01-テニスラケット

【辛口批評】2022年発売のテニスラケット総決算!

テニスラケット・2022年発売モデル

・インプレした2022年モデルを総決算
・個人的な評価と市場的な評価
・主要なモデルをほぼ網羅

この記事では『2022年モデルのテニスラケット総決算』と題して、インプレをした2022年発売のテニスラケットを辛口で批評!

TRUEMAN
TRUEMAN
今年もたくさんインプレしてきましたので、改めて総括してみたいと思います!

それぞれが持つ特徴や長所をおさらいしつつ、市場トレンドも踏まえて辛口批評させていただきます!

動画解説も作りましたので合わせてお楽しみください!


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性(テニス歴約20年)
・オールコートプレイヤー(自称)
・EZONE98L使用中
詳しいプロフィール

YONEX EZONE 2022
(1月発売)

YONEX EZONE98(2022)/ヨネックス・イーゾーン98 2022年モデルのデザイン
ヨネックス・イーゾーン100 2022年モデル (YONEX EZONE100)

・今回のがシリーズ7世代め
・主要スペックは7種類
・前作から各所に細かい改良
・パワフルさと柔らかい打球感

7世代目となり、外観上は前作とほぼ同じながら細かい所に沢山改良が入った今作。

柔らかさとパワーを高い次元で両立することをコンセプトに、着実な進化をさせてきたと言えるでしょう。

個人的評価:S / 市場的評価:S

ezone2022の辛口批評

<個人的評価:S>
・100/98/98Lをインプレ
・98Lは現マイラケに!
・最初の印象はイマイチ
・慣れたら弾道が安定!

<市場的評価:S>
・前作に続き大人気
・旧型から乗り換えも円滑
・新規組も若干増えた

100/98/98Lの3スペックをインプレ、最終的に98Lをマイラケとして愛用するようになった事もあって個人的評価はS。

アイソメトリック形状から感じる違和感が最初ありましたが、慣れさえすれば柔らかい打球感と低めの弾道で安定したスピードボールが打ちやすくなりました。

結果実戦でも非常に扱いやすく、「これじゃなきゃ試合はしたくないw」と思えるくらいに信頼する1本となりました!

ウインザーの売り上げ動画でも100/100Lは常に上位にランクインする売り上げを獲得しており、市場的にもS評価が妥当だと思います。

Tecnifibre TF40 2022
(1月発売)

テクニファイバーTF40 2022年モデルの外観・ブランドロゴ
テクニファイバーTF40 2022年モデルの外観

・40周年記念モデルが2世代目へ
・スペックは4種類
・フレーム全体にウレタン充填
・16×19パターンが追加
・シンプルなデザインに進化

2世代目へとモデルチェンジが行われたテクニファイバーのTF40。

デザインは白基調のシンプルなものへと大幅変更、さらにストリングパターンが16×19のスペックも新たに追加。

前作をしっかり踏襲しつつ、よりターゲット層を広げた今作。

個人的評価:B / 市場的評価:B

tf40の辛口批評

<個人的評価:B>
・305gの16M/18Mをインプレ
・引き締まった芯のある打感
・遊びのない真面目なラケット
・実戦では結構きつい

<市場的評価:B>
・注目度は前作より大幅UP
・Twitter上でも購入者多数
・下半期はかなり落ち着いた

16×19の追加などもあり、若干扱いやすさが増したこともあって個人的評価はB。

テクニ40周年記念モデルにまさか2世代目が出るとは予想してませんでしたが、デザイン・性能・フィーリングの全てにおいて無駄がなく真面目なラケット

僕の実力では流石に使いこなせないですが、現市場ではかなり珍しいストイックなモデルです。

市場的な評価はBですが、前作がC〜D評価相当だったと思うので相当なジャンプアップだったと言えるでしょう。

HEAD BOOM
(1月発売)

