ストローク
低弾道○・・・・高弾道
多彩さ・・・○・安定性
柔らかい・・○・・硬い
片手バック
打ちにくい
・・・○・片手バック
打ちやすい
スイートエリア
先端寄り
・・○・・スイートエリア
手元寄り
イージー・・・○・スパルタン

スピードMPよりも遊びが少なくなってスピードが出しやすく、低弾道なフラットを安定して打てるちょっと優しくなったプレステージみたいな使用感のラケットですね。

SPEED TOURの特徴
〇フラット+低弾道が安定
〇振り抜き+操作性向上
〇遊びが少なくクリア&素直
〇オーバーヘッド系も良好

×スイートエリアは広くない
×擦るスピンはNG

HEAD SPEED TOUR(2026)

head speed tour 2026 (ヘッド・スピードツアー)
head speed tour 2026 (ヘッド・スピードツアー)
head speed tour 2026 (ヘッド・スピードツアー)

2026年モデルに新たに追加されたスペックがこのスピードツアー(SPEED TOUR)

head speed tour 2026 (ヘッド・スピードツアー)
head speed tour 2026 (ヘッド・スピードツアー)
head speed tour 2026 (ヘッド・スピードツアー)

白黒のシンプルなデザインに加えて、シャフトからフェイスにかけてが非常にスリムに見えるラケットですね。

Embed from Getty Images

シナーもジョコビッチも今のところこの新型デザインは使ってませんが・・・今後使ってくれることを期待。笑

スペック/仕様

モデル名スピードツアー
2026年モデル
フェイス
サイズ
97 inch2
重量305 g
バランス315 mm
フレーム
厚さ
23 mm
均一
長さ27 inch
ストリング
パターン
16×19
グリップ
サイズ
2,3
CPI500
発売予定2026年
1月22日
価格40,700

head speed tour 2026 (ヘッド・スピードツアー)

今回新規で追加されたスピードツアーはシリーズ初の97平方インチを採用。

head speed tour 2026 (ヘッド・スピードツアー)

それでいて厚みは23mmフラットビームのままになっており、9面が小さいのにそこそこフレームが厚い希少スペックとなっています。

【打球感】
カッチリ+たわみが少ない

項目評価
(0±2)
一言解説
柔らかさ0たわみが少なくカッチリ
打ち応え1やや手応えはしっかり
スイート
エリア
-1広くはないが許容範囲
弾き感0ロス無く打ち返しやすい
安定感1頼りなさは無い
減衰性0全く気にはならない
快適性0ほんの僅かにハード寄り

今回はPTレブ(白)1.25mmが47×47ポンドで張られたデモラケットをテスト。

head speed tour 2026 (ヘッド・スピードツアー)

面97でストリングパターンが密になっている影響か、RA61前後とは思えないほどのカッチリとした打球感

フレームのしなりや芯でとらえた時の食いつき感はあるものの、ストリングのたわみ感が少なくてスイングのパワーがボールにダイレクト+素早く伝達される感じがありますね。

100よりも遊びが少ない

同じHY-BOR搭載のスピードMPレジェンド(面100)と比較すると、スピードツアーのほうが明らかに遊びが少なくダイレクトな感触になってますね。

ストリングの動きが抑えられているのはもちろん、フレーム自体も無駄な挙動を出さない感じが強くなっていて、コンパクトなスイングからもスピードに乗った球を打ちやすく感じました。

ただスイートエリアは広いとは言えないですし、外した時は明確に球が飛ばなくなるので、そういった点での面97らしいシビアさも持ったラケットです。

【性能】
弾道が浮かずフラットが安定

項目評価
(0±2)
一言解説
ストローク1フラットが安定して打てる
ボレー0楽じゃないが直感的
サーブ1シャープに振れるので〇
フラット2浮かずに安心・安定
ドライブ1推進力は出しやすい
トップスピン-1擦るとネット下段
弾道の高さ結構低めに出やすい
スライス1カッチリ感で飛ばせる
パワー-1基本は自分で飛ばす
操作性0楽じゃないが無問題
振り抜き1100より取り回しは良い

最初は壁打ちでスピードツアーの味見をしてきたんですが、一応多角形ポリであるPTレブが張られているのに想像以上に弾道が低くてビックリ

head speed tour 2026 (ヘッド・スピードツアー)

擦るようなトップスピンはボールが持ち上がり切らずにネットしてしまいがいちですが、ネット上30cmくらいを通るような高速+低弾道フラットでピンポイントに狙っていくような打ち方をすると非常に好印象。

面が小さくなったからなのか振り抜きや取り回しは面100のMPよりも良好、特にサーブやスマッシュなどのオーバーヘッド系では明らかにヘッドの返りが良くなって打ちやすかったです。

ボレーはスイートエリアを外すと如実に飛ばなくなるというシビアさはありますが、ハードスペックなラケットで育ってきた人からすればむしろ直感的でコントロールしやすいと感じるんじゃないかなと思いますね。

スピードらしい”スピード感”

