「もう少しストロークの弾道が上がればなぁ」
「ネットギリギリのショットばかりになってしまう」
「ラケット変えずに弾道を上げたい!」
皆さんはこんなお悩みを抱えてしまった経験はありませんか?
これまでラケット50種類以上、ストリング70種類以上をテストしてきた私TRUEMANが断言します。
ストリングを変えれば弾道は変えられます!
今回はストリングを賢く選んでボールの弾道を変える方法をご紹介します。
Q.プレステージプロでもう少し弾道上げたい!
この質問にお答えして行きますね!
確かに弾道はあんまり上がらないラケット!笑
僕も過去に所有してましたが、確かに弾道はそんなに上がらない(笑)
がっしりしたフレームはボールをシバいても全然ブレないのですが、アシスト感はほとんどなくてボールが持ち上がる感じは薄いです。
基本的には質問にあった通り、厚い当たりのフラットドライブで撃ち抜くためのラケットなんですよね・・・。
A. 3タイプのストリングで解決!
今回はこの3つタイプのストリングを賢く選んで、ラケットはそのままでも少し弾道を上げるためのセッティング方法をご紹介します!
動画でも解説していますので良かったら見ていってね!
① 細いゲージのストリングに変えてみる!
個人的にオススメなのが細いゲージのストリングに変えてみる方法!
弾道が上がらない要因には①パワー不足+②引っ掛かり不足なども上げられるんですが、その両方を上手くカバーしてくれるのが細いストリング!
オススメはヨネックス・ポリツアープロの1.15/1.20mmや、ゴーセン・G-TOUR3の1.18mmなどですね!
○飛びと引っ掛かりがUP!
○飛ぶからスピンも掛けられる
○低リスクで取り入れられる
× 耐久性は下がりやすい
② 多角形ストリングを使ってみる!
スピンと言えば多角形ストリング!という人も少なくないのでは。
確かに角があることで、ボールの引っ掛かり感が強まり弾道を上げやすくなりますね!
ただ多角形は硬い素材を使われいるものが多く、打球感が固くなりがちなのは注意点!
プレステージプロにガチッとしたストリングはかなりつらいですよ・・・
オススメはダンロップ エクスプロッシブ・バイトやプリンス ツアーXXスピンなど、ボールをしっかりホールドして弾道を上げてくれるタイプのストリング!
打球感も固くなり過ぎなくて、気に入ってくれる人は多いのでは!
○ボールの引っ掛かりが強まる
○持ち上げやすくなる
○耐久性も悪くはない
× 打球感が固くなりがち
③ ハイブリッドにしてみる!
弾道が上がらないのは引っ掛かり感の不足だけじゃなく、ストリングを含めたパワー不足というのも影響してたりすんですよね。
それを良い具合に調整して解決してくれるのがハイブリッド化!
特にダンロップ アイコニック・スピードやトアルソン バイオロジックXXなど、コーティング系のナイロンストリングがオススメ!
ボールをスッキリ飛ばしやすくなるので、弾道とスピンをUPさせても失速しにくくなるかも!
私のお勧めポリ×ポリのハイブリッドはこちら😁
— KAMIJO@TEAM DUNLOP STRINGING EXPERTS (@dunlopkamijo) April 27, 2021
EX-BITE▲ × EX-SPEED●
BITEの引っ掛かりを残しながら、SPEEDの硬さを抑えながらパワーが足せる見事なバランス✨
最強のコンビネーション💪💪💪#changtodunlop pic.twitter.com/E4RFiw4sX5
ダンロップの上條さんがオススメしているエクスプロッシブ・バイト+エクスプロッシブ・スピードのハイブリッドも、適度に弾道を上げつつもボールを飛ばしてくれる・・・そんな期待ができそうなセッティング!
組み合わせはほぼ無限大で沼にハマりそうなハイブリッドですが、組み合わせ次第ではどっちの良さも出ない悲しい結果になることもあります・・・失敗を恐れずにどんどん試してみるしかありません(笑)
○パワー不足を解消してくれる
○組み合わせは無限大
○好みに合わせて調整出来る
× 組み合わせ次第で失敗する事も
おまけ:弾道上がりすぎるとスピン量下がる?
同じラケットに異なるストリングを張り上げて比較したのがこの記事!
ストリングの違いで大きく弾道も変わるんですが、弾道が上げやすいストリングは意外と回転量自体は少なめだったんです!
プレステージプロで極端な高弾道というのは難しいと思いますが(笑)、弾道上げる事に集中しすぎると球威が落ちてる可能性もあるので注意かも!
基本はフラットドライブだっていう事は変わらないですからね!
まとめ:弾道を上げるなら3つのストリングタイプを上手く活用しよう!
・Prestige PROで少し弾道上げたい
・ストリングを変えてみましょう!
・細いストリングが個人的にオススメ!
・多角形は柔らかい打感のものを選ぼう
・ハイブリッドで飛びと引っ掛かりを!
・弾道上がる=高回転ではないかも。