head boom mp(ブーン・エムピー)の外観
head boom pro(ヘッド・ブーンプロ)のフェイス形状

・HEADの新シリーズが登場
・スペックは全4種類
・ボックス〜多角形のフレーム
・柔らかい打球感を実現

ヘッドから登場した新シリーズ:ブーン(BOOM)。

インスティンクトに変わるパワー系と目されていましたが、蓋を開けてみると柔らかい打球感にフォーカスしたモデルだったため、後継機とは言えない立ち位置。

これまでのラケットにはほとんど採用されたことのないミント系カラー(ティファニーブルー?)を取り入れたのも注目点。

個人的評価:C / 市場的評価:B

head boom の辛口批評

<個人的評価:C>
・黒塗り/MP/PROをインプレ
・打球感は柔らかい
・パワーもそこそこ
・個性や味を感じない

<市場的評価:B>
・カラーは女性に好評な傾向
・PRが上手くいっていない印象
・もっと売れても良いポテンシャル

個人的な評価はCと若干きびしめにつけていますが、正直大きな特徴や個性を感じることが出来なかったシリーズがBOOM。

打球感は柔らかくパワーもそこそこある、でもどれも突出はしておらず良く言えばバランス型、悪く言えば没個性

そもそも”You Got This”は何だったのか、どういう意味だったのか、BOOMのコンセプトは何だったのか・・・そういったもの全てがフワッとしたまま終わっているのもマイナスポイント。

一方でカラーリングは(特に)女性には好評で、そこも加味して市場的評価はBとしました。

色を見て興味を持ってくれる人はいるだけにもう少し売れても良いのかなとは思うものの、マーケティングとプロモーションはもう少し戦略的に行われても良かったのではと。

DUNLOP SX300 2022
(1月発売)

DUNLOP(ダンロップ)のSX300TOUR(ツアー)のシャフト・モデル名

・2世代目へとモデルチェンジ
・スピン特化がより明確に!
・ストリングピッチが広くなった
・フレームのRA値は68に上昇

ダンロップ名義になって2世代目となるSXシリーズ。

ストリングピッチの拡大、RAの変更、グロメット形状の変更など、スピンのための機能を本気で盛り込んだのが良く分かるラケットに仕上がっています。

個人的評価:B / 市場的評価:A

SX300の辛口批評

<個人的評価:B>
・無印/TOUR/LSをインプレ
・かなり扱いやすくなった
・形状はかなりクセ強い
・高弾道が分かりやすい

<市場的評価:A
・初動はなかなか良かった
・結果的にアエロと差別化
・新規組をさらに増やせるか

個人的な評価はBですが、前作が限りなくDに近い評価だったのでかなり使いやすくなったと感じました。

前作はしなりやすいフレーム+マス目の狭いパターンだったのが、RA68のカッチリフレーム+マス目の広いパターンへと大幅変更。

一般ユーザーが考えるスピンコンセプト=高弾道・高回転のボールを表現しやすいラケットになりました。

発売直後はバボラのアエロにかなり近づいたため、正直「じゃあアエロで良いよね」という感は否めませんでしたが・・・アエロ2022がしなやか+マス目が若干狭くなったことで、結果的に差がハッキリしました。

市場的には十分期待値を超えたと言えるのでAとさせて頂きました。

Wilson CLASH v2.0
(3月発売)

Wilson CLASH98v8(ウイルソン・クラッシュ98)の外観
Wilson CLASH98v8(ウイルソン・クラッシュ98)のシャフト

・2世代目へ変化
・基本的にはデザインの変更
・一部のスペックが変更
・16×20を採用されたスペックも

衝撃的な登場だった初代クラッシュから2代目へとモデルチェンジ。

基本的なスペックは継続になっていますが、一部の機種で16×20のストリングパターンを採用。

デザインも赤+黒の上品なデザインへと変更されました。

個人的評価:C / 市場的評価:D

clash v2の辛口批評

<個人的評価:C>
・98 v2をインプレ
・柔らかさもパワーも微妙
・敢えて選ぶ理由が薄い
・デザインは悪くない

<市場的評価:D
・身の回りでは見かけない
・初代と比べて寂しい状況
・初代のままで良い派も?