前作2024年モデルは強すぎる食いつき・ミュートされすぎてる打球感などの影響でスピードが出しづらい感覚が強かったのですが、このスピードツアーは新規モールドによるカッチリ感+HY-BORによるシャープさが融合して非常にスピード感のあるラケットに仕上がっています。

逆に言えばなぜ今までこの使用感のSPEEDが無かったのか?って思ってしまいました笑

現行SPEED MPは全体的なバランスの良さに優れた汎用スペックという感じですが、SPEED TOURはより遊びを減らし個性を尖らせたスピード重視・スパルタン仕様という感じですね。

フラットならSPEED TOUR
スピンならGRAVITY TOUR

head gravity tour 2025

スピードツアーと同じく新規スペックとして2025年に登場したのがグラビティツアー。

全体的なパワーや対象ユーザーのレベル帯などはほぼ同じ2本ですが、打ちやすい球種は全く別ですね。

縦長フェイスに密なパターンによって低弾道+フラット系が打ちやすいスピードツアー、ティアドロップ気味で丸みのあるフェイスにピッチの広いパターンによって中弾道+スピン系が打ちやすいグラビティツアー

自分が目指すスタイルによって選び分ければOKかと思います。

インプレ動画はこちら

相性の良いストリング(ガット)

低弾道+フラットが武器となるスピードツアーなので、その点を強化していくならポリツアーファイアは結構合いそうですね。

カッチリしているので球離れがスムーズ、それでいて打球感が硬すぎたり重すぎたりしないので非常に優秀なポリストリング。

残念な点はブラックが廃番となったのでレッドしか販売されておらず、白黒のシンプルなデザインのスピードツアーにはちょっと合わなそうな点。

気持ち良い飛び感をプラスしつつもコントロール性を高めたいならエクスプロッシブ・ターボもあり。

ターボは表面の滑りが抑えられており、ストリングピッチが密なスピードツアーに組み合わせればストリングの動きを抑えることで精密なコントロールがしやすくなると思います。

もう少し弾道を上げたいと感じた場合にはゴーセン・G-TOUR2が相性良いんじゃないかなと思いますね。

表面に細かい波状の突起があるので密なピッチでもグリップ力を発揮しやすく、ほど良い応答性があるので他の多角形ポリよりもスピードが出しやすいんじゃないかなと思います。

ライバル比較

主要な97平方インチのラケットは上記の通りで、98・100が主流となっている現市場では希少なスペックとなっています。

フレームの厚みやフェイス形状などが一番近しいのはプロスタッフ97L

どちらも23mm厚+フラットビームになっており、フラットを軸にした展開をしやすいスペックになっています。

重量が290g(SWも260台)と軽いプロスタッフ97Lはノーマルだと打ち負けやすくカスタムが前提、スピードツアーはそのままでも十分打ち合えますし2,3g加重するライトチューンで十分に伸び感を出せるかと思います。

サポートのあるプレステージ?

スピードツアーのポジションってハードスペックになったSPEEDっていうよりかは、若干サポート感が増したプレステージみたいな感じで捉えると丁度良い気がしますね。

プレステージよりもフレームのしっかり感があり、安定性と球速を出しやすくなったような感じですね。

プレステージよろしくフラット+低弾道なショットが打ちやすく、振り抜きも同等以上。

「プレステージはツラいけど感覚はあまり変えたくない」っていう人にとっては救世主のような1本になるんじゃないかなと思います。

【個人的評価】
ハードスペック育ちにはたまらん1本

実際にスピードツアーを使ってみたら現代ラケットらしい安定性や減衰性は実現しつつも、2000年代~2010年代前半の比較的スパルタンな味付けのモデルが多かった時期のテイストも感じるんですよね。

ツラそうでツラくない少しツラいラケット、それがスピードツアーなのかなって。

特にハードスペックで育ってきた人にとっては直感的な使いやすさは残しつつ、若干のサポートをプラス出来る絶妙な仕様なんじゃないかなと思います。

CPI500はさすがに言い過ぎじゃない?

このスピードツアー、公式HPには記載がなかったんですが販売ページなどを見るとCPI500とされているようなんです。

実際に打ってみた感想からするとこのCPI500はちょっと盛ってると思いましたね。

CPI500ってスピードMPやエクストリームMPとかが該当するんですけど、スピードツアーって流石にそんなサポート感無いと思います。

僕個人としてはCPI400が妥当、なんならCPI300でも別段驚きはしないかなっていう感じ。

ちなみにスピードツアーと同じくらいの使用ハードルの高さに感じたグラビティツアーはCPI300らしく、こっちはこっちで低すぎるしCPI400でも良いんじゃないか感あります。

まぁ・・・CPIは公式HPには記載されなくなりましたし、以前は使えたCPIによるソート機能も廃止、HEAD的にはもう有効活用する気はないという事なんだと思います。

発売日:2026年1月22日

スピードツアーは2026年1月22日に販売スタート

すでに僕の周りでも使い始めた人がチラホラ。

今後も着実にユーザーが増えていきそうな予感がします。


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: truemansolo-1024x1024.jpeg
テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代後半男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・SX300(2025)を愛用中
・セッティング模索中
詳しいプロフィール

関連記事

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Follow-me-1-1024x213.jpg

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です