個人的な評価はCにしたのですが、正直言ってこのラケットをわざわざ選ぶ理由が見つかりませんでした。

別に柔らかくはないし、パワーが欲しければもっと使いやすいラケットはあるし・・・セールスポイントが分かりにくくなった印象。

他の方のインプレ動画を見ていても前作よりもパワフルになった(打感もちょい引き締まった?)というコメントも出ていて、実用性は上がったという面はあるかもしれません。

市場的には・・・ハッキリ言って初代のようなインパクトは全くなかったのでD評価としています。

2代目なので仕方ない部分はありますし、そもそもW社全体がイマイチだったこともありますが、あえてこれを選ぶ理由が見つけにくいなと思いました。

HEAD SPEED 2022
(3月発売)

head hawk touch
head hawk touch

・AUXETICをヨーク部分に搭載
・スペックやモールドは継続
・大きな変更点はなし

AUXETIC(オーセチック)をヨーク部分に採用し、フレームの安定性を高めるというコンセプトでモデルチェンジされたスピード。

前作G360+とは白黒が反転したようなデザインになっていて、前々作に近い印象になりました。

スペックやモールド自体はそのままなので、基本的にはAUXETIC搭載による違いがキーポイントになっているモデルです。

個人的評価:B / 市場的評価:A

スピードMPの辛口批評

<個人的評価:B>
・スペック的にはどストライク
・意外とカチッとしてない打感
・ショットが安定しなかった
・うまくハマらなかった1本

<市場的評価:A
・売り上げ的には文句なし
・安定した売り上げを獲得
・ラインナップがもう1歩
・ジョコモデルはこないの?

スペック的には求めるものが全て詰まったSPEED MPを購入したものの、フィットせずにメルカリ行き(笑)

個人的評価はBとしましたが、パワーとスピンのかけやすさは非常に優れているラケットだと思います・・・ただそれが安定して発揮出来ず、試合でのパフォーマンスが安定させらず。
(EZONE98が安定していただけに余計に)

ただ市場的には幅広い層に支持されており、オンコートでも非常に良く見かけるラケットだと思います。

極端には変えなかった事で前作からの乗り換え組は安心、新規組もトライしやすいというのが良かったのだと思います。

Prince ファントムグラファイト97 300g
(3月発売)

・PG97の300gが追加
・マット仕上げに変更

315g/305mmだったファントムグラファイト97に、追加スペックとして登場したこの300g/320mmのモデル。

モールドやストリングパターンなどは同じで重さ・バランスのみが変更され、デザイン面ではグロスだったのがマット仕上げへと変わっています。

個人的評価:A / 市場的評価:C

ファントムグラファイト97 300gの辛口批評

<個人的評価:A>
・普通に欲しいと感じた1本
・ロマンと実用性のバランス◎
・315gと比べても一長一短
・楽じゃないけどつらくもない

<市場的評価:C
・結局315gで良い気がする所も
・グロスじゃないのが残念
・97なら305g/315mmでは?
・100で欲しかったスペック

打つたびに「これ欲しい・・・」と物欲を刺激されたのがこのファントムグラファイト97 300gは個人的にA評価。

しなりが大きく乗っかる感触が味わえ、その上でスピン性能や振り抜きの良さも感じられる「ロマンと実用性のバランスが良いラケット」でした。

ただし315gの球の伸び感やグロス仕上げは魅力的ですし、どっちにしようか悩みそうなところ。

市場的にはC評価にしていますが、いまいちニーズとフィットしていない感が強いのが影響。

300g/320mmならグラファイト100の方が、97でやるなら305g/315mmの方が市場を意識したスペックだったのではないかと思います。

良いラケットなんですが、絶妙にかゆいところに手が届かない・・・といった印象。

Prince BEAST MAX
(4月発売)

・巨大なポートを搭載
・海外モデルを日本向けに改修
・個性の強い黄金スペック

海外モデルをベースに、日本市場向けにデザイン・仕様を改修したのがこのビーストマックス。

指が入るくらい大きなポートを搭載した事で、今までにないストリングの可動域、スナップバック、振り抜きの良さなどを引き出したラケットになっています。

個人的評価:B / 市場的評価:A

beast max の辛口批評

<個人的評価:B>
・おもちゃ的な楽しさがある
・ストリング動きまくり
・スピン量の調整幅が広い
・面白いプレーがしやすい

<市場的評価:A
・キワモノと思いきや好調
・スタテニでの愛用率も影響?
・同時期発売の3本の中では1番

個人的な評価はBなんですが、端的に表すなら「おもちゃみたいで楽しい」ラケットという感じでした。

めちゃめちゃ振り抜きは良いし、擦ってもめちゃめちゃスピンが掛かるので、必要以上に回転を掛けてアングルとかロブとか打ちたくなっちゃうのがこのラケット。

ただ同じボールを安定して打ち込むという点では少し難しさも感じたので、実戦よりは練習で楽しみたいタイプの1本かなと。

市場的にはA評価で、当初キワモノかなと思っていたのに想像以上の注目度を獲得。
同時期に発売となったPG97(300g)、ファントムF1と比べても、1番認知度が高いモデルになったのでは。

スタテニでの高い使用率、今も使われていることなども追い風になったと言えるかもしれまんね。

Prince PHANTOM F1
(4月発売)

・海外モデルを日本向けに改修
・ディンプルなど独自構造を採用
・18×18のストリングパターン

ビーストマックス同様、海外モデルを日本市場向けにデザイン変更・仕様変更をしたのがこのファントムF1。

フェイスにディンプル(くぼみ)を加えた独特な形状、18×18のストリングパターンを採用しており、非常に個性の強いラケットになっています。

個人的評価:D / 市場的評価:C

ファントムf1の辛口批評

<個人的評価:D>
・今年1,2を争う使いにくさ
・カチッとしたフィーリング
・全く使いこなせなかった
・デザインは良い

<市場的評価:C
・初動、注目度は意外と良い
・その後の継続力が厳しい
・ターゲット層が狭い

ファントムF1+ファントムプロというセッティングで打たせてもらったのですが、ハッキリ言って全く使いこなせなったですし、全くテニスになりませんでした(笑)

フラット系のショットで丁寧に打てばなんとか制御出来るものの、浅くなったボールに対してスピンを掛けてアプローチしようとするとバックフェンス直撃・・・など、自分の狙いと実際のショットの乖離が壊滅的なレベルでしたのでD評価としました。

市場的にはC評価で、自分が予想していたよりは注目度・反響度合いはあったかなと思います。

ただやはり相当癖が強い、スペック的にも尖っているモデルなので、継続的に売れ続けるのはかなり難しいように見えます。

Babolat PURE AERO 2022
(8月発売)

babolat pure aero 2022
babolat pure aero 2022のシャフト部分

・2022年最大の注目モデル
・RA値は69に引き下げ
・ストリングピッチはAPDと同じ

今年最大の注目作と言っても良いのがピュアアエロでしょう。

前作は2018年には発売されており、ユーザーとしては待ちに待ったモデルチェンジ。

RAは引き下げられ、300gはストリングピッチがアエロプロドライブ時代と同じに変更されています。

スピンコンセプトでアピールされてきたアエロですが、より競技者志向が強まったモデルになっています。

個人的評価:A / 市場的評価:A

ピュアアエロ2022の辛口批評

<個人的評価:A>
・オールラウンドに使いやい
・意外と弾き、飛びは抑えめ
・前作よりフィジカル要求される
・デザインは非常に良い

<市場的評価:A
・悪くはないが意外と伸びない
・乗り換え組が慎重な姿勢?
・期待値以上とは言えない印象

個人的評価はAで、スピンにこだわらなければオールラウンドに使いやすくなった競技者向け黄金スペックとして非常にまとまっていると感じました。

前作に比べると反発によるボールの飛びは抑えられており、重み+フィジカルでボールを飛ばす能力が求められるようになっています。

しかしハードヒット出来る(特に男性)プレイヤーからすれば、安心感・安定感が増したとも表現出来る仕上がり。

市場的にはA評価で、オンコートでも非常に多くの男性プレイヤーが使用しているのを見かけます。

初動は悪くないものの、乗り換えに対して慎重な前作ユーザーが多いのも事実かなと。

バボラは3年周期でのモデルチェンジが多いので、一旦売れ行きが落ち着いてからまた売れる・・・そんな流れもありそうな気がします。

ARTENGO TR960 Control Tour
(8月発売)

artengo tr960 control tour18x20の外観
artengo tr960 control tour18x20

・モンフィス使用モデル
・ピュアなボックス形状薄ラケ
・18×20と16×19の2スペック

2022年始めにモンフィスとの契約がニュースになったアルテンゴ。

ついに市販化されたTR960コントロールツアーは、基本的にモンフィスが実際に使用しているフレームと同じらしいとのこと。

オンラインで購入が可能になっているものの、長らく18×20は売り切れ状態となっています。

個人的評価:B / 市場的評価:B

artengo tr960 control tour の辛口批評

<個人的評価:B>
・意外と癖のない使用感
・普通にちゃんとしてる1本
・塗膜は頼りなく品質は△
・買うなら18×20でいいかも

<市場的評価:B
・とにかく在庫がない
・オンラインでしか購入できない
・モンフィスと同じなのは嬉しい
・約2.3万はお買い得感十分!

個人的な評価はBで、クセの少ない至って素直なフィーリングを味わえる数少ないラケットと感じました。

当然アシストに関しては望むべくもないのですが、それも含めてスペックから想像する通りのパフォーマンスを実現してくれているラケットだと思います。

最近のモデルは何かしらアシストのための素材・機構が付与されていることが多いので、ここまでシンプルで足し算の少ないラケットは貴重な存在。

市場的にはB評価で、発売以来入荷→即売り切れを繰り返し、いまなお在庫切れ継続中で入荷の目処が立っていない・・・という状態になっています。

必要とする人にちゃんと行き届く状態になって欲しいなと思うばかりです。

Wilson ULTRA v4.0
(9月発売)

Wilson ultra100 v4.0 (ウイルソン・ウルトラ100v4)のデザイン
Wilson ultra100 v4.0 (ウイルソン・ウルトラ100v4)

・4世代目へのフルモデルチェンジ
・モールドは完全に新規造形
・スペック、ラインナップは前作を踏襲
・カラーシフティングペイント

前作v3からモデルチェンジとなり、モールドなど完全に新規造形で生まれ変わったウルトラv4。

ゴツゴツと太ましい印象のあったv3から、スリムで上品・洗練された印象へと進化しています。

個人的評価:A / 市場的評価:A

ultra v4の辛口批評

<個人的評価:A>
・100をメインにテスト
・全体的に使いやすいモデル
・黄金スペックど真ん中な1本
・フルモデルチェンジの進化

<市場的評価:A
・想定外に注目度を獲得
・普通にちゃんと売れてる印象
・W社久々のスマッシュヒット

個人的な評価はAで、実際に使用すると”黄金スペックど真ん中”のラケットと感じました。

反発力をメインにパワーを引き出しやすく、操作も楽、打球感もカチッとした中に食いつきも感じられる・・・とにかくトータルとしての使いやすさが高評価。

ストリングセッティングが悩ましい部分はあるものの、幅広い人に使ってもらえるラケットだと思います。

市場的にもA評価で、色違い・限定色ばかりで食傷気味だったユーザーにとってはようやく希望の光(?)が差したという感じだったのではないでしょうか。

お世辞にもPRが強く行われている感じはありませんが、まだまだ売れて良いモデルかと思います。

なおULTRA TOUR v4に関してはバッチリ色変更のみでしたね・・・

Prince TOUR 2022
(9月発売)

プリンスツアー2023年モデル(Prince tour 2023)
プリンスツアー2023年モデル(Prince tour 2023)

・TOURにP.V.システムを搭載
・98を新規追加
・O3は310g→305gに変更
・スペックごとに異なる色
・グロス仕上げに変更

今作ではP.V.システムを搭載した事で減衰性を向上、98スペックの追加、一部モデルのスペック変更などが実施されました。

前作2020年モデルの白+黒デザインを継承しつつ、白基調+グロスデザインになったことでさらに高級感のある外観になっています。

個人的評価:B / 市場的評価:B

prince tour 2022の辛口批評

<個人的評価:B>
・全機種をインプレ実施
・前作より柔らかい印象
・クリア仕上げは◎
・性能的な変化は感じない

<市場的評価:B
・注目度はそこそこな印象
・強い決め手がないかも?
・前作から乗り換えるか悩む
・長く売るべきモデルでは

全スペックをテストさせて頂きましたが、個人的な評価はBとしています。

前作はボックス系と比較するとかなり弾く!ラウンド系と比べるとかなり掴む!という中間にいるラケットという感じでしたが、今回のTOURはもう少しホールド感が強くなったことで使用感はボックス寄りになった印象。

98も追加されたことで選択肢が広まったのもプラスポイント。

ただ前作と比べるた時に、積極的に乗り換えたいと思えるポイントが意外と少なく感じました。

市場的評価はBで、前作とほぼ同様のイメージ。

バランス型ラケットの宿命だと思いますが、なかなか初動が冴えないという傾向にあるかなと思います・・・こういうタイプのラケットは3-4年くらいの長いスパンで発売して、徐々に・強固な支持層を獲得するのが良いんじゃないかと思っています。

SNAUWAERT HI-TEN PRO98
(12月発売)

SNAUWAERT HI-TEN PRO98(スノワート・ハイテンプロ)のフレーム形状
SNAUWAERT HI-TEN PRO98(スノワート・ハイテンプロ)のフェイス形状

・ピュアなボックス系フレーム
・正面厚が場所によって違う
・305g/315mm/98平方インチ
・スノワートらしからぬラケット

スノワートから突如登場したボックス系ラケットがHI-TEN PRO98。

21mmのフラットビームですが、場所によってダイナミックに正面厚が変化していることでしなやかさとパワーを引き出しています。

個人的評価:B / 市場的評価:B

hi-ten pro98の辛口批評

<個人的評価:B>
・今年1番柔らかい打球感
・意外と実用性も持ってる
・しなやか系ボックスは◎
・ゆったり振った方が好き

<市場的評価:B
・他モデルよりも高い注目度
・ターゲットはピンポイント
・かなり嗜好性の高い1本
・情報量はかなり少ない

個人的な評価はBですが、実際打ってみると圧倒的に柔らかい打球感に驚かされました!

今年打った中では間違いなくNo.1の柔らかさ、これまでインプレしてきたラケットで考えても歴代TOP3には入るであろうレベル。

反発で飛ばす感じはほぼ皆無ですが、押して飛ばせるので意外とゆったり振っても辛さを感じにくいのも◎。

ターゲットとしてはしなやかさから生まれる押す感覚が欲しいベテラン世代、しなやかさに負けずにパワーを引き出せるパワーがある元気なプレイヤーの二つに別れると思います。

限定発売なので売り上げ本数などで見れば当然低い評価になるとは思いますが、これまでのスノワートとは明らかに違う注目度の高さを獲得しているのでB評価としました。

総括:2022年のトレンドは実用性・・・?

非常に長い記事となってしまいましたが楽しんで頂けましたでしょうか。

2022年は14シリーズをインプレしてきましたが、そのなかで感じた大きなトレンドとしては「実用性」でした。

EZONEは大筋では前作を踏襲しつつ、柔らかさとパワーをブラッシュアップ。
SXはパワーを引き出しやすくなり、その分をスピンで抑え込み易くなりました。
PURE AEROは前作のパワフルさ・強い引っかかりを若干抑え、強打をしても制御しやすいテイストに変化。
ULTRAv4もむやみにパワーを前面に押し出すのではなく、快適性などを向上。

各モデルに異なるコンセプトはあるものの、そこを一点突破してやる!というよりも基礎をしっかり固めた上で求める性能を引き出していこう・・・と感じるモデルが多かったように思います。

来年はどんなトレンドが生まれるのか、しっかり体感して記事にしていきたいと思います。

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